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タイ王朝を起源とする伝統の技で、1本のナイフから生み出される「果物彫刻」。その濃淡が生む鮮やかなアートの世界を「フルーツカービング」と呼ぶ。タイのレストランでは普通に見られるフルーツカービング。お弁当に使える簡単カービングから学べるとあり、主婦の間でも、今話題のアートとなっている。
「我こそはフルーツカービング王だ!」という猛者たちが集うのが6月24日に放送される「TVチャンピオン極~KIWAMI~」(BSジャパン:毎週日曜夜9時、テレビ東京系:毎週土曜午前10時30分~ ※1週遅れで放送)。4人のスゴ技を持った挑戦者たちが、見る者を圧倒する壮絶な技を連発し、美しいフルーツカービングの頂点を目指して競い合う。
ここで「フルーツカービング王」を目指す挑戦者をご紹介!
「栃木のフルカビ女王」石川幸子
国内外の大会や本場タイでのカービング大会でも数々の栄冠を手にした実力者。「万が一負けたらカービングを辞めるくらいの覚悟で挑め」と息子さんに言われての出場。
「飾り彫り包丁人」関口裕樹
今回唯一の男性挑戦者。フルーツカービングを始めたきっかけはTVチャンピオン「包丁細工選手権」。本職はこの道15年の和食の板前。
「ユニーク彫刻家」片山美耶
ハロウィンの巨大カボチャのカービングや石鹸をカービングしたキャラクターなど個性溢れるオリジナル作品を得意とする。独特の発想力が特徴。
「タイのカービング姫」ナタヤー・パヤラート
曾祖母の手ほどきを受け、6歳からカービングナイフを手にする。タイの最も大きいフルーツカービングコンテストでは2年連続女王賞を受賞。
美と技の競演!フルーツが芸術に大変身
セミファイナルは「花鳥風月カービング三番勝負」。メロン、野菜、スイカという3種の材料でそれぞれテーマに沿った作品を作る。第1戦目、ハネージュメロンを使用する作品のテーマは「ハート」。それぞれがハートをモチーフにした作品を作り出していく。その美しく立体的なデザイン、完成度の高さにビックリ! 勝負は、第2戦目「野菜でフラワー対決」、第3戦目「スイカカービング 生き物」へと進み、その合計得点でファイナル進出者が決定する。
さまざまな野菜を使い、実などを彫ることで見えてくる色のグラデーションや、動きがでるように丸みを再現したりと、予想もつかぬ独創的な世界が展開され、その極技にアイクが思わず叫んでしまうシーンも!
三番勝負を勝ち抜いた上位2名が、ファイナルの「HAPPY WEDDING! カービング創作勝負」に進出。1ヶ月後に結婚式を挙げる一般女性のために、披露宴のウェルカムスペースをフルーツカービングで作る。ファイナル進出者の2人は、競技前に花嫁さんのエピソードや希望をヒアリング。どんなウェルカムスペースを生み出すのか。そして、激戦を勝ち抜き、見事「フルーツカービング王」に輝くのはどの挑戦者か!
次回、7月1日(日)放送は、これぞハイカロリー料理の祭典! 脂にまみれる!「デブ飯料理人選手権」をお届けします。どうぞお楽しみに。