神木隆之介がサプライズで登場!「TXQという大好きな作品に携われたことが、本当に幸せでした」

TXQ FICTION「神木隆之介」は、今年3月にテレ東にて放送されたTXQ FICTION第5弾。監督は「フェイクドキュメンタリーQ」の寺内康太郎が務め、プロデューサーとして大森時生(テレビ東京)、「ミッシング・チャイルド・ビデオテープ」の近藤亮太、「ゾゾゾ」「フェイクドキュメンタリーQ」の皆口大地が参加。そして、主演を神木隆之介が務め、放送後はもちろん、放送前からも大きな話題となりました。

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そしてこの度、大森時生プロデューサーが企画を務める劇場映画『遺愛』が6月19日(金)公開を直前に控えた6月1日より、TXQ FICTION第1弾~4弾の「イシナガキクエを探しています」「飯沼一家に謝罪します」「魔法少女山田」「UFO山」を含める全シリーズ、初の劇場上映イベントを池袋HUMAXシネマズにて実施いたしました。

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11日(木)上映の「神木隆之介」には、寺内監督とプロデューサー大森も駆けつけ、上映後に舞台挨拶を実施。さらに、会場にはサプライズゲストとして主演の神木隆之介も登壇しました。

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TXQ FICTION「神木隆之介」は、神木が本人役として出演し、10歳で姿を消した子役“てるちゃん”の足跡を追うフェイクドキュメンタリー。もともとTXQシリーズの大ファンだったと明かした神木は、シリーズへの出演は「夢でした」と告白した。

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神木は、本作について他の撮影現場のスタッフから反響をもらうことも多かったという。第1話では大森のもとを訪ねる神木の様子が映し出されているが、神木は「“どこまでがフィクションで、どこまでが本当なの?”とよく聞かれました。その説明がすごく難しくて。僕から大森さんに、“お話を伺いたいので、お会いしたい”と言ったのは本当のこと。それすらも嘘に見えてしまう」と苦笑い。大森は「1話の冒頭は、再現ドラマに近いところがある」とうなずきながら、神木とフェイクドキュメンタリーを撮影していることに「“神木さんと演技している”という気持ちになった。緊張した」とのこと。神木が「すごいなと思った。(テイクを重ねても)毎回、本当に“初めまして”という演技をされていた」と大森の演技を称えると、大森は「実家でこの間、“神木さんに演技を褒められた”という話をしました」と家族に自慢したとご満悦の表情を浮かべて、会場の笑いを誘っていた。

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本作において、本人役としてフェイクドキュメンタリーに初出演を果たした神木。撮影について、「緊張しました」と回顧。「本人役というのが、どうしゃべっていいのかなと。どこまで普通でいいのか、なにかやった方がいいのか」と悩んだと語り、「自分で改めて放送を観た時に、“普通にしゃべっているな”と自然に見えるような感覚を一番大事にしたいと思っていた。飾らずにしゃべらせていただいた」と打ち明けた。もちろん台本はあるものの、打ち合わせで話した自分の意見や感想も加えながら作り上げていったという。「最初の打ち合わせで、大森さんと寺内さんに“僕は、フェイクドキュメンタリーに出ている役者さんのお芝居が最高峰だと思っています”とお話させていただいて。それも内容に組み込んでいただいた」と制作過程を振り返りながら、「“限りなく嘘をついていない、嘘の物語”という印象」と本作を表現していた。

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寺内監督は、「カメラがあるのに、素を出すことの難しさ。それは、ちゃんと芝居ができる上でのお話」とフェイクドキュメンタリーを演じきった神木の演技を大絶賛。「ものすごくデッサンを描くのがうまい人が、抽象画を描けるみたいな。ピカソのようなこと」と惚れ惚れとすると、大きく首を縦に動かして同意する観客の姿も見受けられた。同業者から「あれは芝居しているのか?」と聞かれたという神木は、「“していないよ”と、返していました。“これは物語だ”と思ってはいけないなと思っていた。自分が本当に“てるちゃん”を追っているという一心でやっていました」と力強くコメント。台本を読んで今後の展開がわかっていながら、“わかっていない神木隆之介”を演じるという「難しさを痛感しました」としみじみと話していた。

またティーチインのコーナーも設けられ、シリーズのファンが集まった会場から、本作ならではの作品構造やフィクションとのラインなど、次々と濃密な質問があがった。

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クライマックスの涙の意味について問われる一幕もあったが、神木は「2パターン、撮った」とエピソードを公開。寺内監督は「神木さんが、“てるちゃん”の想いを背負っている」、大森プロデューサーは「脚本の段階では、“泣いている”、“真顔で見ている”、“笑っている”などいろいろなパターンがあった。最終的に、当日の神木さんを見て、泣いているのが一番“そうだろう”と納得できた」と解説した。その場で実際に動いてみた感覚を大事にしながら、“これはおかしいだろう”、“本当だったらこうするだろう”とディスカッションしてリアリティを追求していく現場だったと声を揃えた3人。大森プロデューサーは「それがフェイクドキュメンタリーの面白いところ」と充実感を口にしていた。

1話では神木がなにかに強く足を引っ張られてバランスを崩すシーンがあるが、神木は「ピアノ線で寺内さんが引っ張っている」と裏話を披露して、これには会場も大笑い。続いて大森プロデューサーが「引っ張られる演技は、一発でOKだった」と伝えるなど、貴重なトークに大盛り上がりとなったこの日。最後に寺内監督は、「今後、大森プロデューサーが手がけた『遺愛』という映画もあります。そちらもよろしくお願いします」と6月19日(金)から公開となる、呪いを新たな視点かつ斬新な解釈で描く“恐怖”映画『遺愛』についてアピール。

「お邪魔しました」と頭を下げた神木は、「TXQというもともと大好きな作品に携われたことが、本当に幸せでした」と改めて喜びをにじませた。「最初は皆さんに受け入れていただけるのかどうか、作っている時も、放送されている時も、大好きなシリーズだからこそすごく不安でした」と吐露しつつ、本作を鑑賞した観客と初めて対峙する機会を得て「皆さんと直接コミュニケーションを取ることができて、質問や拍手をいただいたり、リアクションを感じられたのも初めて。改めてひと安心というか、携われてよかったなと思いました」と感激しきり。「僕らも『神木隆之介』という作品を、まだまだ育てきれていない状態だと思う。もっともっと、皆さんに育てていただけるような作品になったらいいなと思っています」と願いを込めながら「皆さんと同じように、僕も次のTXQの作品をすごく楽しみにしています。皆さんと一緒に見守らせていただきます」とファン心をあふれさせ、会場から大きな拍手を浴びていた。

なおTXQ FICTION「神木隆之介」は、6月15日(月)18時からも同劇場にて上映予定です。

大森時生プロデューサーが企画を務める、映画『遺愛』は6月19日(金)に公開。鬼才・酒井善三監督とタッグを組み、主演に山下リオを迎えた、呪いを新たな視点かつ斬新な解釈で描く“恐怖”映画。

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家族への慈愛に満ちた介護が、徐々に不穏さと違和感をまとい、やがて恐怖へと変貌していく――ただ怖ろしいだけではない、“現世に遺(のこ)された愛”の本当の姿とは?「愛と呪いの物語」にも是非ご期待ください。
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