リサイクルショップで1万円購入→250万円の高額鑑定に!審美眼が的中:開運!なんでも鑑定団
4月21日(火)に放送した「開運!なんでも鑑定団」(毎週火曜 夜8時54分)。リサイクルショップで買った品に驚きの鑑定額がついた。
【動画】リサイクルショップで1万円購入→250万円の高額鑑定に!審美眼が的中
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依頼品は、「東郷青児の油彩画」。依頼人がリサイクルショップで1万円で手に入れた品だという。
手に入れたのは4年前。ジャンルを問わずお宝探しを趣味とする依頼人は、リサイクルショップで掘り出し物を探していた際、無造作に立てかけられていたこの作品に目を留めた。
日本洋画界の巨匠・東郷青児の名が記されているにもかかわらず、額縁込みで1万円という破格の値段。その場で3時間じっくり鑑賞し、「ひょっとしたら本物かもしれない」という直感を頼りに購入を決めた。
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自宅に持ち帰りリビングに飾って眺めるうち、「本物だ」という確信は次第に強まっていった。貴重な作品ではと紫外線による退色やひび割れを懸念し、普段は黒い布をかけて厳重に保管しているという。
日本洋画界を代表する巨匠・東郷青児。
1897年、鹿児島に生まれ、5歳の時に一家で上京。青山学院中等部で絵を学び始めた。号の「青児」は青山学院の校名に由来する。
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依頼品は、「東郷青児の油彩画」。依頼人がリサイクルショップで1万円で手に入れた品だという。
手に入れたのは4年前。ジャンルを問わずお宝探しを趣味とする依頼人は、リサイクルショップで掘り出し物を探していた際、無造作に立てかけられていたこの作品に目を留めた。
日本洋画界の巨匠・東郷青児の名が記されているにもかかわらず、額縁込みで1万円という破格の値段。その場で3時間じっくり鑑賞し、「ひょっとしたら本物かもしれない」という直感を頼りに購入を決めた。

自宅に持ち帰りリビングに飾って眺めるうち、「本物だ」という確信は次第に強まっていった。貴重な作品ではと紫外線による退色やひび割れを懸念し、普段は黒い布をかけて厳重に保管しているという。
日本洋画界を代表する巨匠・東郷青児。
1897年、鹿児島に生まれ、5歳の時に一家で上京。青山学院中等部で絵を学び始めた。号の「青児」は青山学院の校名に由来する。
18歳のとき、知人の紹介で作曲家・山田耕筰と出会い、西洋の前衛絵画を紹介されると強い関心を抱き、貪欲に吸収していった。
19歳で二科展に出品した「パラソルさせる女」は、幾何学的な形に分割された画面と色彩の工作が「日本の未来派あらわる」と絶賛され、見事「二科賞」を受賞。華々しいデビューを飾った。
さらなる飛躍を求め、24歳でフランスへ。ピカソら気鋭の画家たちと交流を重ねる一方、ルーブル美術館でラファエロなどの古典絵画にも触れ、自らの進む道を模索し続けた。
7年後、31歳で帰国するも絵は売れず困窮。そんな中で出会ったのが、後に伴侶となる盈子だった。

愛する女性の存在を支えに道が開けていく。
迷いを断ち切るように描き始めたのは、陶器のように滑らかな肌と憂いを帯びた表情が印象的な、甘美で幻想的な女性像。西洋のモダンさと日本的な抒情性が融合した独自の美は「東郷様式」と呼ばれ、多くの人を魅了した。

さらに活動は多方面へ広がる。
洋菓子の包装紙や書籍の装丁、企業広告、化粧品パッケージなど、その表現はさまざまな分野に及んだ。そこには「一人でも多くの人に文化の香りを感じてもらい、文化的水準を高めてほしい」という思いが込められている。
70歳を過ぎても制作意欲は衰えず、毎年のようにサハラ砂漠を訪問。砂漠に生きる人々の姿に永遠の美を見いだした。

今回の依頼品は6号の油彩画。
滑らかな肌、細長い指先、長いまつ毛など、細部まで東郷様式が表れている。
本人評価額は、本物であると期待を込めて250万円とした。

鑑定結果は…なんと250万円!
本人評価額と同額の高額鑑定に、スタジオは歓声に包まれた。
鑑定を担当した「永善堂画廊」代表取締役・山村浩一氏は、「東郷青児の作品で間違いありません」と断言。
画風から1960年代後半、晩年の作品とみられ、滑らかな肌の質感や誇張された目鼻立ちなど、女性の美しさが際立つ一枚と評価した。
「女性の背後に城を描く構図は、晩年の特徴の一つ。品格の高い作品です。大切になさってください」(山村氏)
審美眼の確かさが証明される結果に、依頼人は「やった!」とガッツポーズを見せた。
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