【1分で分かる韓国ドラマ「トンイ」】実力派俳優たちの人間味あふれる魅力

テレ東では、毎週月曜~金曜 朝8時15分より、韓流プレミア「トンイ」(主演:ハン・ヒョジュ、全60話)を放送中!
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舞台は17世紀後半、朝鮮王朝時代。厳しい身分制度の下、最下層の賤民の娘として生まれたトンイ(ハン・ヒョジュ)が、数々の困難を乗り越えて王・粛宗(チ・ジニ)の側室となり、やがて英祖(第21代王)の生母にまで上り詰める激動の人生を描く。
実在した粛宗の側室・淑嬪崔氏(トンイ)の生涯を大胆にドラマ化した本作では、身分の壁を自らの意志で打ち破っていく彼女の姿が感動を呼ぶ。
本作を手がけたのは、韓国時代劇の名匠イ・ビョンフン監督と脚本家キム・イヨンの黄金タッグ。「宮廷女官チャングムの誓い」「イ・サン」「馬医」など、数々の名作を生み出してきた2人が、トンイの波乱に満ちた生涯を重厚な人間ドラマに。
厳しい身分制度や宮廷内の権力争い、時にぶつかり合い、時に支え合う人間関係が、巧みな脚本と丁寧な演出によって、繊細かつ力強く描かれる。
歴史考証に裏打ちされた美しい映像や宮廷音楽、韓服の華やかな色彩など、目を奪われるような要素も満載で、「韓国時代劇の真骨頂」と呼ぶにふさわしい仕上がりになっている。
【STORY】

最下層の身分から朝鮮王朝第19代王・粛宗(チ・ジニ)の側室となり、後の第21代王・英祖の生母となったトンイ(ハン・ヒョジュ)の一代記。
朝鮮王朝の最も派閥闘争の激しかった時代を背景に、粛宗を巡るロマンス、女性同士の権力争い、そして英祖の成長過程を交えながら、ドラマチックに描いていく。
トンイ(キム・ユジョン/トンイ少女時代)は、ある日を境に父と兄が濡れ衣を着せられて亡くなるという過酷な境遇に追い込まれた。トンイは、父と兄の無罪を証明しようと、2人が巻き込まれた事件の真相を確かめるために、宮廷で下働きを始めるが…。
物語に深みと躍動感を与える4人の俳優たち

ハン・ヒョジュ演じるトンイは、まるでそこに実在しているかのよう。苦境の中でも光を見失わないトンイを、ヒョジュが自然体の芝居と確固たる存在感で浮かび上がらせる。
恋にときめく初々しさから母としての温かさまで、揺れる心情を細やかに演じ、その行く末を見守りたくなるような余韻を残す。
2005年のデビュー以来、「華麗なる遺産」で国民的ブレイクを果たし、映画「監視者たち」、ドラマ「W-君と僕の世界-」などのヒット作に出演。近年も、超能力アクション「ムービング」や、小栗旬と共演したNetflix「匿名の恋人たち」など、ジャンルを問わず国際的に活躍している。
日本語の勉強も長年続けており、映画「MIRACLE デビクロくんの恋と魔法」や「太陽は動かない」に出演。語学力に加え、ファンイベントでピアノやギターを披露するなど、多才な才能を備えている。
また、多忙な撮影の合間を縫い、誕生日には地域団体を通じて寄付やボランティアに取り組むなど、“感謝の気持ちを行動で返す”姿勢も魅力の一つ。
飾らない明るい人柄で共演者やスタッフからも親しまれ、その人間味と確かな演技力で、トンイというヒロイン像に深い説得力を与えている。

粛宗役、チ・ジニの安定感も特筆ものだ。聡明でダンディ、時にお忍びで市井に繰り出す型破りな君主・粛宗を、カリスマ性と人情味を併せ持つ印象深い人物に仕立て上げている。王としての威厳ある振る舞いと、一人の男性としてトンイに向ける優しい眼差し…そんなギャップを巧みに表現することに成功した。
チ・ジニは、大ヒット作「宮廷女官チャングムの誓い」で誠実な護衛武士を演じて注目を集め、現代劇「ミスティ~愛の真実~」ではミステリアスな夫役、日本のドラマをリメイクした「最後から二番目の恋~beautiful days」のチャーミングな公務員役など、幅広い役柄で魅了。
近年は「家いっぱいの愛」で、事業に失敗し、離婚した元妻に11年ぶりに復縁を迫る男性をユーモラスに演じて話題を呼んだ。
誠実な人柄も知られており、ブレイク期の2004年には、デビュー前、自身がカメラマンのアシスタントとして活動していた際の同僚(一般女性)と結婚。その決断は周囲を驚かせたが、一本気な愛妻家ぶりは、俳優仲間からも一目置かれている。
撮影現場でも穏やかで真摯な姿勢を貫き、“頼れるベテラン紳士”としてスタッフや共演者に信頼されている。

チャン・オクチョン役のイ・ソヨンは、毅然とした気高さと秘めた野心が同居する“宿命のライバル”を鮮やかに表現。
序盤はトンイが憧れるほど聡明な女性として描かれるが、やがて権力への欲望が彼女を変え、トンイと対立する運命となる。
イ・ソヨンは、ペ・ヨンジュン主演の映画「スキャンダル」で挑んだ大胆な役どころで注目を集め、ハン・ヒョジュと共演した「春のワルツ」や、復讐劇「天使の誘惑」でヒロインを務めるなど、清楚な女性から妖艶な悪女まで多彩な役柄を演じてきた。
近年は、主演作「ミス・モンテクリスト」で同時間帯視聴率1位を記録し、“復讐劇の女王”としての地位を確立している。
私生活では2015年に結婚し、約2年半で離婚した過去も。リアリティー番組「私たち結婚しました シーズン4」などにも出演し、明るく親しみやすいキャラクターでファンとの交流も大切にしている。

そして、トンイを陰ながら支える幼なじみの護衛武士チャ・チョンス役を演じるのが、ペ・スビンだ。チョンスは幼い頃からトンイの兄のような存在で、命懸けで彼女を守り抜く忠義と情愛の人。その剣さばきと包容力でも魅了する。
ペ・スビンは、2002年に中国ドラマで俳優デビュー後、「朱蒙」「風の絵師」「トンイ」といった数々の時代劇で重要な役どころを務め、渋みのある演技で視聴者に愛されてきた。
現代劇でも活躍。「華麗なる遺産」ではハン・ヒョジュと共演し、好青年役で存在感を発揮。近年は、ミステリー群像劇「優雅な友達」などで円熟味のある演技を披露し、2021年、「恋慕」で11年ぶりに時代劇に復帰して話題を呼んだ。
柔らかな物腰と誠実な人柄で安心感をもたらすペ・スビン。私生活では2013年に結婚して2児の父となるも、離婚。家庭でもさまざまな節目を経験している。
現場では“縁の下の力持ち”として周囲を支える存在として知られ、その姿勢は、チョンスとも重なるようだ。
朝鮮王朝史上、最も美しいシンデレラストーリー
宮廷ミステリーとしてのスリルと感動、そして複雑に絡み合う人間模様。「トンイ」は、史実を土台にしながらも、緻密なドラマ性で物語の世界へと引き込む。
トンイとチャン・オクチョンの対立に潜む女たちのプライド、粛宗とのロマンスに込められた絆と葛藤、師や仲間との心のつながり、そして民の声に耳を傾けるヒロインの信念と優しさ…それぞれが丹念に描かれ、深い余韻を残す。
身分の低さゆえに理不尽な試練に晒されながらも、持ち前の聡明さで道を切り開くトンイ。彼女がいかに学び、幾多の困難を乗り越え、“王の母”として、そして一人の女性として成長していくのか――。朝鮮王朝史上、最も美しいシンデレラストーリーの真髄を、今こそ味わってほしい。
(文/斉藤和美)
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