過労で倒れたYOUが糀職人の道へ!裸一貫で弟子入り!熱すぎる想い:YOUは何しに日本へ?
日本を訪れる外国人たちを、空港で勝手に出迎えアポなしインタビュー!そのまま密着取材を行う「YOUは何しに日本へ?」(月曜夜6時25分)。
今回のテーマは、「ご当地で修業YOUが熱ぎゅんぎゅんぎゅん!好きすぎて滅!スペシャル」。日本が好きすぎて熱ぎゅんぎゅんぎゅんなYOUたちが大暴れする95分で、果たして、どんな面白YOUに出会えるのか?
【動画】過労で倒れたYOUが糀職人の道へ!裸一貫で弟子入り!熱すぎる想い&94歳の居合道の先生と15年ぶりに再会
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久しぶりの中部国際空港セントリアで声をかけたのは、スイスから来たミルコさん(38)。
北海道から来たそうで、日本語はベラベラ! 「冬と雪大好きで景色を見たかったのと、北海道でいろんな白味噌󠄀や糀を買った」そう。
なんとも渋いお土産だが、実はミルコさん、2024年の8月8日から、愛知県西尾市で糀を造っているとか。「まだまだ学んでいる弟子です。日々精進しています」と話す。なんと糀職人の修業YOUだった!
そもそもなぜ、糀の仕事をしようと思ったのか聞くと、「糀はアジアで生まれたようですが、日本で独自に進化してきました。糀にはとても長い歴史があるけど、英語に“糀”を意味する言葉はないんです。日本語の“KOJI”が世界に広まっています。そんな日本生まれの糀をぜひ造りたいと思い、仕事を辞めて来ました」と話す。ハンパねぇ~!
見た目はチャラいけど裸一貫で来日! 現在は愛知県で糀職人の修業中だという。
「そもそも糀ってどういうものなんですか?」と聞くと、「糀は食材のうま味を引き出してくれる立役者なんです。糀は奥が深くて…1回店に来てくれたらわかる」と話してくれたので、密着決定! 店を訪問する約束をして別れた。
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1週間後の朝8時45分、ミルコさんが働く「みやもと糀店」(愛知・西尾市)を訪ねると、宮本貴史社長や社員の皆さんとラジオ体操をするミルコさんの姿が。その後は、朝の日課である安全祈願の神棚拝礼を。
江戸時代、西尾市の肥沃な土壌が大豆栽培に適しており、味噌󠄀などが盛んに造られるように。西尾の味噌󠄀・醤油は三河湾の海路を通じ、江戸へ輸送され重宝され、現在も味噌󠄀蔵や醤油蔵が数多く残っている。
今回のテーマは、「ご当地で修業YOUが熱ぎゅんぎゅんぎゅん!好きすぎて滅!スペシャル」。日本が好きすぎて熱ぎゅんぎゅんぎゅんなYOUたちが大暴れする95分で、果たして、どんな面白YOUに出会えるのか?
【動画】過労で倒れたYOUが糀職人の道へ!裸一貫で弟子入り!熱すぎる想い&94歳の居合道の先生と15年ぶりに再会

久しぶりの中部国際空港セントリアで声をかけたのは、スイスから来たミルコさん(38)。
北海道から来たそうで、日本語はベラベラ! 「冬と雪大好きで景色を見たかったのと、北海道でいろんな白味噌󠄀や糀を買った」そう。
なんとも渋いお土産だが、実はミルコさん、2024年の8月8日から、愛知県西尾市で糀を造っているとか。「まだまだ学んでいる弟子です。日々精進しています」と話す。なんと糀職人の修業YOUだった!
そもそもなぜ、糀の仕事をしようと思ったのか聞くと、「糀はアジアで生まれたようですが、日本で独自に進化してきました。糀にはとても長い歴史があるけど、英語に“糀”を意味する言葉はないんです。日本語の“KOJI”が世界に広まっています。そんな日本生まれの糀をぜひ造りたいと思い、仕事を辞めて来ました」と話す。ハンパねぇ~!
見た目はチャラいけど裸一貫で来日! 現在は愛知県で糀職人の修業中だという。
「そもそも糀ってどういうものなんですか?」と聞くと、「糀は食材のうま味を引き出してくれる立役者なんです。糀は奥が深くて…1回店に来てくれたらわかる」と話してくれたので、密着決定! 店を訪問する約束をして別れた。

1週間後の朝8時45分、ミルコさんが働く「みやもと糀店」(愛知・西尾市)を訪ねると、宮本貴史社長や社員の皆さんとラジオ体操をするミルコさんの姿が。その後は、朝の日課である安全祈願の神棚拝礼を。
江戸時代、西尾市の肥沃な土壌が大豆栽培に適しており、味噌󠄀などが盛んに造られるように。西尾の味噌󠄀・醤油は三河湾の海路を通じ、江戸へ輸送され重宝され、現在も味噌󠄀蔵や醤油蔵が数多く残っている。

そんな町で、10年前に創業したのが「みやもと糀店」。西尾市にある糀店は2軒のみだ。ミルコさんと一緒に働いているのは、職人歴7年の鈴木さん(34歳)。
社員は社長、鈴木さん、ミルコさんの3名で 「糀づくりを学びたい」農業系大学生などをインターン生として受け入れ、ミルコさんは指導役もしている。

主に米にこうじ菌を培養させたもの=糀。この店では米糀を造り、業者・自宅で味噌󠄀造りをする人などに販売している。昨今は、和食とともに糀の文化も海外へ。欧米・アジア地域では特に人気急上昇中で、世界のトップシェフたちが「2025年のトレンド食材」に“KOJI”を選出した。

早速、糀の作り方を拝見! まずは醗酵機を入念に消毒すること20分。「別の菌が混ざる可能性があるからそれが良くないです。ウチはみんな納豆食べられないです。ここに納豆菌が入ったら造るのが難しくなる」(ミルコさん)。糀の菌は、他の雑菌が大敵、消毒命! なのだ。

前日に浸しておいた米を1時間ほど蒸す。蒸し上がった熱々のお米を、手でかき混ぜて約40℃まで冷ます。しゃもじなどの道具を使うと米を潰してしまい、そこから雑菌が入ることもあるのでNGだ。

「ここからが大事。これは種こうじ菌です。蒸した米の上に吹くと、米が米糀になります」(ミルコさん)。
するとここで「ミルコ、種を自分で振ってみる?」と宮本さん。「わぁ! ほんと? いいですか? 頑張ります!」と、気合を入れて種振りに初挑戦~!
均等に菌が米に行き渡らないと、糀の品質が悪くなるため、超真剣! 「ずっと僕らがやっているのを見ているので、そんなに問題なくできた」(宮本さん)。
お褒めの言葉をいただき、「サイコー! サイコー!」と喜ぶミルコさん。糀職人へ一歩前進だ!

そしていよいよ、仕上げの醗酵タイム! じっくりと丸2日醗酵させると……米糀が完成した!

ミルコさんは、なぜ糀にハマったのか? 母国・スイスで大学卒業後、カフェや雑貨店の経営を始めたミルコさんは、31歳で3店舗のオーナーになり、週6日1日14時間働きづめに。 「あまりに忙しすぎて、身体が悲鳴を上げているのに気づかなかった」。
34歳の時、ベッドから起き上がれないほどの激痛が全身に走る線維筋痛症を発症。1カ月動けないほどの重症だった。

療養中、たまたま知った味噌󠄀づくりの体験会に参加して味噌󠄀汁を食べた瞬間、「何これ? 何が入ってこんなに美味しいの?」とビックリ! 「身体が元気になっていく感じがした」とも。
味噌󠄀をはじめ、みりん・酒は糀からできていると知り、糀に興味を持ったミルコさんは、知人に「みやもと糀店」を紹介してもらい来日したという。

「最初は糀というもの自体よくわからなかったけど、実際に現場で学んでみると『奥が深くてもっと勉強してみたい』と思った。いつか日本で糀職人になりたいと思うようになった」。こうしてミルコさんはオーナー業をすべて辞め、糀職人を目指し、半年前に「みやもと糀店」の社員に。

一人前の職人になるまで最低5年はかかる世界…修業の道はまだ始まったばかりだ。

工場の隣にある古民家の一室に住まわせてもらっているミルコさん。糀をもっと深く学ぶため、休憩時間も日本語の勉強をしている。
さらに、いろいろな糀の造り方を学ぶため、休日は酒蔵・醤油蔵などの見学へ。全ては糀職人になるためだ!

密着取材3日目。この日は、糀工場の隣にある母屋で「味噌󠄀づくり体験会」。ミルコさんは、地元の方などに味噌󠄀の造り方を教えている。

「糀の魅力を多くの人に伝えていけるようになりたいです。そして日本で一人前の糀職人になる夢を叶えるために頑張ります! NO糀 NOライフ! ですね」。
揺るぎのない決意が聞けたところで、密着取材終了! ミルコさん、立派な糀職人になる夢、叶えてね~!
※このページの掲載内容は、更新当時の情報です。