"ヒイミサマ"を見たら命を落とす…伊豆諸島に伝わる恐怖の風習
日本各地に眠る“マジやば”な怪談や都市伝説を、オカルト文化遺産として記録していく「ジャパンオカルトアーカイブ〜マジやば不思議話〜」(水曜深夜3時26分)。
11月19日(水)の放送から、オカルト研究家・吉田悠軌が語った「伊豆諸島の外出してはいけない日」を紹介する。
【動画】"ヒイミサマ"を見たら命を落とす…伊豆諸島に伝わる恐怖の風習
伊豆諸島の各島々、特に伊豆大島、新島、神津島などでは、「1月24日の夜に家の外へ出てはいけない」という風習が今も守られている。
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大島の中でも特に泉津地区では、この日を「日忌様(ひいみさま)」と呼ぶ。
1月24日の夜、もし外に出て夜の海の向こうに赤い帆をかけた船が走っているのを目撃すると、その者は命を落とすと伝えられている。
11月19日(水)の放送から、オカルト研究家・吉田悠軌が語った「伊豆諸島の外出してはいけない日」を紹介する。
【動画】"ヒイミサマ"を見たら命を落とす…伊豆諸島に伝わる恐怖の風習
伊豆諸島の各島々、特に伊豆大島、新島、神津島などでは、「1月24日の夜に家の外へ出てはいけない」という風習が今も守られている。

大島の中でも特に泉津地区では、この日を「日忌様(ひいみさま)」と呼ぶ。
1月24日の夜、もし外に出て夜の海の向こうに赤い帆をかけた船が走っているのを目撃すると、その者は命を落とすと伝えられている。
なぜ"日忌様"が現れるのか——その由来はかつての悲劇にある。
昔、伊豆諸島に君臨していた悪代官を、大島の若者たち7人が海に沈めて殺害した。彼らは島民のために行動したのだが、その後、荒れ狂う海を渡り、他の島へ助けを求めた際、巻き添えを恐れた島民たちは若者たちを受け入れなかった。結果、若者たちは海の藻屑となって消えた…というのだ。
この無念の歴史が言い伝えとして残り、1月24日の夜には若者たちを乗せた船が現れるため、島民は外に出ず、やり過ごすようになったとされる。

吉田が実際に現地である大島・泉津地区へ1月24日当日に赴いたところ、家の節穴に「トベラ」という植物が差されているのを目撃。
トベラは枝を切ると悪臭を放つ植物で、これを家中の穴という穴に差し込むことで、日忌様が隙間から家の中を覗かないようにする意味がある。

かつて大島から逃れてきた若者たちが、神社の木を切り倒して丸木舟を作ったとされる「波治加麻神社」も残っている。
この風習を現在でも島全体で徹底して守り続けているのが、神津島。神津島ではこれを「二十五日様」と呼び、旧暦の1月24日(現在の暦では3月頃)には島民全員が家に閉じこもり、電気を消して息を潜める。
もし外に出て"二十五日様"に見つかれば…釜を被せられて地獄の底へ引きずり込まれると語り継がれている。

実際、この時期に神津島を訪れると、役所やスーパーは午後3時頃には閉まり、陽が沈む頃には「家に入ってください」とアナウンスが流れるという。
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