フランス人YOUが日本の"うま味"を探す旅!念願叶ったはずが…ノーリアクション!?:YOUは何しに日本へ?
日本を訪れる外国人たちを、空港で勝手に出迎えアポなしインタビュー! そのまま密着取材を行う「YOUは何しに日本へ?」(月曜夜6時25分)。
今回のテーマは、「ラッキーとアンラッキーが交差する! YOU七変化SHOWスペシャル!」。一寸先は天国or地獄!? 予測不能の95分で、果たしてどんな面白YOUに出会えるのか?
【動画】TVer:フランス人YOUが日本の"うま味"を探す旅!念願叶ったはずが…ノーリアクション!?&10年前に留学していた家族を探しに来たYOU

成田国際空港で声をかけたのは、フランスからやって来たケイモンさん。日本に来るのが夢だったそうで、「日本でうま味を体験したい」とのこと。
そもそもうま味とは、味を構成する基本味(甘味・酸味・塩味・苦味・うま味)の一つで、その正体はグルタミン酸。鎌倉時代から昆布だしを使う風習があった日本食には欠かせないが、「国際うま味シンポジウム」を機に世界中で使用されるようになり、フランスでもどんどん広がっているそう。今や日本のうま味は、世界の"UMAMI"なのだ!
「フランスでもうま味は味わえるけど、本場、日本のうま味を体験したい」というケイモンさんに同行したいとお願いすると、快諾してくれたので密着決定!
数日後。浅草駅で待ち合わせをし、うま味を探す旅へ。浅草には老舗日本食店がたくさんあるが、まずはノープランで探すことに。
しばらく歩いていると、行列ができているみそ汁専門店を発見! 「みそ汁にはうま味が入ってそうだ!」と並ぶこと1時間、ようやく店内へ。

さまざまな種類のみそ汁の中からケイモンさんが選んだのは、「みそポトフ」。日本のソウルフード・みそ汁と、フランス料理のポトフが合わさった進化形みそ汁で、「どう融合しているのか、ぜひ知りたい!」とテンションMAX。初体験の本場のうま味、その感想は?

まさかのノーリアクション! もしかして、お口に合わなかった!?
と思いきや、スタッフが感想を聞くと、「めちゃくちゃおいしいよ。みそと野菜の味が口に広がって、全ての味が見事に調和してうま味になっている」とケイモンさん。口の中にある味を全て感じるために集中していたのだ。
次なるうま味を探して散策していると、ラーメン店の前でうま味レーダーが発動!

実は浅草は「醤油ラーメン」発祥の地。ここは浅草で32年続く和風醤油ラーメンの名店で、うま味の強いカツオ・サバの煮干し・昆布などを長時間煮込んだこだわりスープが特徴。
うま味が凝縮された逸品に、ケイモンさんも喜ぶこと間違いなしだ!

しかし…またしても無言! さぞかし集中しているのかと思いきや、「すげぇ熱い」とのこと(笑)。
その後は、「シンプルな味わいだけど後からゆずの香りがきて、酸味と相まって素晴らしい。これこそうま味そのものだ」と一心不乱に食べ進め、スープまで完食!
「スープも手間暇がかかっているから、必ず全て飲むようにしてるんだ。作ったものは全て食べてほしいと思うからね」と熱弁するケイモンさん、そういえば一体何者?

実はケイモンさんの正体は、美食の街・パリのミシュラン一つ星レストランで働くチーフシェフ! 子どもの頃、日本のアニメに出てくる料理人たちに憧れてシェフになることを決意し、15歳から親元を離れて修行に明け暮れたそう。
「いいシェフになるためには、もっと経験が必要。フレンチはもちろん素晴らしいけど、他の食も学びたい」と来日したという。
ここまでのうま味探しはノープランだったが、「どうしても行きたい店がある」と、唯一ネットで調べて予約した店へ。
やってきたのは、築65年の一軒家で伝統的な江戸料理を味わえる「浅草一文」。用意された個室には甲冑などが飾られ、ケイモンさんは「東京の伝統的なレストランって感じがするね」と目を輝かせる。

お目当ての品は、江戸時代から伝わる「ねぎま鍋」。
冷蔵庫がなかった江戸時代、マグロは長持ちするよう醤油漬けで保存されていたが、トロの部分は脂が多く醤油を弾くため、保存に向かず捨てられていた。そこで、捨てられてしまうトロを鍋にして食べたのが始まりだそう。

かなり贅沢な鍋だが、もちろんケイモンさんは無表情(笑)。一言も発さずうま味を味わい尽くし、静かに箸を置くと、「とても驚いているよ。魚がとても柔らかいし、素晴らしい風味が口に広がる」と熱弁! 感激のあまり、この店のシェフを呼んでもらうことに。

「いい料理人とはなんだと思いますか?」と究極の質問をするケイモンさんに、「妻がいるんですけど、自分の愛する人に食べさせるつもりで調理した料理を、お客様にも出す」とシェフ。ケイモンさんは、「こんなに違う環境の中にいても、料理に対しての思いは一緒なんだ」とまたもや感激!

出汁にうどんを入れた〆も堪能し、「とても素晴らしい経験で、いつか日本で修業したいと思ったよ。まずは今回学んだことからアイデアをもらって、フランスで新たな料理を作りたい」と大満足のケイモンさん。また、日本のうま味を味わいに来てね!
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