死傷者は年間3000人以上! 時速60キロで走り、1トンの力で噛む最恐生物カバとの戦い:世界を救え!サムライバスターズ

2019.12.25

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ハチ、イノシシ、ワニなど"最恐生物"の被害でSOSを叫ぶ世界の人々のために"日本の駆除の達人たち=サムライバスターズ"が、独自の技術を武器に立ち向かうドキュメントバラエティの第5弾「世界を救え!サムライバスターズ5~最恐生物一斉討伐スペシャル!~」が、12月26日(木)夜9時から放送。

これに先駆け、7月28日(日)に放送された第4弾「世界を救え!サムライバスターズ4~最恐生物一斉討伐SP~」から、ウガンダの猛獣カバとの戦いを振り返る。

死傷者は毎年3000人以上! 人間も襲うカバ


舞台となるのは東アフリカ・ウガンダ共和国。野生動物が数多く生息するウガンダでは今、カバの被害に悩まされている。

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そんなウガンダにやって来たのは、当番組おなじみの爬虫類王・白輪剛史(50歳)。爬虫類・両生類を約400種飼育する動物園iZooの園長だ。

爬虫類王である白輪はカバについて知っているのか? さっそく聞いてみると...「走る速度は60km/hくらい、寿命は45年ほどで噛む力は約1トン」と、爬虫類ではないにもかかわらず淀みなくやや食い気味に答えてくれた。

白輪が向かったのは、カバによる甚大な被害に悩まされる小さな農村・ムバコ村。人口は約100人で、村人の平均月収は日本円で8000円程度。主な収入源はトウモロコシなどの農作物だ。

村の農家によると、カバが作物を食べてしまったり、畑を踏み荒らしたりするせいで作物が育たないという。ひどい時は1週間毎日現れるそう。また、カバは草食動物だが、家畜を噛み殺すこともある。この村は、2頭のカバによってなんと6割の作物が奪われ、村人の収入は減る一方なのだ。

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カバは昼間に川で水浴びをして、夜になると陸に上がり自分の作った通り道をたどって草を食べる。夜にカバと遭遇すると、人間も襲われるそうで、カバによる死傷者は毎年3000人以上! しかしカバは保護動物のため銃で撃てず、空砲を撃って追い払うことしかできない。

今回、白輪の課せられた使命は2頭のカバを捕らえて人里離れた国立公園に移送し、村人には捕獲の技を伝えること。だが、カバは昼間は水辺から出ない。獰猛なワニさえ噛み殺すこともあり、より危険な存在ともいわれる。

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その夜、村から帰ろうとした時、事件が! 暗闇から奇妙な鳴き声が響き、さっそくカバが出現! カバとスタッフとの距離は30メートル。が、なぜか襲ってこない。

カバは縄張り意識が強く、通る道は決まっている。草を食べるために陸に上がったカバは、通り道を人間が横切っただけで襲ってくるのだ。しかし通り道で遭遇しなければ、襲われることはほとんどない。この日は安全を考慮し避難することに。

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翌日、サムライはある秘策を用意していた。なんと赤外線センサーでカバの体温を感知し自動で両側の扉が閉まる檻を急ごしらえしていたのだ。これをカバの通り道に仕掛けるという。

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作った罠に独特の名前をつける白輪は、このトラップにも「白カバセンサージャスティス」と命名。この地に被害をもたらすカバを捕獲するための罠、すなわち正義という意味だそう。同行していたレスキューチームの隊長オズワルドさん(39歳)は「名前はともかくすごい仕掛けだ」と驚きの表情を見せる。

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さらに白輪はもう一つの秘策を用意。右腕として日本から呼んだのは、iZoo主任・森悠(26歳)。24時間かけてウガンダにやって来た森に、白輪が命じたのは......「カバのウンコを集めてほしい」。

自分の縄張りに糞をまくカバの習性を利用し、檻に糞をつけて縄張りだと思わせ、檻への警戒心を解く作戦だ。さらに動物の中でもトップクラスの嗅覚を持つカバを欺くため、川の水を混ぜて人間の匂いを消す。だが、カバの糞は思わずオエッとなる強烈な匂いがするそうだ。思わずむせ返る白輪たち。

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ようやく罠のカモフラージュも完了し、いよいよ設置。カバの足跡を頼りに、通り道を推測して罠を置く。場所は前の晩にカバが目撃されたポイントと水辺を結ぶ直線上だ。この選択は吉と出るか凶と出るか?!

ついにカバと対決! 結末は?


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鳥のさえずりが消えたら日没のサインで、カバが昼から夜に切り替える瞬間だ。車の中で待つこと10分、鳥のさえずりがすべて消えると、さっそくカバが水から顔を出す。しかし、いつもと様子が違うのを感じ取ったのか、一向に陸へ近づこうとしない。

そして15分後、カバの鳴き声が。まるで2頭で会話をするかのように共鳴し、水辺から姿を消してしまった。やはり人間の気配を感じ、陸に上がるのをやめてしまったようだ。

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翌日は市場へ。なぜか岩塩を購入する白輪に理由を聞くと、「カバの好物は塩なんですよ」とのこと。カバは草食でミネラルを求めるため、塩があると匂いを嗅いでやって来るという。今度は塩でおびき寄せる作戦だ。

買ってきた塩を、水辺から罠まで誘導するサインのように道に撒いていく。さらにカバの大好物、スイカも罠の中に設置。カバの嗅覚を逆手に取った作戦で、果たしておびき寄せられるのか?

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白輪は中央の上陸ポイント、レスキューチームは上陸の可能性があるポイントで、車の中から様子を見る。日没を迎え、暗くなったところで2頭のカバが出現! しかし現れたのは、罠から離れた場所だった。

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「このままじゃダメだ!」とオズワルドが車から降り追いかけて行ってしまった。一行も外に出て様子を伺う。どうやらカバは、罠とは反対側の森を目指しているようで、このままでは罠から遠ざかってしまう。こうなったら、車でカバを追い込むしかない!

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森に入ったら手出しができない。ライトを当てて、安全な距離を保ちながら罠の方に追い込んでいくが......カバはそのまま脇道にそれて森の中に入ってしまい、それきり姿を見せなくなってしまった。

少なくとも、1日や2日でここまでカバの警戒心が解けたのは大きいという白輪。次は100%捕獲すると自信を見せる。「呼ばれれば、必ず戻ります」とリベンジを誓ったのだった。

最新作では、狂暴バブーン、巨大ネズミ、カラスに挑む!


12月26日(木)夜9時放送の「世界を救え!サムライバスターズ5~最恐生物一斉討伐スペシャル!~」は、ウガンダ、ワシントン D.C.といった世界からのSOSに加え、日本国内の場所にも急行! 全国津々浦々、被害が深刻化するカラス、緊急性の高い現場で 生活圏に入り込んだ最恐生物を駆除。被害を受ける住民たちのSOSに応えていく!

【ウガンダSOS狂暴バブーン】

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被害国:ウガンダ共和国
"アフリカの真珠"と評される、野生動物の宝庫・ウガンダ。前回「4m級の人食いワニ」を捕獲したサムライバスターズチームに、ウガンダ政府からさらなる緊急SOSが!なんとウガンダで大繁殖中の雑食性ヒヒ・バブーンを駆除してほしいという。その数なんと100万匹!「農業被害」と「人的被害」は拡大し続け、貧しい村人たちを苦しめていた......。
[サムライ] 生態&捕獲のプロ!鹿嶋一廣(熊本県グリーンレスキュー隊隊長)

【アメリカ巨大ネズミ異常繁殖】
被害国:アメリカ合衆国
アメリカ・ワシントンD.C.で、スーパーラット(巨大ネズミ)が異常繁殖!中には体長40cm程、ネコくらいの大きさも。今やネズミの増殖は、行政も巻き込む社会問題に! しかも人間社会に適応し、知能も発達しているネズミの捕獲は、より難しくなっているという。深刻な悩みを抱える街に平穏をもたらすため、ネズミ駆除団体の精鋭コンビが現地へ向かった!
[サムライ] ネズミ駆除のスペシャリスト!上野恭二朗、前田浩志(ねずみ駆除協議会会員)

【日本各地へ緊急出動!カラス撃退「鳴き声作戦」&害獣駆除最前線】

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被害国:日本
カラスといえば「ずる賢い鳥」「都会のゴミを食い散らかす」「大量のフン」など、イメージは"身近な有害生物"。特にひどいのが、電柱や送電線の鉄塔に巣を作り大量の便をまき散らすフン害だ。カラスによる農作物の被害額は年間14億円以上にも達する。国内で特にカラス被害が大きいのが青森県。青森市の中心地にある青い森公園はカラスの根城になっており、八戸市では都市部にフンをまき散らしている。まだ確実な捕獲方法は確立されてはいないが、カラスと会話ができるという男が放つ"鳴き声作戦"とはいったい?
[サムライ] カラスと会話ができる男!塚原直樹(カラス研究の第一人者)

放送をどうぞお見逃しなく!

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