「マツケンサンバⅡ」ブーム再燃の2023年、松平健に“今の心境”を直撃!:第56回年忘れにっぽんの歌

――2023年は「マツケンサンバⅡ」ブームが再燃し、カフェやグッズなど、さまざまな展開が生まれました。率直にどんな感想をお持ちですか?

「まあ、率直に言うと驚いたなと(笑)。若い方の企画力はすごいなーと感心しています。マツケンサンバ仕様のカフェや水族館ができたり、子ども向け雑誌とコラボしたり(月刊「ちゃお」で読者の悩み相談や付録に登場)、漫画になったりしていますからね。
やはりコロナ禍の間、みなさん大人しくしていたのがストレスとして溜まっていて、どこかで発散したいという思いがあったんでしょうかね。賑やかに楽しく踊りたいというか。その気分に『マツケンサンバⅡ』がうまく合ったのではないでしょうか」

――カフェにも行かれたそうですね。

「営業開始前に行かせてもらいました。壁一面に大きな写真を飾っていただいて…びっくりしましたよ(笑)」

――「テレ東プラス」の編集部員も、何回も申し込んだにも関わらず、チケットが全部当たらなかったそうです。ものすごい倍率で。

「あらら、そうなの。自分では全然そんな実感ないんだけどねぇ…」

――グッズもタオルやストラップに留まらず、ラーメン丼や抱き枕など、多彩なラインナップで驚きました。

「そうですね。いろんな会社がコラボして下さって。みなさんが『マツケンサンバⅡ』で遊んでいるというか、楽しんでくれている気がしますね」

――ご自身でも使っているグッズはありますか?

「ありますよ。タオルも使っていますし、人形っていうか何て言うのかな…? ストラップか。それもぶら下げて…。クッションも使っていますよ。触り心地が気持ちいいのでね(笑)」

――最初のブームから20年…奇跡のような名曲だと思いますが、松平さんにとってこの曲はどんな存在ですか?

「長年歌ってきた曲で、ヒットする10年前から歌っていましたからね。とにかくお客様が喜んでくださるので、いい曲だなっていうのは身に染みておりますけど。いい曲っていうのは、年月が経っても、それを知らなかった人たちに受入れてもらえるものなんですよね。
でも最初は、まさかこうなるとは思っていなくて…。舞台でずっと歌っていくうちに、人気が出たんですよね」

松平健
――ファン層が広がったという実感はありますか?

「コンサートに若い方がたくさんいらしてね。黄色い声っていうんですか? なんだかアイドルになったような、それくらいの盛り上がりがあって(笑)。かと思えばご年配の方もたくさんいらっしゃいましたし、お子さんまで。二世代、三世代で一緒に来て下さっているようですね」

――みなさんがうれしそうにペンライトを振っている姿を見て、松平さんはどんな気持ちになるのでしょう。

「客席と舞台の一体感を感じて、私が逆にお客さんからパワーをいただいています。ステージを見て下さる方は、どんどん振って踊っていただければうれしいです」

ゴールデンボンバー、純烈とのコラボは時代劇コント?


――さてこの後は、「女々しくて」でゴールデンボンバーさんと純烈さんとのコラボがあります。私たちは、まだどんな演出か聞いていないのですが…。

「時代劇の格好をして、ちょっとコントみたいな(笑)。コントは滅多にやらないので、最初はちょっとどうかな? と思ったんですけど。お客さんが喜んでくださるなら、それでいいのかなと」

――今回共演するゴールデンボンバーさんや純烈さんの印象は?

「すごくノリのいい曲ですし、ゴールデンボンバーさんとは花火大会などでお会いしています。いろいろなことに挑戦して、何をやるか分からないグループだなという印象ですけど(笑)。でもそれも、お客さんを驚かせて喜ばせるファンサービスで、たくさん工夫をしていらっしゃると思います。純烈さんも、お客さんサービスを徹底していますよね。そういう意味ではエンターテインメントとして相通じるものがあるのかなと思っています。楽しみなのは、お客様がどんな反応をして下さるのか…そこに尽きますね」

――2023年は、松平さんにとってどんな年になりましたか?

「今年は大変忙しくさせていただいて、みなさんを笑顔にできたことがうれしかったです。コロナ禍が明け、ステージでもお客さんの声出しがOKになったので、いい1年になりましたね」

――2024年はどんな年にしたいですか?

「芸能生活50周年を迎えるので、それに関することをたくさんやらせていただきます。50周年の記念公演も、明治座を皮切りに全国の都市を回らせていただきます。明治座は初めて出たのが21歳の時かな。ずっと座長公演をやらせていただいて、もう24回目ですか。自分の本拠地というか、帰ってくるとホッとしますね。50周年記念公演は、『暴れん坊将軍』を久しぶりにやりたいなと。『暴れん坊将軍』と歌って踊るショーで構想を練っています。健康に気をつけて1年過ごしていきたいですね」

――いつもとっても若々しくてお元気ですが、健康のために意識していらっしゃることはありますか?

「睡眠を取ることですね。忙しい中でも1日6~7時間は取るようにしています。あとはウォーキングを続けていて、毎朝1時間前後。歩く場所はあちこちで、地方公演に行ったらホテルの周りを歩く、地方でも欠かさないようにしています」

――松平さんだとバレませんか?

「いや、そんなことはありません。みなさん急いでいらっしゃる。出勤時間を狙って歩いてるので(笑)」

――最後に、番組を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします。

「一年の締めくくりとして、この番組を大いに楽しんでいただきたいと思います。私だけでなく、懐かしい歌がたくさん出てきますから、乞うご期待です」

【松平健 プロフィール】
1953年11月28日愛知県生まれ。1975年、舞台「座頭市物語・心中あいや節」で俳優デビュー。1978年にドラマ「暴れん坊将軍」の主人公に抜擢され、国民的な人気を集める。
2004年、舞台公演から生まれたシングル「マツケンサンバII」が大ヒット。同曲で「紅白歌合戦」に出場したほか、「日本レコード大賞」特別賞を受賞。近年も、舞台「西遊記」やドラマ「下剋上球児」などに出演。東海テレビ「スイッチ!」の「マツケンさんぽ」コーナーも人気。
2024年7月6日(土)~31日(水)まで、明治座で「松平健芸能生活50周年記念公演」を開催する。

(取材・文/古沢保)

≪番組概要≫
【タイトル】「第56回年忘れにっぽんの歌」
【放送日時】2023年12月31日(日)午後4時~10時
【放送局】テレビ東京、テレビ大阪、テレビ愛知、テレビせとうち、テレビ北海道、TVQ九州放送
【司会】徳光和夫 竹下景子 中山秀征
【出演歌手】石川さゆり 市川由紀乃 五木ひろし 伊藤咲子 岩崎宏美 岩崎良美 大江裕 大月みやこ
丘みどり 梶光夫 川中美幸 菊池桃子 北山たけし 工藤夕貴 クミコ 香西かおり
ゴールデンボンバー 九重佑三子 伍代夏子 小林幸子 小柳ルミ子 坂本冬美 島津亜矢
純烈 神野美伽 千昌夫 DAIGO ダ・カーポ 田川寿美 田辺靖雄 天童よしみ 中西保志
中村美律子 長山洋子 新沼謙治 早見優 原田悠里 福田こうへい 藤あや子 平和勝次
細川たかし 堀内孝雄 前川清 松平健 美川憲一 三沢あけみ 水森かおり 三山ひろし
森口博子 山内惠介 山田太郎 渡辺真知子(50音順)

公式HP
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