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街の人に声をかけ、その家にお邪魔する「家、ついて行ってイイですか?(明け方)」。5月21日(月)の放送では、西日暮里駅で出会った日野原さんのおうちにお邪魔しました。
次の日の朝は6時起きだという日野原さんですが、快く撮影を快諾してくれました。おうちでは奥様のえつこさんが出迎えてくれます。
1Kのお部屋には、日野原さんがかつて通っていたラーメン店や居酒屋が閉店したときにもらってきたというのれんやちょうちん、さらに公衆電話として使われていた赤電話などが飾ってありました。赤電話は今でも現役。
隣のお部屋の壁には、若かりし日野原さんたちの写真が。出会った頃に行った旅行での1枚なのだそう。
寝室にはスキージャンプ・高梨沙羅選手の応援旗や日の丸がありました。この日の丸は、今年行なわれたピョンチャンオリンピックに行った際にもらったものなのだとか。平昌ではジャンプのほかにカーリングも観戦し、生「そだね〜」を聞けたようです。
月1回は夫婦で出かけ、海外には20カ国以上も行っているそう。ドイツのベルリンの壁が崩壊する直前に、群衆が壁を壊しているところを見に行ったことも。さらに、まだソ連だった頃のロシアにも行った経験があるといいます。
北朝鮮にまで観光へ行ったこともあるとか。「怖いというイメージがあるが、そこに鬼が住んでいるわけではなく、うちらと変わらない人が住んでいる」と、日野原さんは自分の目で見た北朝鮮の様子を話してくれました。
夫婦で色々なところへ旅行をし、人生を精一杯楽しんでいるのには、日野原さんが30歳の頃にがんを患ったことが関係しています。結婚2年目で訪れた悲劇に、当時は「もしかしたらこのまま病院で退院できずに......」と良くない想像をして不安になってしまったという日野原さん。
しかしその頃のえつこさんは、「自分が働かなくては」と決意し、悲しんでばかりではいなかったといいます。
「幸いにも、今58歳になった。生かしてもらえているので、楽しまなきゃ損」という日野原さんに、「十分楽しく生きているから大丈夫」と答えるえつこさん。ケンカもなく2人で仲良く過ごし、スポーツ観戦や旅行を変わらずに続けていたら、いつの間にか結婚30年経っていたのだといいます。
酔っていた日野原さんは、ポロっと「人生で1番の幸せは、うちの嫁さんと出会えて結婚できたこと」と本音をこぼします。2人の今後の夢を聞くと、えつこさんが「2人で老人ホームに行けるように宝くじが当たるといいね」と答えてくれました。いつまでも夫婦仲良く、たくさんの素敵な世界を見て周ってくださいね!
この放送は、現在「ネットもテレ東」で配信中です。ぜひチェックしてみてください!