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街の人への何気ないインタビュー映像をきっかけに、笑福亭鶴瓶とゲストがよもやま話を展開するトークバラエティ「チマタの噺」(毎週火曜深夜0時12分~)。12月26日(木)の放送は、「たけし噺2019」と題し、ビートたけしをゲストに迎えて鶴瓶と2人で今年の出来事を語り尽くしてもらいました。【配信終了日:1月7日(火)】動画はこちら
今年波紋を呼んだ、「桜を見る会」に何度か呼ばれたことがあるというたけし。
「あんなインチキ臭い会はないよ。桜を見るって名目で安倍首相が地元の権力者やタレント呼んで、みんなで安倍首相と写真撮ったりなんかして。サクラがサクラ呼んでサクラやってるだけだけ」とバッサリ。
「でもいちばんかわいそうなのは、桜と同じ色着ちゃった林家ペー」とたけしが言うと、スタジオは笑いに包まれます。
「選挙の時に力を入れてくれる地元の権力者達を招待して、高級ホテルに泊まらせて、ちょこっと講演会なんかして。その金が税金から出てるんだよ。それで招待客の資料を廃棄しちゃったなんて、嘘。今どきコンピューターに入れて管理してるんだから、絶対どこかにあるに決まってる。あるけど出さないだけ」という考察に、鶴瓶も完全同意。
「森友学園問題の時と同じで、野党も責めてるけど途中で尻すぼみ。安倍首相夫人についてはどう思います?」と鶴瓶が尋ねると「あれはダメ。安倍首相夫人と鳩山さんのカミさん、あの2人はどうにもなんないよ。色んなところの会長に挨拶なんかして、だいぶ搔き回しちゃってるよ。安倍さんが文句言わなきゃダメだけど、怒れないんだろうなぁ。安倍さんは野党になったばかりの頃、よく俺の番組に来たよ。その時の与党がどんどん酷くなって、景気も落ち込んでって、"同じダメなら自民党がいいや"っていう理由で皆が投票して、結果こうなった。野党の力が無いと言うか、もう期待できなくなっちゃったんだよね」と持論を展開します。
話題は、全日本テコンドー協会トップである金原昇(元)会長による協会の運営が独裁的だとして、一部の現役理事や選手などが反発を起こし、世間を騒然とさせた問題について。
しかし、たけしは全日本テコンドー協会がニュースになる数年前から金原会長に目を付けていて、金原会長の顔をプリントしたTシャツを作っていたことが爆笑問題・太田光の暴露によって判明。
「何で誰も注目してない5年も前から、金原会長のことを知ってたの?」と驚く鶴瓶に、「2014年に、テコンドー協会が公益法人認定を返上して、一般社団法人にする騒動があったんだよ。それを主導していたのが金原会長。そのニュース見た時に笑っちゃって、所ジョージと一緒にTシャツ作った。そのままだどマズイから、一応ちょびヒゲ生やしたりなんかして。そしたら世の中の流れが追いついて来た。騒動の時、金原さんを自分の番組に呼んだりしたけど、爆笑問題の太田は生放送に呼びやがった。俺が先に目を付けたのに!」と悔しそうに語るたけし。
「金原さんは強面だけど、喋りが結構上手い。昔出してたプロフィール写真は、今のよりだいぶ頭が後退してるんだよ。でも、最近の頭はコレでしょ?よくスーパーの店頭なんかでやってる包丁の実演販売で、本物のマグロは高くて切るの勿体ないから、代わりにスポンジ切ったりする。それみたいに、頭にスポンジ乗せてスパッと包丁で切ったような髪型」と好き放題に外見をイジると「もう落ち着きなはれ、そこは!」と鶴瓶からツッコミが。
しかし「ボクシングの山根明〈元)会長も昔は凄い気迫だったけど、最近は人生相談に乗る仕事したりなんかして、少し小物感が出てきちゃった。金原さんはもっと大陸的で、石垣島のヤクザみたい(笑)」と尚もイジリをやめないたけしに、鶴瓶は「いい加減にしなさい!」とタジタジなのでした。
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