番組のレジェンドYOU、Mr.カブが涙の重大告白!?そのとき生みの親は…:YOUは何しに日本へ?
日本を訪れる外国人たちを空港で勝手に出迎え、アポなしインタビュー! そのまま密着取材を行う「YOUは何しに日本へ?」(月曜夜6時25分~)。今回のテーマは「告白!激白!顔面蒼白!?日本の中心でYOUが叫ぶ!SP」。全力で何かを打ち明けるYOUが続々登場する95分で、はたしてどんな面白YOUに出会えるのか?
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空港で逆に声をかけられたのは、過去にカブオタクとして密着させてもらった「Mr.カブ」ことネイサンさん(35歳)! コロナ禍以降、4年ぶりとなる来日の目的はもちろんカブちゃん(ホンダのスーパーカブ)との旅だ。だが聞けば、「最後のカブ旅になる」というではないか。いったい何があったの!?
というのも、実はアニメーション制作の仕事が忙しく、長期休暇が取れなくなりそうだとか。制作指導のため、8月からは大学院にも通うそうで、とにかく毎日大忙しという事情が…。ともかく旅への同行を快諾してくれたので、またまた密着!
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後日、向かったのは北海道。ネイサンさんがまずやってきたのは、富良野市のミドリさんのお宅。ネイサンさんはSNSで日本全国のカブ仲間と交流を続けていて、Twitterフォロワー数は3600人以上も。その仲間から紹介されたのが、カブ好き&鉄道好きのミドリさん。彼女の“ラブリーカブ”(郵政カブMD90)は国鉄時代の特急のカラーリングと、負けず劣らずのオタクだ!
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続いてガレージにお邪魔すると、また魅力的な2台のカブを見つけ、「これは60年代か70年代初期のものかな?C70だ! このライトは70年代で廃止に…(延々続くので省略)」と、目を輝かせた。そんなネイサンさんがカブにハマったきっかけは、16年前の2007年に一目惚れした中古のカブ。乗れば乗るほど愛着が湧いて、以降3台のオーナーになった。
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カブで辺りを流そうと盛り上がり、急きょミドリさん&旦那さんと3人で大自然のツーリングへ!
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続いてやって来たのは、夕張郡。「北海道に来るなら立ち寄って!」と呼びかけてくれた伊藤さん(食堂の3代目店主)のお店へ行くためだ。店内でネイサンさんがオーダーしたホルモン鍋定食(940円)は、50年間代々受け継がれた絶品。「旅で出会った人たちが、その土地のオススメグルメを教えてくれるんだ。出会った人の優しさが本当に嬉しくて、ずっとカブの旅を続けてきた」と出会いに感謝しかない。
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ここで、8年前のネイサンさんを振り返ろう。空港で声をかけ、カブに乗って日本を1人旅すると話す若いネイサンさんに密着したのが始まりだった。
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旅の途中で「Mr.カブ」と命名してもらうなど、地元の人たちと触れ合いながら日本全国を駆け巡った。武将体験は、そんな広島県安芸高田市での一コマだ(笑)。
そして今回はこれまで出会った人たちに会いに行き、感謝を伝えるカブ旅にしたいと気合が入る。

空港で逆に声をかけられたのは、過去にカブオタクとして密着させてもらった「Mr.カブ」ことネイサンさん(35歳)! コロナ禍以降、4年ぶりとなる来日の目的はもちろんカブちゃん(ホンダのスーパーカブ)との旅だ。だが聞けば、「最後のカブ旅になる」というではないか。いったい何があったの!?
というのも、実はアニメーション制作の仕事が忙しく、長期休暇が取れなくなりそうだとか。制作指導のため、8月からは大学院にも通うそうで、とにかく毎日大忙しという事情が…。ともかく旅への同行を快諾してくれたので、またまた密着!

後日、向かったのは北海道。ネイサンさんがまずやってきたのは、富良野市のミドリさんのお宅。ネイサンさんはSNSで日本全国のカブ仲間と交流を続けていて、Twitterフォロワー数は3600人以上も。その仲間から紹介されたのが、カブ好き&鉄道好きのミドリさん。彼女の“ラブリーカブ”(郵政カブMD90)は国鉄時代の特急のカラーリングと、負けず劣らずのオタクだ!

続いてガレージにお邪魔すると、また魅力的な2台のカブを見つけ、「これは60年代か70年代初期のものかな?C70だ! このライトは70年代で廃止に…(延々続くので省略)」と、目を輝かせた。そんなネイサンさんがカブにハマったきっかけは、16年前の2007年に一目惚れした中古のカブ。乗れば乗るほど愛着が湧いて、以降3台のオーナーになった。

カブで辺りを流そうと盛り上がり、急きょミドリさん&旦那さんと3人で大自然のツーリングへ!

続いてやって来たのは、夕張郡。「北海道に来るなら立ち寄って!」と呼びかけてくれた伊藤さん(食堂の3代目店主)のお店へ行くためだ。店内でネイサンさんがオーダーしたホルモン鍋定食(940円)は、50年間代々受け継がれた絶品。「旅で出会った人たちが、その土地のオススメグルメを教えてくれるんだ。出会った人の優しさが本当に嬉しくて、ずっとカブの旅を続けてきた」と出会いに感謝しかない。

ここで、8年前のネイサンさんを振り返ろう。空港で声をかけ、カブに乗って日本を1人旅すると話す若いネイサンさんに密着したのが始まりだった。

旅の途中で「Mr.カブ」と命名してもらうなど、地元の人たちと触れ合いながら日本全国を駆け巡った。武将体験は、そんな広島県安芸高田市での一コマだ(笑)。
そして今回はこれまで出会った人たちに会いに行き、感謝を伝えるカブ旅にしたいと気合が入る。

さっそく2019年に出会ったカブ仲間の元へ。山梨県甲府市で共に富士山ライドを楽しんだ前澤さん、愛知県名古屋市のMr.カブの名付け親・横山さん、広島県しまなみ海道のカブ仲間…と再会を果たし、最後は岡山県倉敷へも。「ここに来る時はいつも嬉しいのに、今回は複雑。でもMr.カブの物語はこの人と歩んできたようなものだから。最後だと伝えるのはツラいけど、ちゃんと自分の口で伝えたいんだ」と遠い目を。
さて、重要人物の“この人”とは…?

到着したのは、愛車のカブちゃんを6年前に提供してくださった森永さん(70歳)のご自宅。当時13年前に他界した父・成彦さんが乗っていた愛車(もともと泉さんらからのプレゼント)を譲ってくれたのをきっかけに、LINEで連絡を取り合うなど交流を深めてきた、まさに“生みの親”のような存在だ。6年ぶりに元気に帰ったご主人の形見に再会し、おばあちゃんも嬉しそう。

午後7時、ネイサンさんのために親戚や友人が集まり、食卓にはご馳走が並んで宴のスタートだ~。みんなこの日を首を長くして待っていたという。“Mr.カブの大ファン女性とハグしてやって!”という森永さんの心遣いが、あっさりセクハラだと却下される一幕もあったが(笑)、みんなで再会を心から祝った。森永さんは、ネイサンさんを見つめ「自分の子どものような感じ」と目を細める。

翌朝、森永さんと向かったのは倉敷市船穂公民館。「(古くから岡山県に伝わる)備中神楽をイチから見てほしいなと。普通は神社で行うけど、今日は特別な舞台を用意した」という。備中神楽は重要無形文化財だ。江戸時代に演劇や漫談の要素を取り入れ、大衆から親しまれるようになった芸に魅せられたあとは、本格的なそば打ち体験も。

そして、今夜は森永家で過ごす最後の夜となった。なんだか様子がいつもと違う。ふたりでしんみりビールをあけながら、ここに帰って来てくれて感謝していると頭をさげる森永さん。
一方ネイサンさんは、これが最後のカブ旅だと伝えたいが、なかなか切り出せないでいた。
どうにか事情と理由を伝え、「ずっとこの旅を続けたかった。こんな思い入れのあるバイク、他にありませんから」と想いを吐き出すと、森永さんは「寂しさがこみ上げてきますけど、親父のバイクを受け取ってくれたのも、嬉しくて嬉しくて感謝の言葉しかありません。」と、涙ながらにエールを送った。ネイサンさんも涙を拭いながら、「こんな出会いに恵まれて僕は幸せ者です。もしあの時飛行機が10分遅れたらこの番組に出ることもなく、森永さんたちにも会えていなかったと思います。カブちゃんで旅をしている時ほど幸せな時間はありませんでした。本当に言葉では伝えきれないほど、今までのご厚意すべてに感謝しています」と伝えたのだった。

翌日別れの朝、泣いているおばあちゃんに、「また必ず戻ります」と伝えたネイサンさんの目にも涙が。寂しそうな森永さん夫婦にも、どうにか笑顔で「I’ll be Back」と残してカブで爽やかに出発したネイサンさん。

さあ、Mr.カブにとって、成田国際空港までが本当に最後の旅となる。たくさんの思い出を胸に空港入りし、カブちゃんを駐車場に停めたらいよいよゴール。走行距離の合計は、12000㎞以上!ネイサンさんは、がんばってくれたカブちゃんにお礼を伝え、颯爽と出国ゲートへと向かっていった。これにて旅の密着は完了?ネイサンさん、仕事が落ち着いたら、またカブちゃんと帰って来てね!
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