片渕茜アナ『地下鉄は止まっても、相場は動くNY』|アナ日記
NY駐在から1年が経ちました。
今日は、私が担当している「モーニングサテライト」OA日の裏側を、少しだけお見せしたいと思います。

支局があるのは、タイムズスクエア近く。
朝早くから街は観光客でにぎわい、通り沿いのダイナーにはパンケーキやハンバーガーを頬張る人たちや、ブロードウェイミュージカルのチケットを手に入れるために、行列に並んでいる人の姿も。
そんな活気溢れる街からエネルギーをもらいながら、会社に向かいます。
到着すると、まず始まるのがニュース探しとマーケット動向のチェックです。
NY支局で一緒に働いているKimさん
その後、支局メンバーでその日のニュースを選定します。
トランプ大統領の会見待ちだったり、突発ニュースが飛び込んできたりと、この時点では読めないことも多く、何を伝えるかは最後まで流動的です。
続いて取り掛かるのが、ゲストの方とのトーク原稿作成。
専門的な話をどうすれば分かりやすく伝えられるか、ゲストの方と相談しながら進め、同時にファクトチェックや画面に表示するテロップ、グラフなどの作成も行います。
これを毎日続けているので、NYに来てから信頼できる情報を自分で探し出す力が鍛えられていると感じます。
内容が固まると、次は債券・為替・商品市況の原稿作成へ。

この日は、米国とイランの和平交渉進展への期待から原油価格が大幅下落、これを好感し、主要3指数は最高値更新という動き。
イランでの戦闘が始まってからは、原油を起点としたマーケットの変動が多くなりました。
ここまでの準備を終えると、衣装に着替えて中継先のウォール街・ニューヨーク証券取引所へ!
いつも時間がギリギリで、まさに「会社を飛び出して」います。
ただ、ここで立ちはだかるのがNYの地下鉄です。


突然止まったり、大幅に遅れたりするのは日常茶飯事。
本番に間に合わないかもしれない…という経験も何度かありました。
モーサテ中継を行うNY証券取引所
証券取引所でゲストの方やフロアスタッフさんと合流すると、引け後の相場などを確認し、そのまま本番へ入ります。

この日は岡三証券の長阪さんと。
中継の合間に、みなさんとお話しする時間が日々の楽しみです。
最近では、トレーディングフロアに毎日のように通ううちに、ブローカーの方々とも顔馴染みになってきました。
何気ない会話からも、市場の空気感が伝わってきます。
ちなみにみなさん、仕事が終わると驚くほど早く帰宅します。
アメリカでは家族との時間を大切にする文化が根付いていて、オンオフの切り替えの早さにはいつも驚かされます。
ということで、慌ただしい毎日の連続ですが、この臨場感が画面越しにも伝わってると嬉しいです!