余命1年...YOUの人生最後の親子旅行に密着:YOUは何しに日本へ?

2018.09.17

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日本を訪れる外国人たちを、駅や空港で勝手にお出迎えしてアポなしインタビュー! そのまま密着取材を行なう「YOUは何しに日本へ?」(毎週月曜夜6時55分~)。今回は「YOUの最高の人生の見つけ方SP」ということで、成田国際空港で突撃取材を敢行。果たしてどんなYOUたちと出会えるのか!?


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声をかけたのは、アメリカはフィラデルフィアに住むブレット・ロバーツさん。長男のフェリックス君と、友人のマリリンさんの3人で日本を旅するという。やってきた理由は、ひとつは11歳になった息子が、誕生日のプレゼント旅行に日本を選んだから。そしてもうひとつは、自分が動けるうちにどこへでも連れて行くと息子に約束したから。聞けば、YOUはステージ4のがんで余命1年。元気そうに見えても、実は7年前から結腸がんを患い、今も抗がん剤治療を続けているそう。日本を選んだのは、「妖怪ウォッチが好きだから」と答えるフェリックス君の横で、YOUは「私の最後の旅行が日本でハッピーだよ」とにっこり。この親子愛に打たれ、18日間の旅行に密着決定!


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翌朝ホテルを訪ねると、下の階に貴重品バッグを忘れたと言って、あわてて探しに行くYOUの姿が。マリリンさんは、「これは彼の状態が悪くなってきているから」と指摘。がん治療の影響で、記憶力が低下したというのだ。見つからずに戻ってきたYOUだが、結局バッグは部屋で発見された。


さて、気を取り直して一行がまず向かったのは池袋。ポケモン好きのフェリックス君の希望で、サンシャインシティのポケモンセンターへ。2時間後、YOUの体調を優先し、ホテルに帰ってひと休み。ベッドにダイブし、「やったぞ、最初の1日を乗り切った!」とガッツポーズのYOUの横で、フェリックス君は買ってもらった11311円分のポケモングッズをザーッと広げ、ご満悦。


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3日目、3人に少しずつ話を聞かせてもらった。
まずは家族ぐるみの友人で、今回は親子のサポート役を務めるマリリンさん。もしもYOUに何かあった時、11歳のフェリックス君がどうなるのかが心配で、万が一に備えて来日したそう。


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次に長男のフェリックス君。実は5年前に両親が別居してから母親と暮らしていて、YOUに会うのは週3回。彼は、病気になる前のYOUを覚えていないという。物心ついたときには、すでにYOUはがんと闘っていたのだ。「僕は父さんの病気を受け入れることができた」と前向きに父を見守っている。


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最後にYOU。彼は、医師からこの旅を反対されたと明かす。実は、がんはすでに肺と胃にも転移している危険な状態。最初の手術後から毎年余命1年と言われ続け、すでに7年。もはや旅のチャンスは逃したくなかった。


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6日目、京都へ移動のはずが、東京駅でYOUの体調が急変。急きょ取材が中止に...。
7日目の朝、回復したと聞いたスタッフがホテルを訪問。するとYOUから、取材中に万が一の事が起こっても、撮影を続けてほしいとの申し出があった。


親子は二条城を見学に出かけるが、この日は最高気温が39.1℃という猛暑。熱中症を避けるため、大事を取ってホテルへとんぼ返り。代わってマリリンさんがフェリックス君を観光に連れ出し、回転寿司や四条河原を満喫。夜は復活したYOUと合流し、YOUは25年ぶり、フェリックス君は人生初となる焼肉ディナーへ! 焼肉が気に入ったフェリックス君は、コース3人分の7割の肉をペロリ。口いっぱいにほおばり、「父よりウエストが10㎝も太い!」と自慢する息子の姿を見て、YOUは本当に幸せそう。


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11日目の夜、少し酔ったせいか、YOUは強力な鎮痛剤オキシコドンの常用を初めて告白。それでも癒えない痛みに耐えながら薬を飲むのは、すべて息子ためだとオトコ泣き。「けれど、この取材が息子の良い経験になっていると感じてハッピーな気持ちになると、痛みもやわらぐんだ...」と泣ける言葉が。


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12日目は、家族ぐるみの友人に会うため、長野県松本市へ。駅を出ると、父親の25年来の親友・犬飼さんが「ウェルカ~ム」とお出迎え。祭礼の山車(松本深志舞台)引きなどを初体験した後、犬飼ファミリーが料亭・深志楼で歓迎会を開いてくれた。22年前、YOUがアメリカに来た犬飼一家を案内した思い出話や、犬飼さんからの激励、当時長女・陽子さんにYOUが抱いた淡い恋心を暴露され、会は大盛り上がり。まるで本当の家族みたい!


15日目は、犬飼さんの案内で、避暑地の上高地を満喫。穂高連峰の絶景に感激した翌日は再び東京へ...。見送りにきてくれた犬飼さん一家とハグを交わし、いつまでも別れを惜しんでいた。


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親子水入らずにしてあげようと、マリリンさんは1日早く帰国。2人は2回目のサンシャインシティや2回目の焼肉へ。日本最後の夜を迎え、ベッドの上で語り合う親子。何のための旅だったのかを2人で考え、YOUは「これが一緒にする最後の旅なら、誇りに思う」と息子に伝えた。


密着18日目となる帰国の日。途中でYOUがかなり心配な場面に何度か遭遇した。だが、多くの人に支えられ、病と闘いながら人生最後の長旅を乗り切ったYOU。息子と正面から向き合い、想いも伝えられた最高の3週間だった。これにて、感動的な親子旅の密着終了!


その後、帰国したYOUから「アメリカに来るときは訪ねて欲しい」という温かいメッセージが届き、スタッフも大喜び。辛いときも前向きでいる大切さ、そして親子の絆を見せてくれてありがとう!

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