「善徳女王」登場人物を大解剖!“ピダム中毒”が続出したキム・ナムギルの魅力

テレ東では、毎週月曜~金曜 朝8時15分から、韓流プレミア「善徳女王」(主演:イ・ヨウォン 全62話)を放送中!
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演技派俳優イ・ヨウォン×コ・ヒョンジョンが夢の共演! 新羅時代、初の女性君主となった善徳女王=トンマン(イ・ヨウォン)の波乱に満ちた人生と、宮廷内外で展開される陰謀…愛、友情、権力闘争を描いた緊迫感あふれるサクセスストーリー。
「宮廷女官チャングムの誓い」の脚本家キム・ヨンヒョンと、名作映画「JSA」の原作を執筆したパク・サンヨンが共同でシナリオを担当。演出には、「朱蒙」「イ・サン」のキム・グンホンと、「ニューハート」のパク・ホンギュンが参加。歴史的事実とフィクションを融合し、宮廷内の緊迫した対立や迫力ある戦闘シーン、登場人物たちの繊細な心理描写を描くことに成功し、見応えのある作品になっている。

【STORY】
新羅、百済、高句麗が勢力を競っていた7世紀。第24代王のチヌン王が治める新羅では、王の側室にしてエリート集団・花郎(ファラン)を牛耳るミシルが王妃の座を狙っていた。チヌン王は天命が尽きる前に「後継者は孫のペクチョンだ」と言い残すが、ミシルは王の次男に「私を王妃にしたら遺言を変えてあげる」と脅迫する。
美貌と色仕掛けで王を操る妖女ミシルは、チンピョン王の妃マヤを亡き者にしようとするが失敗。妃は双子の姉妹を出産するが「双子を産むと王族の男子が絶える」との言い伝えにより、妹のトンマンは侍女のソファに託される。ソファに娘として育てられたトンマンはたくましい少女に成長する。
一方、聡明に育った姉チョンミョンは、秘かにミシルへ反撃の機会を狙っていた。その後、2人の王女は運命に導かれるように出会う。
妖艶な悪女・ミシルを演じたコ・ヒョンジョンのカリスマ性が話題に!

主人公・善徳女王(トンマン)を演じたイ・ヨウォンは、1997年に俳優デビュー。話題のドラマ「外科医 ポン・ダルヒ」や「BAD LOVE〜愛に溺れて〜」(主演:クォン・サンウ)に出演する中、その人気を不動のものとしたのが「善徳女王」だった。
彼女が演じたトンマンは新羅王国初の女性王で、出生の秘密を抱えながらも多くの困難を乗り越え、リーダーとして成長する強い女性。イ・ヨウォンは、知恵と勇気を持ち、常に冷静さを失わないトンマンの魅力を見事に表現し、視聴者に深い感動を与えた。
トンマンが自身の正体を明かし、王位を巡る権力闘争に立ち向かう場面では、決意と強さを巧みに表現。ミシル(コ・ヒョンジョン)との対決においては、冷静な知恵とリーダーシップを発揮する様を熱演。さらに、トンマンが国を守るために立ち上がるシーンでは、内面の葛藤がリアルに伝わる名演を見せている。トンマンはただの英雄ではなく、人間味あふれるキャラクターとして描かれ、イ・ヨウォンの演技に共感する声が続出した。

また、本作が大ヒットしたもう一つの要因が、妖艶な悪女・ミシルを演じたコ・ヒョンジョンのカリスマ的な存在だ。ミシルは新羅王国の権力を狙う野心的で冷酷な女性。
コ・ヒョンジョンは、ミシルの冷徹さと権力欲だけでなく、その背後にある孤独や人間らしい弱さをも表現し、「愛とは全てを惜しみなく奪い取ること」「全てを知るのはミシルだけでいいのです」など、数々の名言を生み出した。
コ・ヒョンジョンは、1995年のドラマ「砂時計」で権力に翻弄される女性役を演じ、一躍人気女優に。同年、韓国の財閥「新世界グループ」創業者の孫、チョン・ヨンジン氏と結婚し、一時は芸能界を引退するが、2児をもうけた後の2003年に離婚。この試練を乗り越え、2005年に「春の日」で復帰した彼女は、複雑な人間関係に苦しむ主人公を演じ、高く評価された。現在も韓国を代表する俳優として、多くの作品に出演している。
魅力的な悪役!「ピダム中毒」を巻き起こしたキム・ナムギル
さらに本作で見逃せないのが、「花郎F4」の存在だ。花郎は新羅王国の精鋭武士たちで、彼らの華やかなビジュアルと個性豊かなキャラクターが、物語に彩りを添えている。
特に、「花郎F4」として注目を集めた4人のキャラクター、キム・ユシン(オム・テウン)、ビダム(キム・ナムギル)、アルチョン(イ・スンヒョ)、ウォルヤ(チュ・サンウク)は、異なる個性と魅力を持ち、俳優たちの卓越した演技が光る。

オム・テウンが演じたキム・ユシンは、冷静な判断力と強いリーダーシップを持つ名将で、トンマンへの深い忠誠心を抱く人物。彼はトンマンの右腕として信頼と絆を築き、その関係は単なる主従を超えた特別なものに。オム・テウンは、ユシンの葛藤やトンマンへの揺るぎない信頼を表現し、キャラクターの多面性を際立たせている。
イ・スンヒョが演じるアルチョンは、誠実で真面目な戦士。強い信念と優しさを併せ持つ。チュ・サンウクが演じるウォルヤは、百済からの亡命貴族。冷徹さを持つ人物だが、チュ・サンウクは彼が成長していく過程をリアルに演じ、この12年後「太宗イ・バンウォン」で主演に抜てきされた。

キム・ナムギルが演じたビダムは、天真爛漫で複雑な内面を持つキャラクターとして圧倒的な人気に! 隠し子のビダムは、母・ミシルへの複雑な感情を抱えながらも、トンマンに対して特別な愛情を持つ人物。この愛情は単なる恋愛にとどまらず、彼の生き方や選択に大きな影響を与え、物語の緊張感を一層高めている。2人の関係はドラマの核心となる要素であり、視聴者に強烈なインパクトを残した。

放送当時、本国では「カリスマ的でミステリアスな魅力を持つビダム」としてキム・ナムギルの演技が絶賛された。彼が演じるビダムは“魅力的な悪役”として話題になり、多くの女性ファンの心をつかんだ。

序盤で、トンマン&チョンミョンの幼少期を演じたナム・ジヒョンとシン・セギョンの名演技も、物語に引き込まれる大きな要因となっている。2人の王女がそれぞれの運命に直面しながらも、姉妹の絆を大切にする姿を巧みに表現し、視聴者が応援したくなるキャラクターに仕上げた。
人間ドラマに加え、迫力満点の戦闘シーン、新羅時代の宮廷を忠実に再現した美しい衣装やセットなど、見どころが尽きない歴史大作。王位継承を巡る複雑な人間関係や、友情、愛情、信念、裏切りが絡み合う展開の連続で、一度見たらきっと目が離せなくなるはずだ。
(文/斉藤和美)
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