エンタメ
テレ東
売れっ子から懐かしのスターまで、芸能人が驚きの近況を報告する「じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告」。
4月26日(木)の放送では、知られざる業界裏側SPをお送りしました。
つらい思いをするのは被害者だけではなかった......
最初にお話を聞かせてくれたのは、事件を起こしてしまった加害者の家族をサポートする活動を行っている阿部恭子さん。実際に、阿部さんの元にやって来た加害者家族の例を教えてくれました。夫が逮捕された際に、自宅から押収されたもの、事件とは関係ないはずの奥さんへの事情聴取の内容などを知り、一同は驚愕。さらにその家族は、被害者への示談金や弁護士費用などで必要になった500万円以上を消費者金融や親族から借金することになってしまったそう。
さらに、殺人を犯してしまった男性に残された家族の一例についても。自宅の周りには報道陣が押し寄せ、子供は学校では「殺人犯の子供」として差別を受け、その後、引っ越し・転校をしても、インターネットで自宅や本名を晒されてしまい、嫌がらせを受けてしまうのだといいます。
加害者家族はひどい嫌がらせをされても「こうされても仕方がない」と思ってしまい、受け入れてしまうことがほとんどだそう。
風俗業界にはびこる脱税の実態とは?
続いて、お話を聞かせてくれたのは、税理士・松本崇宏さん。松本さんは、風俗業の経営者やそこで働く女性を顧客としている風俗専門の税理士さん。全国を股にかけ、性風俗店だけではなくクラブやキャバクラも対象に多くの顧客を持っているそう。そんな松本さんが、風俗業に多い脱税の実態を暴露してくれました。
松本さんの経験から、7割のお店は売り上げを申告せず、残りの3割は売り上げを実際より小さく申告していると見込んでいると語ってくれました。現金での支払いがほとんどの風俗業では、売り上げの証拠が残りにくいことが脱税の原因にもなるようです。脱税が発覚して5億円支払わなければいけなくなったお店もあるのだとか......。
さらに脱税の問題は、お店の経営者だけではなく、そこで働く従業員にも。脱税が発覚しそうになり、松本さんの元に相談にきたキャバクラ嬢のエピソードを教えてくれました。そのキャバクラ嬢が働くお店に税務調査が入り、「きちんと税金を払っていないお店」ということが発覚。すでに店を辞めた人も含めて従業員たちにも調査が入ることに。「もうすぐ結婚するので、相手に知られたくない」と言われたそうですが、店が脱税をしていたことを知らなかったとしても、納税に関する知識を持っていなかったキャバクラ嬢にも非があるということになってしまうのです。
また、松本さんは国税局が脱税を見抜く方法についても暴露。テレビやSNSなど、儲かっていることが明らかにわかるメディアは必ずチェックしているようです。
神奈川で1番売れたキャバ嬢が登場!
続いて、キャバクラ嬢・千奈津さんが登場。千奈津さんは、横浜のキャバクラに勤める神奈川No.1のキャバ嬢です。2週間の売り上げを競う「P-1グランプリ」にて2年連続優勝している実力者。なんと、優勝したときの売り上げは、2週間で1700万円! 1本50万円のシャンパンを20本使ったシャンパンタワー(総額1000万円)の写真も公開してくれます。次元が違う世界の話に一同は困惑......。
また、千奈津さんは、いくつかの事業を行っているという極太客から、高級外車をプレゼントされたエピソードも語ります。
そんな千奈津さんに恋愛事情についてもお聞きしました。お客さんともお付き合いしたことがあるとのこと。恋人になっても、お客さんとしてお店に来てくれるようで、そのときは彼氏じゃないフリをするそう。キャバクラ嬢として働いていると、職場以外で男性と出会う機会はなかなかないようです。
番組では、ほかにも芸能リポーターや現役弁護士も登場し、知られざる業界の裏側を大暴露! 今回の「じっくり聞いタロウ」は、現在「ネットもテレ東」で限定配信中です。