日本縦断2500㎞!イケメントリオが挑む“最後の自転車旅”!波乱の31日間の行方は?:YOUは何しに日本へ?

日本を訪れる外国人たちを、空港で勝手に出迎えアポなしインタビュー! そのまま密着取材を行う「YOUは何しに日本へ?」(月曜夜6時25分)。
今回のテーマは、「固~い絆で乗り越えろ!ダイハード旅SP」。超ハードな旅人YOUが続々登場する95分で、果たしてどんな面白YOUに出会えるのか?

【動画】日本縦断2500㎞!イケメントリオが挑む“最後の自転車旅”!&海鮮シェフが北海道で食わず嫌い克服旅

YOU
空港で声をかけたのは、メキシコからきた3人組。日本最南端の鹿児島・開聞岳から、日本最北端の北海道・宗谷岬まで、2500㎞を自転車で縦断するために来日した。1日70km、1カ月かけて走破するというハードな旅だ。
ホルヘさん(25歳・兄/画像右)とエミリオさん(23歳・弟/画像中)の兄弟、そしてヘラルドさん(25歳/画像左)は10年来の親友。今回のような長距離ライドは初めてで、1年前からジムでの筋トレやトレーニングを重ね、週末には5時間以上走り込んできたという。ただし、エミリオさんは練習をさぼり気味だったそうだ(笑)。
旅の楽しみは、日本各地で地元の人たちと乾杯して仲良くなること。気になるのでついて行きたいとお願いすると、快くOKしてくれたので密着決定!

YOU
3日後に薩摩半島最南端の長崎鼻で再会するはずが、3時間待っても現れない。ここで密着終了かと心配されたその時、4時間遅れで3人が登場。1日2本しかない電車に乗り遅れてしまったそう。
気を取り直して向かったのは、出発地点の開聞岳。九州本土の最南端にある、標高924mの活火山で、日本百名山の一つだ。ここから60㎞先の鹿児島市を目指して、いよいよ出発!…と思いきや10分後、田んぼの前でストップ。水面に映る山をながめ、「日本の美しい自然が見たかったから、自転車旅を僕が提案したんだ」と、自然好きなホルヘさんは景観に感動する。

YOU
午後6時30分、この日一番の難所・山越えへ。トレーニングの成果で、ホルヘさんとヘラルドさんは快調だが、練習をさぼってきたエミリオさんは「車で来ればよかった…」などと早くも弱音。
それでも1時間半かけて登り切った後、ラルドさんが食事休憩をしようと提案すると、元気復活(笑)。

YOU
午後8時30分、ふらりと入ったのは創業26年の「和創食処 菊市」。定食やお酒が楽しめる地元の人気店だ。
早速、隣に座ったお姉さん2人に声をかけ、オススメ料理を聞く。
しかし、この後25km先の宿まで走らなければならないため、お酒はぐっと我慢。そこで教えてもらったのが、「ノンアルコールビール」だ。人生初の味に挑戦すると、「本物と変わらない、美味しい」とすっかりお気に入り。
さらに、名物のとり天やししゃも、刺身などを楽しみながら互いに自己紹介をしていると、ボーダーTのお姉さんが翌日50歳の誕生日を迎えることが判明。3人は、メキシコのバースデーソングを披露し、お祝い! こうして初日から、地元の人との温かい交流を楽しんだ。

午前0時過ぎ、25㎞先の宿を目指して再出発。疲れた体にムチを打ち、1時間後、なんとか鹿児島市呉服町のホテルに到着した。一番へばっていたエミリオさんも、「初日は慣れるための1日さ。チームメキシコでゴールまでがんばるよ!」と意気込みを新たに。

YOU
メキシコの大都市・モンテレイで生まれ、高校の同級生だったホルヘさんとヘラルドさん。
そこに、兄になついていたエミリオさんが加わり、いつしか3人で行動するように。内向的なホルヘさんに対し、エミリオさんは明るく社交的。弟のおかげで友達がたくさん増えたと、ホルヘさんは誇りに思っている。
一人っ子のヘラルドさんにとっても、2人は本当の兄弟のような存在。誕生日には、カラオケパーティーを開き、月1回旅行に出かけるほど仲良しだ。

現在は3人ともフリーターだが、この旅を終えたらそれぞれ別の道に進むという。ヘラルドさんはエンジニアに、ホルヘさんは大学院にへの進学や海外で働く夢を追う。そして、エミリオさんは映画監督を志し、ショートフィルムを映画祭に出展する予定だ。この旅は、3人にとって最後の長旅になる。

YOU
2日目も鹿児島市の美しい景色や、初めての温泉入湯、ヒレカツ丼などのご当地グルメを満喫。
すっかりお気に入りとなったノンアルビールで乾杯しながら、快調に進む。
愛媛県の松山城では鎧姿を初体験、7日目の広島ではお好み焼き、10日目の大阪では「かに道楽」でカニを食べまくった。11日目には奈良で公園の鹿と触れ合い、12日目には京都へ。

YOU
午前10時、京都で再会。12日間で950㎞を走破したら、ついにタイヤがパンクしてしまったそう。自転車屋さんで修理してもらうと、旅人に優しい店主のご厚意で今回は無料に。こんな温かい出会いが、旅の原動力になる。
無事に直ったところで、この日は京都から三重まで100km以上を走る予定。
「高低差が1000mあるから6時間以上かかると思う」と、ヘラルドさんは厳しい道のりを予想。それでも元気に出発し、まずは田んぼ道を気持ちよく駆け抜けた。

YOU
日が暮れる頃、滋賀県米原市を走っていた3人は、コンビニでひと休み。実はこの先、標高500mの峠越えという最大の難所が待っている。滋賀県から三重県へ抜けるルートは、標高500~1000mの山々が連なるエリア。辺りはすでに真っ暗で、まるでホラー映画のような雰囲気が漂っていた。暗闇が苦手なホルヘさんは、本気で怯えている。
そんな中、鹿の大群に遭遇! 未知との出会いに感動しながら、午後9時にようやく山頂へ。
さらに走り続け、午前1時30分、なんとか宿にたどり着いた。緊張しっぱなしのホルヘさんだったが、「真っ暗な山道を走れていい経験になったし、いっぱい鹿も見られて嬉しかったよ」と、ようやくホッとした表情に。この日は108㎞を走破した。

14日目、三重県の伊勢大橋を越え、愛知県へ。ここで3人が教えてくれたのが、お気に入り曲、谷村新司の「儚きは」。大阪のレストランで耳にして気に入り、走行中によく聞く旅のテーマ曲になったそう。「将来この曲を聴いたら、旅を思い出して泣くと思うね」と、しみじみ語るエミリオさん。

ここで、お互いがどんな存在なのか聞いてみると…。エミリオさんはヘラルドさんについて、「一番信頼がおける人で、ゴールまで引っ張ってくれるリーダー」。ヘラルドさんはエミリオさんを、「みんなを笑わせて、チームの空気をよくしてくれるんだ」と評価。そして2人にとってホルヘさんは、「3人をまとめるバランサーだよ。めちゃくちゃビビりだけど」と笑う。
そんなホルヘさんは、「それぞれ得意なことが違うから、お互いを支え合えるいいチームなんだ」と、3人の絆についてうまくまとめてくれた。

YOU
午後6時、この日は早めに宿に到着し、“パーティーナイト”に繰り出した。場所は近くで見つけた、1971年創業の「日本料理 末広」。名古屋料理から懐石料理まで楽しめる、家族7人で営む老舗料理店だ。店に入ると、人生初の日本酒(岐阜の地酒・東群山)で、まずは乾杯。
店の名物は、なんと「カエルの唐揚げ」。恐る恐る口にしてみると、まるで鶏の唐揚げのような食感で、エミリオさんは「日本で食べたものの中でTOP3に入るウマさ」と大絶賛!

YOU
それから2週間、どんどん東へ進み続けついに北海道入り。ここまで2000㎞を走破し、自転車用のズボンもシューズもボロボロに。エミリオさんは地べたで腰のストレッチをするほど、肉体も満身創痍だ。しかし宗谷岬までは、残り約330㎞!
そんな中、悪天候に見舞われたが、強い海風の中、焦らずゆっくり走り続けた。
こうして自転車旅は予定ぴったりの31日目! しかし、ゴールまであと90㎞というところで、エミリオさんがまさかの大転倒! 倒れ込む姿に2人が息をのむ中、「大丈夫」と立ち上がり、最後の力を振り絞って再出発した。

YOU
左手に美しい夕焼けの海が広がり、ついに最北端のモニュメントを発見!!
約1カ月で列島縦断、ついにゴールにたどり着いた3人は、涙を流しながら抱き合った。
ホルヘさんは「日本はこれから一生、僕の一部になるよ。この国を端から端まで走り抜けたんだから」、エミリオさんは「この旅は僕の人生を変えてくれた。一生忘れられない経験さ」、ヘラルドさんは「この旅が自信をくれたんだ。これからも僕らはきっと大丈夫だって」と、それぞれ熱い思いを口にする。
ゴールを見届けたところで密着は終了。ホルヘさん、ヘラルドさん、エミリオさん、ハードな自転車旅の成功、おめでとう!
※このページの掲載内容は、更新当時の情報です。
x
x