桐山照史「このポジションは絶対に譲りたくない!」ゲキカラな刺激を受ける相手は?

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超激辛グルメコメディが帰ってきた! 2年ぶりの続編、木ドラ24「ゲキカラドウ2」(毎週木曜深夜24時30分)に挑む、主演・桐山照史さん(ジャニーズWEST)にインタビュー。桐山さん演じる主人公、飲料メーカー「ロンロン」営業促進室の社員・猿川健太が“激辛道=ゲキカラドウ”に目覚めて2年、新たな“刺激的な日々”が待ち受けていた!

食べっぷりもパワーアップ


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――前作から約2年、待望の声に応えてシーズン2が実現しましたね。

「昨年、ジャニーズWESTでフェスに参加した時、ミュージシャンの方に『あ、ゲキカラドウの人だ!』と言われたりして、作品名で認知してもらえているのはすごいことだなと、反響の大きさを感じています。

前作のクランクアップで『パート2をやりたいです!』と言ったら、プロデューサーさんが『絶対に叶えるから!』とおっしゃってくれて。あの“男の約束”を守ってくれたんだと感激しています。撮影が始まって、ビールを飲むシーンで『あ~、猿川の飲み方だね!』とカメラマンさんに言われた時に、“戻ってきたんだな”と改めてうれしくなりました。このまま3、4シリーズと続いていけたらと欲が出てきました(笑)。“桐山といえば『ゲキカラドウ』”と言われるくらいまで成長できたらいいなと思います」

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――シーズン2でパワーアップしたところは?

「撮影始まって、久しぶりに『ロンロン』営業促進室の皆さんの食べっぷりを見て『うわっ、うまそうやな! 早く食べたいわ~』って思いました。食べっぷりはバージョンアップしているかもしれません。

あと、全体的にコメディ要素が増えました。森田甘路くんと僕の会話が漫才しているような感じになっていて。ある回では、森田くんが僕を“モノマネ”で、しかも“違う名前”で呼ぶんですが、本番で急にやるから素でビックリしました。頭もはたかれたんですが、突然だったからいいリアクションをしてると思います(笑)」

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――「ロンロン」営業促進室のメンバーとして新たに加わった、同僚・小野寺美優役の土村芳さん、後輩・鴨下晃役の福本大晴さん(Aぇ! Group/関西ジャニーズJr.)の印象は?

「土村さんは、とても気さくな方で役柄にピッタリな方だと思います。大晴は、僕が関西ジャニーズJr.の時代から一緒に切磋琢磨して頑張っていた子です。小さいながらにしっかりした子だなというイメージでしたね」

――猿川が後輩の晃に教育するシーンもありますが、桐山さんが後輩に教育や指導をする際に心がけていることはありますか?

「僕が後輩を教育するように見えます?(笑) ほとんどないですが、今回、大晴は連続ドラマのレギュラー出演が初めてだったようで『いろいろ教えてください』と言われて、カメラに対する立ち位置とか、その場で必要なことを教えたことはありましたが…。基本は『まずは好きなようにやってみな』だけです」

――撮影中の思い出深いエピソードは?

「大晴は辛いものは好きだけど食べたら汗が止まらなくなる体質みたいで。役的には激辛を食べるシーンは少ないんですが、僕らが食べているのを見ると食べたくなるようで、カメラの回ってないところで勝手に食べて勝手に汗まみれになってメイクさんに迷惑をかける…っていう事件がありまして。一時的に“激辛勝手に食べるの禁止令”が出ていました(笑)」

桐山さんオススメ激辛調味料


――桐山さんはプライベートでも激辛好きなんですよね。

「好きです。家にも辛い味料を必ずストックしています」

――前作のクランクアップ後、セットにあった激辛タレを持ち帰ったとおっしゃっていましたよね。それ以降“桐山選抜激辛ラインナップ”に加わった調味料はありますか?

「九州の『大魔王』が加わりました。今の僕の家にある中で一番辛い調味料で、これに出会ってからリピートしています。これ以上ないという辛さで、味も美味しい。我が家はキッチンに調味料入れがありますが、大魔王だけは常に使う一軍選手なのでリビングのテーブルに置いてあります」

――そんな激辛好きの桐山さんが、シーズン2の撮影で食べた中で「これは!」と印象に残っている料理は?

「つけ麺屋さんが好みで、撮影後すでにプライベートで行きました(笑)。他のお店にも、ジャニーズWESTのライブの時にメンバーみんなで行ったり、ある回に出てくる“魚の激辛沸騰旨煮”も美味しくて、現場のランチで何度かデリバリーしたりしました。しっかり満喫してますね(笑)。どうやらキャスト陣の中では僕が一番辛いもの好きだなと感じてます。WESTメンバーと食事している時も、みんなは『めっちゃ辛い!』と言っているのに、僕は何も感じなかったりして。辛さを感じない舌になっちゃってるのかもしれないです(笑)」

――まさに“ゲキカラドウ”を究めていますね。

「こんな僕なので『“ゲキカラドウ“と相性がいい』と、自信を持って言えます。このポジションは絶対に譲りたくない! 父親が『孤独のグルメ』(テレビ東京系)が大好きで、一緒に見て育っているので、『ゲキカラドウ』もあんな風に長く愛される作品になれたらいいなと思ってます。猿川が室長になるくらいまでは続けたいですね」

――激辛以外で今の桐山さんに刺激を与えてくれるものはありますか?

「WESTのメンバーですね。グループとしてバラエティをやらせてもらっている他に、個々でも舞台やドラマなどで忙しく活動してるのを見ると刺激を受けます。自分が仕事を終えて、他のメンバーがまだ仕事をしているのがわかると『俺ももっと頑張らんとあかんな』って気持ちになるし。いつも刺激をくれる人たちです」

――ゲキカラドウもかなり究めている桐山さんですが、これからもっと究めたい「〇〇ドウ」は?

「今、タブレットで絵を描くことにハマっていて、イラストの力をつけたいと思っています。これまでもWESTのペンライトをデザインさせてもらったりして興味はあったんですが、もっともっと究めたい。なので、“イラストドウ”でしょうか」

桐山さん主演、木ドラ24「ゲキカラドウ2」(毎週木曜深夜24時30分)第1話は?

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第1話
二年前「ロンロン」大阪本社にいた猿川健太(桐山照史)は、実力を認められ東京支社・営業促進室に異動し今やエースとして働いている。そんなある日、社長の息子・鴨下晃(福本大晴)が営業促進室に配属され猿川は教育係になる。早速、晃と一緒にホットヨガのスタジオへ営業に行くが上手くいかず追い返されてしまう。
さらに、晃の態度に我慢ができず猿川は苛立ちをみせてしまい…。翌日、営業促進室のメンバーで晃の歓迎会が開かれる。そこで猿川は谷岡(平田満)からある言葉を言われ…

【プロフィール】
桐山照史(きりやま・あきと)
1989年8月31日生まれ。大阪府出身。2014年4月「ええじゃないか」でデビューしたジャニーズWESTのメンバー。関西ジャニーズJr.時代から、「ごくせん 第3シリーズ」(日本テレビ系)などドラマや映画に出演。2021年1月期放送の「ゲキカラドウ」(テレビ東京系)で初の連ドラ単独主演を務め、ドラマ「逃亡医F」(日本テレビ系)、舞台「赤シャツ」(2021年)などにも出演。「ヒルナンデス!」(日本テレビ系)レギュラーなどバラエティでも活躍。

(取材・文/伏見香織)
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