音楽をあきらめきれずに離婚! 昼は清掃員として働く元レコ大新人賞歌手:家、ついて行ってイイですか?(明け方)
街の人に声をかけ、その家にお邪魔する「家、ついて行ってイイですか?(明け方)」。5月28日(月)の放送では、新橋駅で出会った和泉容さんのおうちにお邪魔しました。

和泉さんは、かつて"Be-B"という名義で歌手をしており、今はハードロック流しとして活動しています。80年代のハードロックをメインに、リクエストすればなんでも歌ってくれるそう。流しとは別に、昼間は女子寮の清掃員のお仕事もしているといいます。

家賃13万円の神楽坂のお部屋にお住まいの和泉さん。ここに住居を決めた理由は、楽器の演奏がOKだという点だそう。それでも念のため、段ボールで防音を徹底していました。
和泉さんは、お部屋の中でもライブに備えてヒールの高い靴を履いていたり、ギターを持つ姿を確認できるように全身鏡の前で練習していたりと、日頃から音楽に対して高い意識を持って生活しているようです。

お客さんを喜ばせるために、8ヶ国語を勉強しているという和泉さん。ロシア語・ドイツ語・フランス語・中国語・イタリア語・スペイン語の歌を披露してくれました。子どもの頃から歌うことが大好きで、クラスの文集にも「歌手になる」と書いていたと話します。

和泉さんは、1994年にBe-Bとして『真夏の愛YAI YAI!』でデビューし、同年『憧夢〜夢に向かって』でレコード大賞新人賞を受賞しました。さらに、オリコン最高10位の売上を誇ったことで、ゴールドディスク大賞も受賞。当時は、ドラマ・CM・アニメなどの主題歌を多く担当する、売れっ子歌手だったようです。しかし、そのようなタイアップ用の曲の作り方が、和泉さんには合っていなかったそう。

当時のPVが残っているといい、ビデオを見せてくれました。はじめは「映像は恥ずかしい」と照れながら見ていた和泉さんですが、レコ大受賞曲のPVを見ていると当時の頑張っていた気持ちを思い出して思わず涙。

当時は事務所から「恋愛禁止」と言われ、和泉さんもそれを受け入れていましたが、デビューの翌年からさらに売れるアーティストを推すようになり、和泉さんのことを放置し始めたといいます。
CDバブルだった90年代、どんどんライバル歌手が登場し、和泉さんのスケジュールは突如真っ白に。「売れる曲」を歌い続けることで、音楽の周りを取り巻く「仕事」がわかるようになった和泉さん。商業的な音楽をやり続ける自分に違和感を感じますが、辞めて田舎に帰ることも、改めて音楽を始めることもできない状態に。そこで当時の交際相手に「面倒みてあげるよ」と言ってもらったことで、歌手を引退して結婚することにしたそう。

5年ほど普通の結婚生活を送った和泉さんでしたが、歌を我慢していることをそのうち後悔すると思い、離婚して今に至るといいます。
テレビに出ていた歌手時代とは違い、全てのことを自分でしなければいけない今の音楽活動。それでも少しずつ慣れてきて、やりたい音楽ができている今は「超幸せだと思います」と語る和泉さん。昔のファンも来てくれるそうで、「歌を聞いて元気になった」と言って喜んでもらえるのが嬉しいそう。最後に和泉さんは、これからの夢について「おばあちゃんになってもシャウトするつもりで歌い続けます」と話してくれました。
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