テレ東・若手プロデューサーに聞く 5週連続“新企画”祭り!「トライアルマンデー」裏話
▲写真左から、牧島俊介P、松澤啓P、羽根田翼P、加納武司P、千田洸陽Pテレ東では、毎週月曜 深夜24時30分から「トライアルマンデー」を放送中!
2年間開催された「若手映像グランプリ」のスピリットを汲んだ、テレ東30歳以下の若手プロデューサーたちによる新企画。全社企画から選ばれた5番組を、9月に5週連続でお届けする。
「テレ東プラス」は、「平成はよかった…2054」千田洸陽P、「総勢何人-全員で何人か本気で数えました-」加納武司P、「先にサムネ作っちゃいました」羽根田翼P、「トマソンを愛でる」松澤啓P、「ナキヨメ」牧島俊介Pを取材。全3回にわたっておくる。
#1では、5人の若きプロデューサーに、番組の見どころを語ってもらった。
【動画】5週連続“新企画”祭り!「トライアルマンデー」
未来のテレ東を代表する大ヒット番組は生まれるのか?
・「平成はよかった…2054」千田洸陽プロデューサー

「少し前に“昭和VS令和”という構図で『世代間ギャップを面白がる』バラエティ番組をよく見かけたのですが、僕は平成生まれなので、それを平成版でやったらどうなるかというのが、企画の始まりでした。ただ、令和になってまだ6年しか経っていませんし、平成を全く知らない層が育っていない。であれば、番組の舞台を30年後に投げてみたら面白そうだなと。そこで、2054年時点の架空の元号『永丸』を生きる“永丸世代”の人たちが、平成の常識を聞いてビックリするコントの構図を作りました。
平成世代には“平成の懐かしさ”を感じてもらえますし、未来予測から基づいた情報も乗せているので、『自分も将来こういう気持ちになるのかな』と体験してもらえる番組になりました。
未来予測については、実際に研究家の方がたくさんいらっしゃるんですよね。今回お世話になった『博報堂生活総合研究所』では、30年にわたって多くのデータから情報を吸い出し、“2040年、世の中はこう変わっていくだろう”という予測を立てていて、それがとにかく興味深かったんです。
特に印象的だったのが、“結婚や仕事…あらゆることが自由になっていく”という情報で、番組後半でも紹介していますが、例えば『結婚生活に予め期限を決めて、一生のうちに何度もするようになる有期婚というスタイル』。そうなると、別れることはネガティブな『離婚』ではなくポジティブな『ゴール』という形になりますよね。あくまでフィクションではありますが、やがて、そういう結婚の形になる時代が来るかもしれない。そんな永丸世代から見たら、1人の人と一生添い遂げる平成時代は異常とも受け取れるわけで…そんな未来とのギャップを、『今のところはフィクション』として楽しんでほしいと思います」(千田)
・「総勢何人-全員で何人か本気で数えました-」加納武司プロデューサー
![トライアル]()
「“これを一つやるのに、いったい何人関わっているのだろう”と思ったものを数えようというすごくリアルで泥くさい番組なんですけど、今回のテーマは、『スシローの寿司1貫が目の前に届くまでに総勢何人!?』『公衆電話1日の利用者は総勢何人!?』『東横線の終電から始発までに働いている人々は総勢何人!?』。“公衆電話は今も見かけるけど、利用している人って何人いるの?”という疑問から“じゃあ実際に数えてみよう”と。
東急電鉄さんやスシローさんにも協力していただき、企業ですら把握していない事実を数えることに成功しました! しっかり1の位まで答えを出しているので、“史上初のデータ”をお伝えできたかなと思います。
特に公衆電話の利用者については、番組スタッフがしっかり張り込んだので、そこも見どころの一つになっています。取材VTRを見終えた後、MCの山里亮太さんにも、『まだまだ全然知らないことがあるんだなぁ』と言ってもらえましたし、僕自身も番組を見て、“自分は視野が狭いんだな”と感じさせられたので、視聴者の皆さんにも、同じ体験をしていただきたいです」(加納)
・「先にサムネ作っちゃいました」(9月16日放送)羽根田翼P
![トライアル]()
「1年目の頃から担当する番組のサムネイルを作る機会が多かったのですが、ロケの撮れ高が少ないと、“この番組、どこが見出しになんの!?。あーこのロケもっとこうなってたら良かったのに…”みたいなことで、悩んでしまうことも多々ありました。
だったら、“ロケでこんな奇跡が起きたら…”というスタッフの願望で勝手にサムネイルを先に作っちゃって、その通りになるまでロケし続けてもらえばいいじゃん! というわがままから生まれた企画です。
言ったからには、出演者の皆さんに無茶振りをし、奇跡が起きるまでひたすらロケをやり続けるという感じで、先にサムネは作っちゃったのですが、今はまだロケ前なので、どうなるかまったく分かりません。でも、サムネ通りになるまでロケは終わらないことだけは確かです。
舞台は、とある関東にある秘境の絶景観光地。実際に町の悩みを聞きだし、その悩みを解決するような無茶振り、いわば壮大な町おこし的なものを考えています。他にも、バカバカしくて何も考えずに笑える無茶振りも用意しているので、振り幅をぜひ楽しんでいただきたいです。
スギちゃんさんとじゅんいちダビッドソンさんのほぼ同期仲良し2人が文句を言いながら無茶振りに応えていく様子を、ナレーター初挑戦のみりちゃむさんに辛口でズバズバ言ってもらいます。そのあたりも注目してください!」(羽根田)
・「トマソンを愛でる」(9月23日放送)松澤啓プロデューサー
![トライアル]()
「企画した自分が言うのもなんですが、見どころと聞かれると答えにスゴく悩みます…。
この番組は、“トマソン”と呼ばれる街中の変な建造物や気になるモノを見つけ出して妄想を膨らませるという内容なんですけど、そもそもトマソンは見る人が自由に楽しむことで成立するものなので、明確な定義はないんです。『存在意義の分からない、それでいて芸術作品のような深みを持つもの』ということくらいで。
人によって、とても自由な見方ができる番組だと思っています。
ロケでトマソンを見つけたとき、『こういうことかな?』と自分がなんとなく妄想したものと、タイムマシーン3号のお2人が妄想する内容は、当然ですけどやっぱり全然違う。
だから視聴者の皆さんも、全然違った方向の妄想・解釈をしてくれるだろうし、超えてくるんだろうなと思っています。
なので、皆さんにも自由に妄想を膨らませてもらいながら、見どころ=マイベストトマソンを見つけてもらえると嬉しいです。
元々散歩が好きで、友人と歩いていても『この建物めっちゃ変じゃない!?』というモノに出会うと、自分はものスゴく興奮していたんです。だけど、誰も共感してくれない。
『こんなに変で面白いのになぁ』と少し寂しがっていたんですけど、ある日トマソンの概念を知ったとき『あ~やっぱり仲間がいたんだな』と嬉しかったんです。
この番組を見ていただいて、街を歩くときにトマソンを愛でる仲間が少しでも増えてくれると嬉しいなと思っています」(松澤)
・「ナキヨメ」(9月30日放送)牧島俊介プロデューサー
![トライアル]()
「他者への共感力が高く、感受性が豊かな柴田理恵さんとマユリカの中谷さんをお連れして“現世への未練を残した霊が棲む”と噂される廃病院を清めております。お2人ともしっかり想いは込められたとおっしゃられていて、その想いが(霊に)伝わっていれば良いなと思っています。
霊は恐怖の対象として語られることが多いですが、本来深い哀しみを抱えた存在であって、丁寧に清めてあげることが必要なはずですよね。
そもそも、色んな考え方はありますが、霊って構ってあげることが大事らしいんです。誰にも相手にしてもらえないという気持ちが執着を強めるというか。
なので、放送を通じてより多くの方が心を寄せていただけたら、より清まるような気がしています」(牧島)
続く若手プロデューサーインタビュー連載では、「テレ東、実際に入ってみてどうだった?」「若手から見たテレビの未来」などをテーマにおくる。
テレ東ならではの個性が強いトライアル企画を、毎週月曜 深夜24時30分から放送中! 「トライアルマンデー」をどうぞお楽しみに!
【千田洸陽 プロフィール】
2019年、テレビ東京に入社。これまで担当した番組は「何を隠そう…ソレが!」「ぴったりにちようチャップリン」「バカリヅカ」「モヤモヤさまぁ〜ず2」など。
【加納武司 プロフィール】
2019年、テレビ東京に入社。これまで担当した番組は「今日-1グランプリ」「せいやのリアルタイム紀行」など。
【羽根田翼 プロフィール】
2019年、テレビ東京制作に入社。これまで担当した番組は「土曜スペシャル」
「水バラ」「HiHi JetsのHiしか言いません!」「タクシー運転手さん一番うまい店に連れてって!」など。
【松澤啓 プロフィール】
2016年、テレビ東京に入社。これまで担当した番組は「家、ついて行ってイイですか?」「YOUは何しに日本へ?」など。現在はスポーツ局で「世界卓球」やスポーツニュースなどを担当。
【牧島俊介 プロフィール】
2023年、テレビ東京入社。これまで担当した番組は「ありえへん∞世界」「何を隠そう...ソレが!」など。

「“これを一つやるのに、いったい何人関わっているのだろう”と思ったものを数えようというすごくリアルで泥くさい番組なんですけど、今回のテーマは、『スシローの寿司1貫が目の前に届くまでに総勢何人!?』『公衆電話1日の利用者は総勢何人!?』『東横線の終電から始発までに働いている人々は総勢何人!?』。“公衆電話は今も見かけるけど、利用している人って何人いるの?”という疑問から“じゃあ実際に数えてみよう”と。
東急電鉄さんやスシローさんにも協力していただき、企業ですら把握していない事実を数えることに成功しました! しっかり1の位まで答えを出しているので、“史上初のデータ”をお伝えできたかなと思います。
特に公衆電話の利用者については、番組スタッフがしっかり張り込んだので、そこも見どころの一つになっています。取材VTRを見終えた後、MCの山里亮太さんにも、『まだまだ全然知らないことがあるんだなぁ』と言ってもらえましたし、僕自身も番組を見て、“自分は視野が狭いんだな”と感じさせられたので、視聴者の皆さんにも、同じ体験をしていただきたいです」(加納)
・「先にサムネ作っちゃいました」(9月16日放送)羽根田翼P

「1年目の頃から担当する番組のサムネイルを作る機会が多かったのですが、ロケの撮れ高が少ないと、“この番組、どこが見出しになんの!?。あーこのロケもっとこうなってたら良かったのに…”みたいなことで、悩んでしまうことも多々ありました。
だったら、“ロケでこんな奇跡が起きたら…”というスタッフの願望で勝手にサムネイルを先に作っちゃって、その通りになるまでロケし続けてもらえばいいじゃん! というわがままから生まれた企画です。
言ったからには、出演者の皆さんに無茶振りをし、奇跡が起きるまでひたすらロケをやり続けるという感じで、先にサムネは作っちゃったのですが、今はまだロケ前なので、どうなるかまったく分かりません。でも、サムネ通りになるまでロケは終わらないことだけは確かです。
舞台は、とある関東にある秘境の絶景観光地。実際に町の悩みを聞きだし、その悩みを解決するような無茶振り、いわば壮大な町おこし的なものを考えています。他にも、バカバカしくて何も考えずに笑える無茶振りも用意しているので、振り幅をぜひ楽しんでいただきたいです。
スギちゃんさんとじゅんいちダビッドソンさんのほぼ同期仲良し2人が文句を言いながら無茶振りに応えていく様子を、ナレーター初挑戦のみりちゃむさんに辛口でズバズバ言ってもらいます。そのあたりも注目してください!」(羽根田)
・「トマソンを愛でる」(9月23日放送)松澤啓プロデューサー

「企画した自分が言うのもなんですが、見どころと聞かれると答えにスゴく悩みます…。
この番組は、“トマソン”と呼ばれる街中の変な建造物や気になるモノを見つけ出して妄想を膨らませるという内容なんですけど、そもそもトマソンは見る人が自由に楽しむことで成立するものなので、明確な定義はないんです。『存在意義の分からない、それでいて芸術作品のような深みを持つもの』ということくらいで。
人によって、とても自由な見方ができる番組だと思っています。
ロケでトマソンを見つけたとき、『こういうことかな?』と自分がなんとなく妄想したものと、タイムマシーン3号のお2人が妄想する内容は、当然ですけどやっぱり全然違う。
だから視聴者の皆さんも、全然違った方向の妄想・解釈をしてくれるだろうし、超えてくるんだろうなと思っています。
なので、皆さんにも自由に妄想を膨らませてもらいながら、見どころ=マイベストトマソンを見つけてもらえると嬉しいです。
元々散歩が好きで、友人と歩いていても『この建物めっちゃ変じゃない!?』というモノに出会うと、自分はものスゴく興奮していたんです。だけど、誰も共感してくれない。
『こんなに変で面白いのになぁ』と少し寂しがっていたんですけど、ある日トマソンの概念を知ったとき『あ~やっぱり仲間がいたんだな』と嬉しかったんです。
この番組を見ていただいて、街を歩くときにトマソンを愛でる仲間が少しでも増えてくれると嬉しいなと思っています」(松澤)
・「ナキヨメ」(9月30日放送)牧島俊介プロデューサー

「他者への共感力が高く、感受性が豊かな柴田理恵さんとマユリカの中谷さんをお連れして“現世への未練を残した霊が棲む”と噂される廃病院を清めております。お2人ともしっかり想いは込められたとおっしゃられていて、その想いが(霊に)伝わっていれば良いなと思っています。
霊は恐怖の対象として語られることが多いですが、本来深い哀しみを抱えた存在であって、丁寧に清めてあげることが必要なはずですよね。
そもそも、色んな考え方はありますが、霊って構ってあげることが大事らしいんです。誰にも相手にしてもらえないという気持ちが執着を強めるというか。
なので、放送を通じてより多くの方が心を寄せていただけたら、より清まるような気がしています」(牧島)
続く若手プロデューサーインタビュー連載では、「テレ東、実際に入ってみてどうだった?」「若手から見たテレビの未来」などをテーマにおくる。
テレ東ならではの個性が強いトライアル企画を、毎週月曜 深夜24時30分から放送中! 「トライアルマンデー」をどうぞお楽しみに!
【千田洸陽 プロフィール】
2019年、テレビ東京に入社。これまで担当した番組は「何を隠そう…ソレが!」「ぴったりにちようチャップリン」「バカリヅカ」「モヤモヤさまぁ〜ず2」など。
【加納武司 プロフィール】
2019年、テレビ東京に入社。これまで担当した番組は「今日-1グランプリ」「せいやのリアルタイム紀行」など。
【羽根田翼 プロフィール】
2019年、テレビ東京制作に入社。これまで担当した番組は「土曜スペシャル」
「水バラ」「HiHi JetsのHiしか言いません!」「タクシー運転手さん一番うまい店に連れてって!」など。
【松澤啓 プロフィール】
2016年、テレビ東京に入社。これまで担当した番組は「家、ついて行ってイイですか?」「YOUは何しに日本へ?」など。現在はスポーツ局で「世界卓球」やスポーツニュースなどを担当。
【牧島俊介 プロフィール】
2023年、テレビ東京入社。これまで担当した番組は「ありえへん∞世界」「何を隠そう...ソレが!」など。
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