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斎藤工の”妊娠”姿に、街ゆく人が二度見!?上野樹里は感情の変化を丁寧に表現:ヒヤマケンタロウの妊娠

ドラマ

テレ東

2021.11.14

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仕事第一優先でプレイボーイな男性が"妊娠"したら? 男女逆転による戸惑いやギャップを通じて、現代社会の問題をコミカルに描くドラマ「ヒヤマケンタロウの妊娠」を、テレビ東京とNetflixの共同で企画・製作し、2022年から全世界で配信。11月9日(火)・10日(水)に行われたイベント「Netflix Festival Japan 2021」内で、キャストの斎藤工、上野樹里、箱田優子監督によるトークショーを開催した。

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舞台は、男性が妊娠・出産するようになった世界。突然、妊娠してしまう主人公・桧山健太郎を演じる斎藤は、男性妊娠をテーマにした映画としてジャック・ドゥミ監督の『モン・パリ』やアーノルド・シュワルツェネッガー主演の『ジュニア』などをあげながら、「この作品は現代にアジャストしたものになっていて、社会派でありながら娯楽性をすごく感じました。この軽やかさがあれば、本当の意味での問題提起になるんじゃないかな」と、映画通ならではの見解を。

"妊娠"という実体験が不可能な役柄ながら、お腹が大きくなっていくフォルム、重みも忠実に作られ、「行動する時の重心が変わってきて、自分が大事にするコアの部分がお腹になってくる感覚。妊娠した時にそれまでの日常がちょっとずつ変化するという疑似体験をさせていただきました」と斎藤。「自分のフォルムが変わることで、心境も変わっていきました」と、演じるうちに自分の中に命を宿すという感覚を得たという。

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原作の坂井恵理の同名コミックでは数名の女性キャラクター登場する中、本作では原作の後半に登場する姉御肌の強気な女性・亜季をヒロインとして描く。亜季を演じる上野は、「今の時代、どういうヒロインだったら皆さんに共感して観ていただけるのか? 監督が何度も脚本を練り直していく中、途中から私も加えていただき、強気なところだけではなく繊細な部分などいろんな要素を足しながら、リアリティを出していきました」と、脚本の段階から参加。「命の誕生や温かみ、命を宿すことでそれぞれが成長していくところを軽やかに楽しんでいただけるタッチになっていると思います」と手応えを。


フリーのライターとして仕事にまい進してきた亜季は、桧山の妊娠によって、自分の人生も変わらざるを得ない状況に。「結婚とか自分が親になることを全然想像していなかった亜季は、どう受け止めていいか分からなくて。強気な亜季が健太郎を傷付けたり、傷付いたりする中で、自分が親という存在に対して固定観念を持っていたことに気付かされながら、亜季も成長していきます」。上野は、亜季の繊細な感情を表現している。

箱田監督は本作に込めた思いを。「妊娠という思いがけない出来事が起こった時、それまで自分が正しいと思っていたこと、守りたいと思っていたことが揺らいでしまうのではないか。それは誰にでも起こりうる。2人の悪戦苦闘する姿を観て、"もしかしたら固定概念に囚われていたのは自分なんじゃないか"と気付き、自分の可能性を広げるような作品になったら素敵だなと思います」と語った。

撮影現場も、革新的な作品にふさわしくキャストとスタッフの熱気にあふれていたそう。新たなアイデアや指摘が出る度に話し合い、じっくりと時間をかけて作り上げた作品に、「常にクリエイティブだなと感じた現場でした」と上野。斎藤は、妊娠中の姿でのロケで街行く人に二度見され、「"不摂生で太ったんじゃないか?"という視線をいただきました(笑)」と"妊夫"役ならではのエピソードを披露して笑いを誘った。

また、妊娠でそれまでの人生が変わった桧山のように、「人生のターニングポイントは?」 との質問も。役者として仕事がない時に映画のコラムを書いていたという斎藤は、「映画を紹介するには自分がクリエイションしてからだと思い、そこから映画を作るようになりました」と、映画制作に携わるようになったきっかけを。

15歳で上京した上野は、当時はなかなか学校に通えず劣等感を抱えたり、母が亡くなり辛い思いもしたものの、「でも、その時に東京に来たおかげで、今の自分があると思います」と、苦労した時期が自分の転機になったと明かした。

最後に、"撮影現場に託児所を設ける"というプロジェクトを計画していた際に本作と出会ったという斎藤は、本作との出会いは"必然"と感じたそうで「この作品を通じて議論や、誰かにとっての"必然"が生まれることを心から願っております」とメッセージを送った。

(取材・文/伊沢晶子)

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Netflixオリジナルシリーズ『ヒヤマケンタロウの妊娠』
原作:坂井恵理『ヒヤマケンタロウの妊娠』(講談社「BE LOVE KC」所載)
監督:箱田優子、菊地健雄
脚本:山田能龍、岨手由貴子、天野千尋
出演: 斎藤工、上野樹里、筒井真理子、岩松 了、高橋和也、リリー・フランキー
エグゼクティブ・プロデューサー:高橋信一(Netflix コンテンツ・アクイジション部門マネージャー)
プロデューサー:間宮由玲子(テレビ東京) 太田勇(テレビ東京) 平林勉(AOI Pro.)
製作:Netflix
企画・制作:テレビ東京
制作協力:AOI Pro.
配信:2022年、Netflixにて全世界同時独占配信
Netflix作品ページ】ヒヤマケンタロウの妊娠

※このページの掲載内容は、更新当時の情報です。

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