絶景スポットで大技!世界王者がけん玉片手に世界を巡るワケ:YOUは何しに日本へ?
日本を訪れる外国人たちを空港で勝手に出迎え、アポなしインタビュー! そのまま密着取材を行う「YOUは何しに日本へ?」(月曜夜6時25分~)。今回のテーマは「エモい!エモヤン!エモエスト!胸熱ファミリーYOU SP」。YOUたちが家族の絆に想いを馳せるエモーショナルな95分で、はたしてどんな面白YOUに出会えるのか?
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空港で声をかけたのは、カナダから来たロドニーさん(36歳)。20回ほど来日しているそうで、日本語も上手。しかも、「日本語を覚えたのは、けん玉のため。けん玉を始めて日本に来るようになった」という、自称“けん玉バカ”だ。
荷物の中のけん玉も見せてもらうと、自作のオシャレなものやヒモなしのものなど、次々と出てくる。自宅にはまだまだ、300個以上のコレクションがあるそうだ。さらにロン毛をかき分ければ、うなじにはけん玉のタトゥーまで!
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ロドニーさんはいったい何者なのか? その正体は、「グリップけん玉コンテスト」の世界大会で優勝を果たしたチャンピオン。彼は2012年ごろから数々の大会やコンテストで入賞.・優勝し続けている、けん玉界のレジェンドであり、海外けん玉ブームの火付け役なのだ。もちろん、世界中に熱烈なファンも多い。
【動画】面白外国人の宝庫!「YOUは何しに日本へ?」最新回を無料配信中
そんなロドニーさんが向かうのは、隠岐島(島根県)。世界の15カ国以上を旅しながらけん玉を教えて回るのをライフワークにしているが、今回は隠岐島で教えるんだって。ついて行きたいとお願いすると、快諾してくれたので密着決定!
隠岐島に向かう当日は、松江(島根県)で合流。他のけん玉YOU仲間とも合流し、一緒にバスに乗って約40分。着いた七類港から今度はフェリー「くにが」に乗って、2時間ほどかけて、いざ隠岐島へ。やってきたのは、本土から約60㎞のところにある、人口約2,800人の離島・隠岐諸島の西ノ島だ。自然豊かな島として知られ、放牧された健康的な牛や馬があちこちで見られる。
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12時30分に到着すると、すぐに“会いたかった特別な人”という若い女性とハグしたロドニーさん。彼女は隠岐島の高校に通う3年生の中尾美澄さん。通称Missu。実は、中尾さんは日本を代表する凄腕のけん玉プレイヤー。なんと、2021年にアメリカ最大級の大会で優勝も果たした世界王者なのだ。今回は、隠岐で暮らす美澄さんに「けん玉教室」を開いてほしいと依頼され、島を訪れたのだ。
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午後1時にまずみんなで向かったのは、摩天崖(まてんがい)という崖。崖の上には、昔から飼われている牛たちの姿も見られる。ここは『日本の夕日100選』にも選ばれる、西ノ島の絶景スポットだそう。そんな美しい崖の上で、さっそく仲間にカメラを回してもらってけん玉を始めたロドニーさん。旅先の象徴的な景色をバックに技を決める動画を撮影し、その魅力を世界に発信するためSNSに投稿しているのだ。

空港で声をかけたのは、カナダから来たロドニーさん(36歳)。20回ほど来日しているそうで、日本語も上手。しかも、「日本語を覚えたのは、けん玉のため。けん玉を始めて日本に来るようになった」という、自称“けん玉バカ”だ。
荷物の中のけん玉も見せてもらうと、自作のオシャレなものやヒモなしのものなど、次々と出てくる。自宅にはまだまだ、300個以上のコレクションがあるそうだ。さらにロン毛をかき分ければ、うなじにはけん玉のタトゥーまで!

ロドニーさんはいったい何者なのか? その正体は、「グリップけん玉コンテスト」の世界大会で優勝を果たしたチャンピオン。彼は2012年ごろから数々の大会やコンテストで入賞.・優勝し続けている、けん玉界のレジェンドであり、海外けん玉ブームの火付け役なのだ。もちろん、世界中に熱烈なファンも多い。
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そんなロドニーさんが向かうのは、隠岐島(島根県)。世界の15カ国以上を旅しながらけん玉を教えて回るのをライフワークにしているが、今回は隠岐島で教えるんだって。ついて行きたいとお願いすると、快諾してくれたので密着決定!
隠岐島に向かう当日は、松江(島根県)で合流。他のけん玉YOU仲間とも合流し、一緒にバスに乗って約40分。着いた七類港から今度はフェリー「くにが」に乗って、2時間ほどかけて、いざ隠岐島へ。やってきたのは、本土から約60㎞のところにある、人口約2,800人の離島・隠岐諸島の西ノ島だ。自然豊かな島として知られ、放牧された健康的な牛や馬があちこちで見られる。

12時30分に到着すると、すぐに“会いたかった特別な人”という若い女性とハグしたロドニーさん。彼女は隠岐島の高校に通う3年生の中尾美澄さん。通称Missu。実は、中尾さんは日本を代表する凄腕のけん玉プレイヤー。なんと、2021年にアメリカ最大級の大会で優勝も果たした世界王者なのだ。今回は、隠岐で暮らす美澄さんに「けん玉教室」を開いてほしいと依頼され、島を訪れたのだ。

午後1時にまずみんなで向かったのは、摩天崖(まてんがい)という崖。崖の上には、昔から飼われている牛たちの姿も見られる。ここは『日本の夕日100選』にも選ばれる、西ノ島の絶景スポットだそう。そんな美しい崖の上で、さっそく仲間にカメラを回してもらってけん玉を始めたロドニーさん。旅先の象徴的な景色をバックに技を決める動画を撮影し、その魅力を世界に発信するためSNSに投稿しているのだ。
今回挑戦する技は、空中で1回転させたあと玉を大皿のふちにのせる『ロッド式円月殺法~大皿極意』→もう一度玉を浮かせ大皿のふちにのせる『大皿極意地球回し』→けん玉を手放し玉をキャッチし、またけんに差す『けんファストハンド』…という難易度の高い技を組み合わせた大技だ。しかしこれらを難なくクリアし、世界チャンピオンの実力を見せつけてくれた。
それにしても、なぜロドニーさんはけん玉を教えるのだろうか?
高校を卒業後は建設作業員として働いていたが、14年前に運命の出会いがあった。それは、友だちが日本のお土産にくれたけん玉。簡単にできると思ったが、難しくて全然できなかったという。以来、悔しくて毎日擦り切れるまでけん玉に没頭した。
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「初めて玉が入った瞬間、“おお! 遂に僕はやったぞ!”アドレナリンが止まらなかった」という衝撃的な達成感を味わったという。以来、移動中はもちろん、仕事中でも食事中でも、用を足すときですらけん玉を続けた。おかげでメキメキと力をつけ、気づけば世界チャンピオンに。
やがて「みんなにも同じ達成感や経験を味わって欲しい」と強く願うようになり、けん玉片手に世界へ…というワケだ。「ちょっとけん玉をやって見せたら、みんなが笑ってくれて僕もスゴく幸せな気持ちになれた。けん玉に言葉の壁はないんだ。けん玉はいい先生だね」と、持論を語る。
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『けん玉教室』当日は隣の中ノ島に移動し、技を教える会場へ。会場内は、集まってきた子どもや大人たちで熱気ムンムン。
中には熱狂的な高校生ファンも現れ、「あとでシンクロを撮ってください」というお願いも。この“シンクロ”とは、同じ技を一緒にやる動画を撮影することで、ロドニーさんは何でも気さくに応じる。レジェンドの神対応に感激したファンは、「YOUは神様、ゴッドです」と嬉し泣きした。
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午後6時30分、教室お疲れさまの夕食は、島民の方々と一緒にいただくことに。乾杯の後、「島の人もいるからパフォーマンス見せたいな」という美澄さんの提案を受け、ロドニーさんがまず披露することに。『もし亀』(正式な曲名は『うさぎとかめ』)の曲に合わせ、シンプルなけん玉技を披露すれば、みなさんが一体となって盛り上がり、いい笑顔に!
密着はここまでだが、ロドニーさんは「最高だった。島の人たちもめっちゃ優しかった。僕もずっとみんなのこと思い出す」と旅を振り返り、「終わらない。けん玉を広める旅はずっとやりたい」と夢を語った。ロドニーさん、これからもけん玉を世界中に広めてね!
それにしても、なぜロドニーさんはけん玉を教えるのだろうか?
高校を卒業後は建設作業員として働いていたが、14年前に運命の出会いがあった。それは、友だちが日本のお土産にくれたけん玉。簡単にできると思ったが、難しくて全然できなかったという。以来、悔しくて毎日擦り切れるまでけん玉に没頭した。

「初めて玉が入った瞬間、“おお! 遂に僕はやったぞ!”アドレナリンが止まらなかった」という衝撃的な達成感を味わったという。以来、移動中はもちろん、仕事中でも食事中でも、用を足すときですらけん玉を続けた。おかげでメキメキと力をつけ、気づけば世界チャンピオンに。
やがて「みんなにも同じ達成感や経験を味わって欲しい」と強く願うようになり、けん玉片手に世界へ…というワケだ。「ちょっとけん玉をやって見せたら、みんなが笑ってくれて僕もスゴく幸せな気持ちになれた。けん玉に言葉の壁はないんだ。けん玉はいい先生だね」と、持論を語る。

『けん玉教室』当日は隣の中ノ島に移動し、技を教える会場へ。会場内は、集まってきた子どもや大人たちで熱気ムンムン。
中には熱狂的な高校生ファンも現れ、「あとでシンクロを撮ってください」というお願いも。この“シンクロ”とは、同じ技を一緒にやる動画を撮影することで、ロドニーさんは何でも気さくに応じる。レジェンドの神対応に感激したファンは、「YOUは神様、ゴッドです」と嬉し泣きした。

午後6時30分、教室お疲れさまの夕食は、島民の方々と一緒にいただくことに。乾杯の後、「島の人もいるからパフォーマンス見せたいな」という美澄さんの提案を受け、ロドニーさんがまず披露することに。『もし亀』(正式な曲名は『うさぎとかめ』)の曲に合わせ、シンプルなけん玉技を披露すれば、みなさんが一体となって盛り上がり、いい笑顔に!
密着はここまでだが、ロドニーさんは「最高だった。島の人たちもめっちゃ優しかった。僕もずっとみんなのこと思い出す」と旅を振り返り、「終わらない。けん玉を広める旅はずっとやりたい」と夢を語った。ロドニーさん、これからもけん玉を世界中に広めてね!
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