「働くご長寿」を撮りに日本各地へ!大学院生YOUが教わった元気の秘訣:YOUは何しに日本へ?
日本を訪れる外国人たちを、空港で勝手に出迎えアポなしインタビュー!そのまま密着取材を行う「YOUは何しに日本へ?」(月曜夜6時25分)。
今回のテーマは、「渋みのきいたコク深い味わい おーい!いぶし銀SP」。めちゃくちゃ渋い95分で、果たして、どんな面白YOUに出会えるのか?
【動画】「働くご長寿」を撮りに日本各地へ!大学院生YOUが教わった元気の秘訣&餅が大好きなファッションデザイナー
![「働くご長寿」を撮りに日本各地へ!大学院生YOUが教わった元気の秘訣:YOUは何しに日本へ?]()
羽田空港で声をかけたのは、ドイツから来た大学院生のマディタさん(27歳)。
来日は4回目で、おじいちゃんとおばあちゃんの写真を撮りに来た。元気に働く姿を撮影し、日本のご長寿さんがどれほど一生懸命に働いているか、ドイツとの違いも含めて紹介したいそう。8月に大学院を卒業するマディタさんの卒論テーマは「働く日本のご長寿」だという。
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ご長寿を探すために事前にリサーチを行い、オリジナルの地図を作成してきたそう。
スマホを見せてもらうと、日本各地に撮影ポイントが散らばっている。東京だけでも、ご長寿が働く店を40軒ほどチェック。「これ以外もカメラを持って、街中を歩いて探すつもりよ」と話す。
ご長寿とのコミュニケーションには、翻訳アプリで作った説明文のシートを使うそう。
「最低でも65歳以上が理想ね。それ以外は若すぎるわ」と、明確な基準も。
「おじいちゃん、おばあちゃんの人生の歴史や、長く働ける元気の秘訣を聞いてみたい」と目を輝かせるマディタさんに同行をお願いすると、快諾してくれたので密着決定!
今回のテーマは、「渋みのきいたコク深い味わい おーい!いぶし銀SP」。めちゃくちゃ渋い95分で、果たして、どんな面白YOUに出会えるのか?
【動画】「働くご長寿」を撮りに日本各地へ!大学院生YOUが教わった元気の秘訣&餅が大好きなファッションデザイナー

羽田空港で声をかけたのは、ドイツから来た大学院生のマディタさん(27歳)。
来日は4回目で、おじいちゃんとおばあちゃんの写真を撮りに来た。元気に働く姿を撮影し、日本のご長寿さんがどれほど一生懸命に働いているか、ドイツとの違いも含めて紹介したいそう。8月に大学院を卒業するマディタさんの卒論テーマは「働く日本のご長寿」だという。

ご長寿を探すために事前にリサーチを行い、オリジナルの地図を作成してきたそう。
スマホを見せてもらうと、日本各地に撮影ポイントが散らばっている。東京だけでも、ご長寿が働く店を40軒ほどチェック。「これ以外もカメラを持って、街中を歩いて探すつもりよ」と話す。
ご長寿とのコミュニケーションには、翻訳アプリで作った説明文のシートを使うそう。
「最低でも65歳以上が理想ね。それ以外は若すぎるわ」と、明確な基準も。
「おじいちゃん、おばあちゃんの人生の歴史や、長く働ける元気の秘訣を聞いてみたい」と目を輝かせるマディタさんに同行をお願いすると、快諾してくれたので密着決定!

後日再会すると、これから大阪の小さな店に向かうという。「ワイルドなおじいちゃんの写真を撮りたい」というが、いったいどんな人物…?
出発前に、近鉄駅で働く清掃員のおじいちゃん(68歳)を手早く撮影し、東大阪市にある「洋風総菜アバ」を突撃! 取材をお願いすると、奥の方でコロッケに衣をつけていた店主がにこやかに現れた。

店主は平見勝利さん(88歳)。創業47年、夫婦でこの総菜店を営んでいる。
18歳からサラダ専門店や食肉加工会社で働き、40歳で独立。豊富な種類のカツは全て手作りだ。ちなみに「アバ」という店名は、思いつきで名付けたそう。

1日平均700個も売れる看板メニューのビーフコロッケは、北海道産のみのじゃがいもを使用。手で形成し、油で揚げる工程も見せてもらう。勢いよく油に投げ入れる手さばきはまさに職人技で、火傷することも多いというワイルドさ。こんがりした最高の状態で油から引き上げるタイミングも、長年の経験が生きていた。

ありがたいことに、マディタさんと担当Dらにアツアツの揚げたてコロッケをふるまってくれた。マディタさんは甘みのあるコロッケをほおばりながら、「オイシ―です!!」と大感激。
平見さんに元気の秘訣をインタビューすると、「お客さんに喜んでもらえるということ。これが最大の(秘訣)」と教えてくれた。さらに、100歳まで生きたいと即答!
最後はスマホでツーショットを撮り、お店を後にする。「スゴかったわ、本当にワイルドだった。情熱も感じられてスゴく幸せな気分よ」と、興奮冷めやらぬマディタさんであった。

ところで、マディタさんはなぜご長寿の写真を撮影しようと考えたのか。
ドイツは65歳以上が人口の2割以上を占めており、世界的にも高齢化が進む国の一つ。しかし街中では、働くご長寿の姿をあまり見かけない。マディタさんはその理由を、「定年退職後は、お家にこもってしまう人が多いみたい」と考察する。清掃員として働いてきたマディタさんの祖母も、今は家で過ごす時間が多いそうだ。
そんなマディタさんが初めて来日したのは、10年前の家族旅行。ラーメン店で70歳代くらいのおばあちゃんが軽やかに調理する姿に出会い、仕事を楽しむ様子に衝撃を受けたという。
駐車場で入場誘導をしていたおじいちゃんが、誘導棒を元気よく振る姿にも心を揺さぶられた。「いたるところで元気に働く高齢者をたくさん見かけたの。その光景が頭から離れなかったわ」と振り返るマディタさん。今回の卒業研究を通して、「日本のおじいちゃんおばあちゃんの元気をドイツに持ち帰りたい」と願っている。
▲撮影/マディタさん道を歩いている最中も、ご長寿を見かけては突撃するマディタさん。「江戸みやげ屋たかはし」(江東区)でも80代の経営者夫婦をパチリ。さらに75歳の建設現場の作業員さんや、70歳のスーパーの店員さん、77歳の陶器店の方、83歳のタクシードライバーなど、各地でご長寿をパチリ。2カ月にわたって、大阪・京都・福岡・東京・埼玉・群馬を巡り、精力的に撮影を続けた。

最後は広島へ。お店は事前に見つけられなかったため、「自由に歩き回ってステキなお店を見つけたいわ」と、商店街を探す。
第一印象でピンときた喫茶店に飛び込み、74歳の店主・末広規里美さんに撮影をお願いすると、快諾してもらえたので取材開始。特別に厨房を見せてもらうと、おっとりした雰囲気からは想像できないほどテキパキと働く姿が印象的だ。
厨房は、普段から規里美さんが1人で切り盛り。毎日来てくれる常連客のため、コストを抑える意味でも1人で調理を担っているという。
創業80年の喫茶店「ルーエぶらじる」は、規里美さんのご主人の両親が始めた店。
終戦翌年の1946年、原爆の傷跡が深く残る中、「町の人々を元気づけたい」との想いから開業した。その後、27歳だった規里美さんとご主人で後を継ぎ、現在は娘の朋子さん(46歳)も加わっている。

「『はだしのゲン』の作者・中沢啓治先生も、モーニングを食べに来ていた」と語る規里美さん。広島での被爆体験をもとに戦争や原爆の悲惨さを描いた巨匠・中沢先生も、約20年にわたりこの名店に通ったそうだ。店では、パン焼き窯で焼き上げた、出来立てのパンを提供している。

そしてこちらは、巨匠が愛した絶品モーニング! さらにお店のご厚意で、「良かったらカレーのモーニングも…」「ハンバーガーのモーニングも」と、取材Dにも人気のモーニングをサービスしてくれた。
さらに娘の朋子さんは、「私、バナナマンさん大好きなんで。筋金入りっす!」と、25年来の大ファンであることも明かしてくれた♡
おいしいモーニングを完食した後、朋子さんに「お母さんはどんな人ですか?」と尋ねると、「お客さんにも声かけるし、(外にいれば)どんな人にも声かける、人との距離感がいい意味で近いお母さん」とコメント。
ご主人が2年前に亡くなり気落ちしていた時期も、規里美さんはお客さんと”一緒にがんばろうね“”あんたも長生きするんよ“と会話を重ねる中で、本来の元気を取り戻していったという。
朋子さんは「今までの積み重ねがあって、お客さんが恩を返してくれてるのかな」と、規里美さんの人徳について語った。

最後に規里美さんに元気の秘訣を尋ねると、「私は全力を尽くさないから長く続けられた。人間生まれた時から60点くらいがいい。真ん中よりちょっといいかなぁってくらい」と、笑顔で教えてくれた。最後に記念撮影ができたところで密着終了!
今回撮影したご長寿は、総勢なんと107人! 「本当に素晴らしい話ばかりで感動しっぱなしだったわ。日本のおじいちゃんとおばあちゃんは、誰にでも明るくて仕事に情熱を持っていたわ。おじいちゃんとおばあちゃん大好き!!」と喜ぶマディタさん、どうかお達者で!
※このページの掲載内容は、更新当時の情報です。