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【配信終了日:2月12日(火)】動画はこちら
街の人に声をかけその家にお邪魔する「家、ついて行ってイイですか?(明け方)」(毎週月曜深夜 4時放送)。2月4日(月)放送では、恵比寿で出会ったりささん・さおりさん姉妹のおうちにお邪魔しました。
間もなく引っ越しするという2人のお部屋。4日後には部屋を出るとのことですが、まだ荷造りは段ボール2箱しかできていない状態...。姉のりささんは、もうすぐ航空会社でCAとして働くことが決まっており、妹のさおりさんは現在スタイリストの仕事をしています。
台所から立派な箱入りの包丁が出てきました。これは、りささんが寿司職人に弟子入りしていたときのもの。「マツエクをやめることができなくていつも怒られていた」というギャル寿司職人だったりささん。海外で働きたいという思いがあり、「技術を身につけて世界中で働けるように」と寿司職人の世界に飛び込みました。西麻布にある1人3万円ほどはするという高級店で修行をしたそう。
さおりさんは、人気女性誌『CanCam』の紙面で活躍するスタイリスト。『CanCam』はずっと好きな雑誌で、「どうにか関わりたい」と思いからはじめは読者モデルになったさおりさん。そのうち、「雑誌の制作側になりたい」「ファッションが好き」という考えが募り、編集部でのアルバイトを経て、スタイリストとしてデビューしました。
さおりさんがスタイリストになったきっかけの1つは、2人の父親が3年前に亡くなったこと。脳のがんを患い自分のことを自分でできなくなった父親と、そのお世話をする母親を助けるため、当時薬品会社に勤めていたりささんとさおりさんは、介護休暇を取って長期間実家に帰っていました。
最期は自宅で看取ったそうですが、入院中は寂しがる父親のことを考えて、家族交代で病院に泊まり、片時もお父さんを1人にしないようにしていたそうです。
当時はもちろん大変なこともあったようですが、「何よりお父さんと一緒にいられたから楽しかった」と話すさおりさん。一番つらかったのはお父さんの病気がわかったときで、「もう今までのお父さんとは話すことができない」と思うと涙が止まらなかったと振り返ります。
2人の両親は航空会社に勤めていたそう。母親は美人CAだったそうで、最後の家族旅行の際に父親がつぶやいた「お前もああなってほしかった」という言葉から、りささんもCAを目指すことに。
さおりさんも、航空会社で楽しみながら仕事をする父親の姿を見て、「絶対やりたいことやらなあかん」と思うようになり、色々なことに挑戦するようになりました。
病気が判明する2ヶ月前に父親がくれた誕生日のお手紙を、さおりさんは今でも大切に持っていました。しんどいことがあったら読んでいるそう。父親からの言葉を読み上げていると、隣でりささんが大号泣。大好きなお父さんのことを思い出し、たくさん涙を流す夜になってしまいました。
父親が病床で自分に向けて「がんばれ」と言ってくれている動画を、面接の前などに見て自分を励ましていたというりささん。天国にいるお父さんも、きっと2人の活躍を喜んでいるはず。まずはお引っ越しの準備、頑張ってくださいね!
この放送は、現在「ネットもテレ東」で配信中です。ぜひチェックしてみてください!