カルロス・ゴーンを弁護した”無罪請負人”が事件の裏側を暴露:じっくり聞いタロウ
【配信終了:2022年4月28日(木)】動画はこちら
売れっ子から懐かしのスターまで、芸能人が驚きの近況を報告する番組「じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告」。4月21日(木)の放送では、カルロス・ゴーンを弁護した"無罪請負人"こと弘中淳一郎弁護士が事件の裏側を大暴露!
数々の無罪を勝ち取ってきた"無罪請負人"
弘中淳一郎弁護士は、カルロス・ゴーン氏だけでなく、「ミッチー・サッチー騒動」から端を発した野村沙知代の経歴詐称疑惑などの弁護を担当。また、連日マスコミを賑わせた「ロス疑惑」の三浦知良の弁護士として銃撃事件の無罪を勝ち取ったことも。何度も無罪を勝ち取っていることから付いた異名が"無罪請負人"。
日産自動車会長でルノーのCEOを務めていたゴーン氏は、7年間で約170億円の役員報酬を約79億円と偽って有価証券報告書に記載。2018年11月に金融商品取引法違反の容疑で東京地検特捜部に逮捕され、その後、特別背任容疑を含め4度逮捕され、全てで起訴された。
ゴーン氏と言えば、1度目の釈放の時の清掃員姿が話題となったが、あれは弘中氏ではなく弁護団の1人による作戦だったそう。
そもそも弁護を引き受けたきっかけは? 弘中氏は知り合いの弁護士から「ゴーン氏が新しいチーム(弁護団)を作りたがっている」と言われ、ZOOMで奥さんと話をし、ゴーン氏と面会する約束を。当初は話を断るつもりだったが、2019年2月にゴーン氏と面会して弁護団の一員として参加することに。
弘中氏らの活躍もあり、海外渡航の禁止、住居の出入り口に監視カメラの設置、携帯とパソコンは弁護団が貸与した1台を使用といった厳しい条件のもと1度目の釈放が認められた。
保釈とは制限住居や保証金の納付を条件として身体の拘束を解くことだが、ゴーン氏が支払った保釈金は何と10億円! 弘中氏がこれまで受け持った案件の中でも最高額だという。その後、ゴーン氏は国外逃亡したので保釈金は国に没収された。2回保釈したので合計15億円になるという。
2019年4月に2度目の釈放をされ、合計108日間にいわたって拘留されていたゴーン氏は、その年の12月に大きな荷物の中に隠れて飛行機に乗りレバノンへ国外逃亡した。弘中氏は「入国管理局が出すわけない。顔も一目で分かるし。あんな方法があるとは知らなかった」と、まったく想像していなかったという。結果、ゴーン氏が海外に出国してしまったため裁判は継続できなくなり弘中氏は弁護団を辞任したという。
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