エンタメ
テレ東
【配信終了:2022年1月20日(木)動画はこちら】
売れっ子から懐かしのスターまで、芸能人が驚きの近況を報告する番組「じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告」(毎週木曜深夜0時放送)。1月13日(木)の放送では、「未来のダウンタウン」と呼ばれた元天才こども漫才師・りあるキッズのボケ担当・安田善紀が、栄光の日々と地獄に転落するまでを大暴露!
1996年、未来のダウンタウンを創るという番組企画に、安田と、のちに相方となる長田が別のコンビで出演し、安田が未来の松本人志、長田が未来の浜田雅功として選ばれた。そして11歳の時に「りあるキッズ」を結成し、1998年に芸能界入り。チュートリアルやブラックマヨネーズも受賞した「ABCお笑い新人グランプリ」で優秀新人賞を受賞するなど目覚ましい活躍を。
しかし、長田の多額の借金が発覚し、解散の引き金になってしまったという。事務所が提示した金額は5500万円、実際は1億円近くいっていたのではと安田は語る。当時、長田の話は表舞台で語られることも多かったが、巻き込まれた安田の心中はベールに包まれたままだった。
1994年に次長課長を結成した番組MCの河本準一は、同じ事務所だったりあるキッズの先輩。当時、小学生の長田が年上の芸人たちにジュースを買いに行かせていた場面を目撃した河本は、「それはあかん。自分で買っておいで」と怒ったことがあるという。しかし、長田は「でも僕がお金出すんですよ」と悪気なし。小学生にして、かなりの大金を手にしていたのだ。
安田によると。2人は事務所からは「どこに行っても敬語を使いなさい」と言われていたそうだが、長田は年上の後輩芸人にタメ口だったという。
周りの大人たちが増長させてしまった一面もあった。福岡の劇場での仕事の際、2人がネタ合わせの場所がなく困っていると、事務所の社員がそこに居た若手芸人に「どけぇ!」と命じたことも。今にして思えば、その時に場所を空けてくれた芸人は博多華丸・大吉だったそう。
その後、2003年にフットボールアワーが優勝した「M-1グランプリ」の決勝戦に進出するも5位で敗退。かつて"天才こども漫才師"と称賛された彼らの人気にも陰りが見え始める。仕事も減る一方の中、2014年に東京で勝負をしてうまくいかなかった時は漫才をやめようと意を決する。
ところが、上京する時に長田の借金が発覚。安田がバイトをして引っ越し費用を稼いでいるのに対し、長田は沖縄旅行に行ったり後輩を集めて食事をしていたりと贅沢をしていた。安田も薄々"おかしい"と感じてはいたが見て見ぬ振りをしていたそう。
ある日、長田から「300万円貸してくれ」と言われる。どうもヤバイところからお金を借りていたらしく、長田から「そのお金を返せば東京でちゃんとできる」と言われた安田は、知り合いにお金を借りに行く。こうして300万円を工面して一足先に安田は上京し長田が来るのを待っていた。しかし、事務所から長田に5500万円以上の借金があると聞かされコンビ解散を決意する。