「店で出会っちゃった」仏像が【1500万円】の衝撃鑑定!家族からは不評も大珍品:開運!なんでも鑑定団
6月2日(火)に放送した「開運!なんでも鑑定団」(毎週火曜 夜8時54分)。平安時代に作られた薬師如来像に、依頼人も驚く鑑定額がついた。
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依頼人は一級建築士であり、熱狂的な仏像コレクター。
約40年前、骨董雑誌の広告で見かけた仏像に魅了されて以来、その奥深い造形美に惹かれ続けてきた。現在は20体以上を所有しており、自宅のリビングには数多くの仏像が並んでいる。
リビングは、仏像を美しく見せることを第一に考え、依頼人自ら設計した空間。夜な夜なコーヒーとケーキを楽しみながら仏像を鑑賞しているというが、家族からは不評。ゆくゆくは孫に引き継ぎたいと考えているものの、「委ねてもらわなくて大丈夫です」と断られ、苦笑いを浮かべた。

依頼品は「平安時代の薬師如来像」。コレクションの中でも特に自慢の一体だという。
5年ほど前、増え過ぎた仏像を整理しようと古美術店を訪れた際に「出会っちゃった」もの。売却するために店へ足を運んだものの、300万円で購入してしまったという。
依頼人は約1000年前の平安時代の作ではないかと考えているが、「店の方はそこまで説明しなかった」と話した。
世界で初めて仏像が誕生したのは、釈迦がこの世を去ってから500年以上後のこと。釈迦の死後しばらくは、その姿を形にすること自体が恐れ多いとされていたため仏像は存在しなかった。しかし、人々の「仏の姿を拝みたい」という願いが高まったことで誕生し、日本には538年に初めて伝来したとされる。
仏像には「天部」「明王」「菩薩」「如来」という尊格があり、薬師如来はその中でも最上位に位置する如来の一つ。病を癒やし、長寿を授ける仏として古くから信仰を集めてきた。

改めて依頼品を見てみよう。
高さ51センチの薬師如来坐像で、穏やかな表情をたたえながらも、螺髪や衣文には力強い彫りが施されている。膝前や両手は後世に補修されたものだが、長い年月を経て受け継がれてきた歴史を感じさせる。
本人評価額は、家族への面目も込めて購入額に50万円を上乗せした350万円。

鑑定結果は…なんと1500万円!
予想を大きく上回る結果に、MC陣と依頼人はハイタッチ。スタジオで見守っていた家族も、目を見開いて驚きをあらわにした。
鑑定を担当した古美術「自在屋」店主・勝見充男氏は、「とても力強くて見事な薬師如来です」と絶賛。制作年代についても、平安時代の9〜10世紀で間違いないと評価した。
この時代の仏像が民間に残されている例は極めて珍しく、さらに一般家庭で飾れる大きさの作品は非常に貴重だという。奈良国立博物館には同程度の大きさの平安時代の薬師如来坐像が所蔵されており、その価値の高さを物語っている。

材質には木目の細かい木材が使われており、顔の中心となる鼻の部分に木の芯が来るよう巧みに彫られている。強度を高める工夫が施されており、当時の仏師の優れた技術がうかがえる名品と評価された。
この結果を受け、MCの今田耕司は「お寺だったら1年に1回ご開帳で見せていただけるような逸品。それがコーヒーとケーキで、毎晩!?」とコメント。依頼人も誇らしげな笑顔を見せた。
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