19歳で古民家を購入!新米大工YOUが日本建築の匠に弟子入りした理由:YOUは何しに日本へ?
日本を訪れる外国人たちを、空港で勝手に出迎えアポなしインタビュー! そのまま密着取材を行う「YOUは何しに日本へ?」(月曜夜6時25分)。
今回のテーマは、「こんなところに国宝級レジェンドマスターが大集結SP」。YOUの夢を大師匠が劇的リフォームする95分で、果たして、どんな面白YOUに出会えるのか?
【動画】19歳で古民家を購入!新米大工YOU&下町グルメにドハマり!SNSでは見つからない地元食堂をガチ調査
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羽田空港で声をかけたのは、カナダから来た新米大工のパックストンさん(19歳)。
大工の修業をしながら、古民家をリフォームするため来日した。
「カナダとは全く違う日本の建築が大好きなんだ。畳とかこたつとか…。だから今回のリフォームで、日本の建築技術を学びたい」と前のめりだ。
実はパックストンさん、生まれは愛媛県。ママは日本人、パパはカナダ人のハーフ。
6歳まで日本で暮らし、家族でカナダへ移住したものの、毎年日本を訪れるほどの日本好きだ。
気になるリフォームの内容を聞くと、「古民家をリフォームして大きな温泉施設をつくる」という。一体どんな施設なのか? 修業について行きたいとお願いすると、快諾してくれたので密着決定。早速、現場の古民家へゴー!
▲写真右から高野さん、米田さん、小林さん
バスに揺られること3時間。到着するとすぐ、依頼主の高野星河さんと合流した。
星河さんによると、今回の古民家リフォームは、デザイナーの小林さんと大工の米田さんに依頼しており、そこにパックストンさんも加わる形だという。
実は星河さん、半年前までカナダに住んでおり、パックストンさんとは家族ぐるみの付き合い。
ちなみに古民家の所在地は、山梨県北杜市。南アルプスと八ヶ岳に囲まれた自然豊かな土地ながら、都心から交通機関で2~3時間とアクセスも良好。近年は若い世代を中心に、人気の移住先として注目を集めている。
今回のテーマは、「こんなところに国宝級レジェンドマスターが大集結SP」。YOUの夢を大師匠が劇的リフォームする95分で、果たして、どんな面白YOUに出会えるのか?
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羽田空港で声をかけたのは、カナダから来た新米大工のパックストンさん(19歳)。
大工の修業をしながら、古民家をリフォームするため来日した。
「カナダとは全く違う日本の建築が大好きなんだ。畳とかこたつとか…。だから今回のリフォームで、日本の建築技術を学びたい」と前のめりだ。
実はパックストンさん、生まれは愛媛県。ママは日本人、パパはカナダ人のハーフ。
6歳まで日本で暮らし、家族でカナダへ移住したものの、毎年日本を訪れるほどの日本好きだ。
気になるリフォームの内容を聞くと、「古民家をリフォームして大きな温泉施設をつくる」という。一体どんな施設なのか? 修業について行きたいとお願いすると、快諾してくれたので密着決定。早速、現場の古民家へゴー!
▲写真右から高野さん、米田さん、小林さんバスに揺られること3時間。到着するとすぐ、依頼主の高野星河さんと合流した。
星河さんによると、今回の古民家リフォームは、デザイナーの小林さんと大工の米田さんに依頼しており、そこにパックストンさんも加わる形だという。
実は星河さん、半年前までカナダに住んでおり、パックストンさんとは家族ぐるみの付き合い。
ちなみに古民家の所在地は、山梨県北杜市。南アルプスと八ヶ岳に囲まれた自然豊かな土地ながら、都心から交通機関で2~3時間とアクセスも良好。近年は若い世代を中心に、人気の移住先として注目を集めている。

リフォーム中の古民家に到着すると、1カ月前に始まった工事で部屋の解体が終わったところだった。壁や床を整備し、奥に浴槽、手前に畳のリラックススペース、そして縁側などを設置するという。

この空間をデザインした小林さん、普段はどんなお仕事をしているのか?
元々は大工だったが、現在は敏腕デザイナーとして活躍中。東京の飲食店なども数多く手掛け、あの『博多一風堂』の店舗デザインもその一つ。ニューヨーク店をはじめ、多数の店舗を設計してきた一流の匠だった。
大工の米田さんは、工具を載せたハイエースで札幌から駆けつけてくれたという。
今回のリフォームのために、全国からその道のプロが集結していた。
依頼主の星河さんは、元々両親の別荘があった北杜市に魅了され、半年前にカナダから移住。豊かな自然に囲まれた北杜市の魅力を、もっと多くの人に知ってもらいたい…そんな思いから、古民家で温泉施設を始めようと決めたそう。
工事は友人の紹介で出会った小林さんに依頼。これから1カ月半かけて、大規模なリフォームを行う。
そこに合流したのがパックストンさん。日本建築を学びたい彼にとって、一流職人との現場は、まさに絶好の修業の場だ。

到着から10分後には作業開始。まずは壁に漆喰を塗る作業から。
漆喰とは、多湿な日本で古くから重宝されてきた自然素材の壁材で、湿度調節機能を持つ。世界文化遺産「姫路城」の城壁にも使われているが、厚く塗りすぎると、ひび割れの原因に。そのため、薄く均一に塗るのが鉄則だ。
普段扱うコンクリートより、はるかに繊細さが求められる作業…。一同で分担し、部屋全面を塗り終えると、午後8時になっていた。

作業後は、みんなで晩ご飯の支度。みんなで古民家に泊まり、1カ月半のリフォームに挑む。そんな記念すべき初日のディナーは、手巻き寿司とうどん。パックストンさんは、まず「きゅうり巻き」をパクリ!
こうしてパックストンさんの学びの旅は始まったが、なぜ日本の建築を学びたいのか?
「年を取ったら日本に住みたいと思っている。ここ(日本)に来たら、家に帰ってきたなと思える」。
パックストンさんは、兄弟で川で遊んだり、祖母にアイスを買ってもらったり…日本で過ごした楽しい思い出が今も忘れられないそう。だからこそ、再び日本で暮らすことが夢だと語る。

食事の後、パックストンさんはみんなに1枚の写真を見せてくれた。
実は今年1月、彼はすでに鹿児島県指宿市に古民家を購入していたのだ! しかも、その資金は16歳の頃からアルバイトをしてコツコツ貯めてきた大切なお金。将来日本で暮らすために手に入れたマイホームを、今回学んだ技術を生かし、自らの手でリフォームしたいという。若干19歳にして、移住への思いはガチだった!

翌日、新たな師匠が現場に到着。名古屋から駆け付けたのは、平野勝章さん一家。親子三代にわたり、ふすまや障子など、空間を仕切る建具の設置や修理を手掛ける専門家で、勝章さんはその道50年のレジェンドだ。
そんな匠のもとで、パックストンさんはふすま張りや木枠のはめ直しなど、日本の技術を学ぶことに。丁寧な指導を受けながら作業を進め、ついに人生初のふすま張りが完成!

障子の和紙貼りにも挑戦。正確にやわらかく貼る…を心がけ、立派な障子戸を完成させた!

2週間後、久しぶりに現場を訪ねると、リフォームがぐんと進んでいた。
ひのきの酵素風呂用浴槽も到着。ちなみに酵素風呂とは、1972年の札幌オリンピックの選手村に設置されたことで注目を集め、一大ブームになった入浴法だ。
分からないことがあれば匠たちに質問し、初めての作業を進めていくパックストンさん。「小林さんや米田さんに教えてもらいながら、一緒につくれることが楽しい!」と、貴重な経験を楽しんでいた。

そんな息子を心配し、カナダからママも現場に合流!

お風呂場だけでなく、洗面所づくりや畳の張替え、のれん掛け作りもお手伝い。
優しい匠に次々と日本の技術を学ぶパックストンさんは、「古いものが好き。新しいデザインはキレイだけどフラットで、個性がない」と語る。
そしてついに迎えた最終日。最後の作業は“店の顔”ともいえるのれん掛けだ。
感動の瞬間を迎え、約1カ月半のリフォーム全行程が終了! 全員で力を合わせてつくり上げた、日本の古き良き空間が完成したところで、密着も終了。

「もうちょっとで2カ月おったけん。長い間だったけどめちゃ早かった。楽しかったけんね」と目を輝かせるパックストンさんに、小林さんが「また仕事一緒にしよう!」と声をかけてくれた。パックストンさん、本当にお疲れ様!
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