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板垣龍佑アナウンサー「初めて競馬の実況の練習をしたとき『これはマズイな...』と衝撃を受けました」

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2019.10.19 アナウンサーパーク

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テレビ東京「アナウンサーパーク」とテレ東プラスによる連動企画「アナウンサーインタビュー」。今回は『ウイニング競馬』(毎週土曜午後3時)やスポーツ実況を担当する、入社10年目の板垣龍佑アナウンサーが登場。10月からリニューアルした『自慢したい人がいます~拝啓ひねくれ3様~』(毎週土曜夜10時30分)のナレーションも担当している。

「アナウンス部内でも、私はあまり自分のことを語らないんですよ...(笑)」とのっけからミステリアスな雰囲気を醸し出しつつ、専門分野であるスポーツ実況やナレーションの話題では熱い男気を見せる板垣アナ。そしてさらに、お子さんのお話ではイクメンな一面も...。板垣アナの魅力溢れるインタビューの模様をあますことなくお届けします!

逸見政孝さんが私のヒーローでした


──まずは板垣アナがアナウンサーを目指したきっかけから教えてください。

「遡ると小学生の頃です。アナウンサーの逸見政孝さんが私のヒーローでした。そもそもクラスで前に出て発表したり、言葉で遊んで人を笑わせたりするのが好きで、その時にテレビで衝撃を受けたのが逸見さんとダウンタウンさんでした。小学校の卒業文集の"将来の夢"のところに『逸見政孝さんのようなアナウンサーかダウンタウンのようなお笑い芸人になりたい』と、すごく両極端なことを書いていて(笑)」


──振り幅が広いですね!

「逸見さんは、真面目な顔でニュースを読む時もあれば、バラエティ番組にも出演されていて、言葉の選び方や話の作り方で人を楽しませているのがめちゃくちゃカッコよかったんです。でも、ご自身のがんを告白する会見を開かれたのは、当時とても衝撃的でした。その後、私は中高生になり、思春期を迎え、将来の夢とかちょっと忘れかけていましたが、就職活動がスタートした時"そういえばアナウンサー..."と思い出したんです。そこからは挑戦挑戦の毎日で、今に至ります」


──仙台放送を経てテレビ東京に入社。現在は、主にスポーツ実況をメインにご担当されています。

「スポーツ実況でも、どちらかと言えばややマイナーな競技の実況が好きです。実況は大変ですけど、それ以上に面白いのでとても手応えがあります。野球やサッカーはこれまでにたくさんの方が実況をされてきたので、ある程度形があると思います。でも、いわゆるメジャースポーツではない競技は、初めて見る人が多いかもしれないし、実況を担当した人も少ないから、自分で料理しやすい、やりがいがあるんですよ。"どうしたらこの競技の面白さやルールをわかりやすく伝えられるかな?"と考えるのが楽しいんですよね」


──実況する際は、もちろん事前に知識をたっぷり入れる必要がありますよね。

「モットーのひとつに、仙台時代に尊敬していた先輩に言われた『100準備して10出しなさい』という言葉があります。なので私は事前にしっかりと準備をする派です。来年開催される『東京オリンピック』も、何らかの形で関わることができるといいですね」

──オリンピックはマイナー競技が日の目を見る絶好のチャンスですよね。そこで人気に火がついて競技人口が増えたりすることもあります。

「そうですね。私の実況で、少しでも競技を広げていくお手伝いができればいいなと思います。座右の銘は『世のため、人のため、競技のため』なので、見ている人のためにも、競技の未来のためにもなればいいなと思っています」

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データやAI化が進む中、それでもまだ計り知れないのが競馬の世界


──板垣アナは『ウイニング競馬』の実況も担当されています。競馬の実況ができたら一人前!とよく耳にしますが...。

「競馬実況は特殊ですね。テレビ東京に入社して初めて、競馬実況を担当することになりましたが、本当に衝撃でした。"これはマズイな..."と(笑)。やっと馬の名前と勝負服を覚えても、何せスピードが速いし、いざ双眼鏡越しに見たら全く出てこない...。とにかく"やるしかない!"と一心不乱に練習を重ねました。そうすると不思議なんですけど、脳の中に新しい回路ができるんです」


──競馬用の回路ですか?

「まさにそれ! それです! その回路が出来上がってくると、自然と馬の名前も覚え方のコツもわかってくるし、言葉では説明しがたいのですが、頭の中に新たなシナプスができる...という感覚でしょうか」


──板垣さんから見た、競馬の魅力とは?

「これだけデータやAI化が進む中で、それでもまだ計り知れないのが競馬。野球やバスケットなど、どんなスポーツもデータが重要視されてきていますが、競馬だけはどんなにデータが揃っていても、百発百中、完璧には当てられない、と思っています。馬が何を考えてるのかわかるといいんですけど(笑)」


──馬と喋れるようになりたいですよね。

「プロになると馬の声がわかる、という噂もありますが...(笑)。月並みかもしれないですけど『ウイニング競馬』の面白いところは、大久保洋吉先生という名調教師がこれまで長いキャリアで培ってきた予想がありながら、ジャングルポケット斉藤(慎二)さんのような、とんでもないところからワンチャンスを狙う方もいる。そして、キャプテン渡辺さんは、独自の視点でちょっと本命から外してきたり...」


──それぞれとても個性がありますよね。

「競馬記者さんは、美浦や栗東のトレーニングセンターで実際に馬を見ている。その目や取材で得た情報を元にされていますし、元ジョッキーの吉沢宗一さんは騎手ならではの目線で馬について語ってくれます。競馬って本当にいろんな見方があるんですよね」

──素朴な疑問ですが、板垣さんご自身も実際に馬券を購入されるのでしょうか?

「担当をすることになった当初は避けていましたが、最近は...(笑)。実況に感情が入ってしまわないように、朝イチで購入してそっとポケットに忍ばせています。ちなみに私の場合はデータ重視ですね。過去のレースを調べたりして馬の調子を確認することが多いです」

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出勤前、息子を自転車に乗せて出かけることも...


──プライベートのことも少しお聞きします。「アナウンサーパーク」のプロフィールに「フクロウを肩にのせて歩きたい!」と記載されていましたが、いったいあれは...(笑)。

「フクロウが大好きなんです。特にアフリカオオコハズクが好きで、あのまん丸の目に吸い込まれてしまいます」


announcer_20191019_04.jpg▲フクロウのバッジを見せてくれた板垣アナ キュートすぎます!

「ただしフクロウをペットとして飼うには、餌がネズミやウズラなど肉食なので大変なんですよ。今は家に子どももいるので飼うことができないんですけど、老後は肩にフクロウをのせながら犬の散歩をするのが夢ですね。あと、プライベートといえば、子どもを育てる環境のことを考えて、去年の秋、海の近くに引っ越しをしたんですよ。せっかく海の近くに住んでいるんだから...ということでサーフィンを始めました」


──お子さんのために移住! ステキです。テレ東のアナウンス部にはイクメンが多いという噂を耳にしました。

「イクメンと言えるほどではありませんが、2歳半になる息子が1人いて、彼はとにかくおにぎりが大好きなので、出勤前に自転車に乗せて、近所にあるおにぎり屋さんに連れていくことはあります。海辺に引っ越したことで出勤時間は1時間半と長くなりましたが、こういう時間が大切だなと感じています」


──最後に板垣アナの今後の展望について教えてください。

「先ほども少しお話しましたが、まずは来年の『東京オリンピック』で、実況という形で関わりたいですね。実況という分野はアナウンサーの専門分野、他に凌駕されない領域だと信じているので、さらに掘り続けていきたいです。そして、実況と同じくらい好きなのがナレーションです。ディレクターさんが精魂込めて作り上げたVTRに最後に命を吹き込むのがナレーション。これまで、自分のナレーションがメインになる番組を持ったことはなかったんですけど、10月からリニューアルした『自慢したい人がいます~拝啓ひねくれ3様~』(毎週土曜夜10時30分)のナレーションを担当させて頂けることになりました。番組をより面白く興味持っていただけるように、ばっちりとハマるナレーションを追究していきたいです」


──そのために心がけていることは?

「自分がこうしたい、という気持ちよりディレクターさんの思想を第一にしています。VTRに美しく馴染み、番組をご覧になっていた視聴者の方が"ナレーションは誰がやっていたんだろう?"と気になって最後のエンドロールで確認してもらえるような感じというか...」

──たしかにドキュメンタリー番組を見ていて「ナレーションは誰がやってるんだろう?」とエンドロールで確認することはよくあります。

「エンドロールを見ていただいて、"このナレーター、局アナだったんだ!"と少し驚かれるような存在になれたらいいですね。難しいこともたくさんありますが、アナウンサーとして、この先もずっと職人であり続けたいです」

ana_20191020_12.JPGスポーツ実況とナレーションのお仕事について熱く語ってくれた板垣アナ。テレビ東京のスポーツ中継に今後も注目! そして「東京オリンピック」での活躍も楽しみにしています。ありがとうございました!

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