【全日本プロレス】安齊勇馬の素顔「重圧があったからこそ、強い自分になれた」


【全日本プロレス】安齊勇馬の素顔「重圧があったからこそ、強い自分になれた」
「全日本プロレス」の若きスーパースター・安齊勇馬が、自身のデビュー記念日でもある9月18日(金)に、1st写真集『好きなこといっぱい。』(ワニブックス刊)を発売。

Prime Video『バチェロレッテ・ジャパン』シーズン4への参加でも話題を呼び、プロレス界に新風を吹き込んでいる安齊選手に直撃インタビュー。
写真集のお気に入りカット、プロレスへの熱い思い、“個性的すぎる朝食”から趣味の手芸まで話を聞き、等身大の素顔に迫った。

※写真集のみどころ、記者会見の様子はこちら!


それぞれの写真に“優しさや温かさ”が詰まっています!


――写真集の見どころを教えてください。

「いい意味で“決めすぎていない”、自然体の自分を撮っていただきました。撮影の雰囲気がすごく良くて、一枚撮る度に『かっこいい!』と褒めてもらえて気持ち良かったです(笑)。僕の地元、群馬県安中市で撮影したこともあり、それぞれの写真に優しさや温かさが詰まっていて、安齊と一緒に安中市のいろいろな場所を訪れたような気持ちになる、そんな一冊になっていると思います」

――お気に入りの一枚は?

「『関所食堂』さんでスタッフの皆さんとお話をしながらチャーハンを食べている写真です。おいしいチャーハンを食べて笑顔になるという一枚ですが、元気いっぱいな感じでカッコつけてないのにカッコよくて、やわらかさが含まれたこの写真がすごく好き。安齊勇馬を最も表現できた写真だと思います。この写真が好きすぎて、全日本プロレスの会場・通販販売限定版の表紙にさせていただきました」

【全日本プロレス】安齊勇馬の素顔「重圧があったからこそ、強い自分になれた」
――Prime Video『バチェロレッテ・ジャパン』シーズン4に参加し、一躍話題の人になった安齊さんですが、周囲の反応はいかがでしたか。

「プロレスラーの先輩方は、笑いながら『おい、見たぞ!』と言ってくれました。大学時代の友人は『出たんだ! すごいね!』と。家族やごく身近な友達に自分の姿を見られたと思うとちょっと恥ずかしかったですね(笑)」

――旅に参加することで「リングの外にいる人たちにプロレスの良さを伝えたい」と話していた安齊さん。その目的通り、新たにプロレスという世界のドアを開けたファンが確実に増えました。

「配信後すぐの大会で、試合前にサイン会を開催したら2時間半くらいサインし続けることになったんです。今までそんな経験がなかったので、たくさんの人に僕の存在が伝わったんだなと実感しましたし、それ以降も地方大会の会場が完売になることが多くなりました。もちろん僕だけの力ではありませんが、その勢いの一つになれたのかなと思っています」

――会場に足を運ぶと、はっきりと目に見えるほど勢いが増したことが分かります。

「ほとんどの方が継続して観戦してくださっているので、皆さんに、全日本プロレスそのものの面白さが伝わったんだと思います。僕が旅に参加する理由や決め手になったのもプロレスでしたし、一番好きな場所がリングなので、そこにしっかり還元できて良かったです」

――リングの外で声をかけられることも増えましたか?

「本当に増えました! 『配信を見ました』と声をかけていただくことが多いです。
でも、僕は変に気を遣うところがあって“あいつ調子に乗ってる!”と思われるのが嫌で、サングラスをかけるのが恥ずかしい(笑)。街で買い物するときも、このままの状態で歩いています。でも、皆さんに声をかけていただくことはものすごくうれしいです!」

――旅に参加したメンバーとの交流も続いてますよね?

「かなり会ってますね。彼らは普通の友達とはまた違う存在です。地元の友達とは帰省した時にそれなりに会っていますが、大学の友達は地元に戻ったり、地方で就職したりと、東京で会える友達があまりいないんですよ。周りはほとんど先輩ばかりで、自分からはあまり誘えないので、久しぶりに気軽に誘える友達が身近にできた感じで……もう嬉しくてしかたがないです(笑)。
みんな年齢も職種も違いますが、2カ月旅をする中で、カメラに映ってない時間もすごく多かったので。それも含めて本当にいい旅でしたね」

より皆さんにプロレスを知ってもらえるように、ドラマや映画に出たい


――さまざまな経験を経て、プロレスラーとしての実力をつけていますが、安齊さんが考える“強くなるための秘訣”は何でしょう。

「僕は特別だと思うんですけど、他のプロレスラーに比べて、デビュー当時からハードルやプレッシャーが高かったというか、一つハードルをクリアしても、息つく暇もなくすぐに次の高いハードルが出現して、自分にのしかかるプレッシャーは相当なものでした。元々負けず嫌いな性格で、“こんなに期待してもらっているのに応えられないのは苦しい。ただがむしゃらにハードルを全部越えてやろう!”という気持ちがあったので、そういった重圧があったからこそ、今の強い自分になれたのかなと思っています」

――目指している選手、憧れている選手はいますか?

「プロレスラーになるきっかけになったのは、鈴木みのる選手でした。ただ、鈴木選手になりたいかと言われたらそうではないし、全日本プロレスだと“(現三冠チャンピオンの)宮原健斗選手がすごい”と思い浮かぶかもしれませんが、宮原さんになりたいかというと、やっぱりそれも違います。誰かを目指したら、その人を超えられないと思うんです。理想の選手や憧れの選手とは全く違う路線でいたくて……。
今のプロレス界で僕よりかっこいい人っていないじゃないですか! 僕は今までとは違う道を切り開いて、その先にはきっと成功があると信じています!」

――きっぱりと言い切る姿……清々しくていいですね! 安齊さんといえば、「巡業先での朝食が個性的」とSNSで話題です(笑)。載せたきっかけは?

「最初は何も考えていなくて、皆さんに“おはようございます”を通知したくて載せていました。僕、朝が弱くて顔が死んでいるので、載せる写真がなくて。代わりに朝ごはんを載せていたら『ケチャップがダイイングメッセージになってる』とか『野菜が足りない』とかいろいろ言われて……。狙っていたわけじゃないのに、かわいそうでしたよね(笑)」

――朝食の画像をSNSにアップする選手が増えましたよね。楽しみにしているファンも多いかと。

「基本的にはご飯と味噌汁、スクランブルエッグとウインナー、揚げ物があればいいので、徐々にお皿への盛り付け方も覚えてきたような。でも、もし唐突にスクランブルエッグやウインナーがメニューからなくなったら、また振り出しに戻っちゃうかも(笑)。
先日宿泊したホテルは『朝食が豪華だよ』と言われてすごく楽しみにしていたのに、翌朝出遅れたら何も残ってなくて、てんやわんやしました。やっぱり皿を埋めることは…僕には厳しいです(笑)」

――趣味の編み物や羊毛フェルトは、お母様の影響で始めたそうですね。

「最初は羊毛フェルトで“ヒツジを作りましょう”みたいな感じでした。家の近所で開催していたバザーで羊毛フェルト体験会があったんですよ。ヒツジが立つように作ったら、すごく褒められたのがうれしくて……。その後も“作ろう! 作ろう!”となっちゃいました。
今も手芸店の方に褒められるのが嬉しくて、道場近くにあるお店に編み物の作品を持っていきます。どんな作品でも『立派!』とすごく褒めてくれて(笑)。『ここはこうすると、もっといいかもね』とアドバイスをいただくと嬉しくなって、毛糸を買い足してさらに編んで……リピート&リピートで完全にハマっています!」

――作品の中でも、特に「リップケース」が衝撃的でした。グッズにしたらいいのにと思うくらい(笑)。

「実は一度、グッズ化の話があったんですよ。全日本プロレスでは、毎年ファン感謝デーがあるんですけど、“100個限定でリップケースを販売しよう”となりまして……。
ただ、イベントまでに100個完成させるとなるとスケジュール的に難しかったので、断念しました。“100個を手作りしている間に、俺は死ぬな”と(笑)」

安齊▲ 安齊勇馬 公式Xより

――今後挑戦したいお仕事はありますか?

「本業はプロレスなので、俳優をやりたい、歌を出したいという強い願望はないですけど、より皆さんにプロレスを知ってもらえるように、ドラマや映画に出たいですね。仮面ライダーのようなヒーローを演じてみたいです」

【全日本プロレス】安齊勇馬の素顔「重圧があったからこそ、強い自分になれた」
【PROFILE】
安齊勇馬(あんざい・ゆうま)
1999年5月15日、群馬県安中市に生まれる。東日本学生レスリング選手権大会春季大会優勝などの実績を引っさげて、2022年4月1日に全日本プロレスに入門。2022年9月18日、日本武道館にて待望のデビューを果たすと、すぐに目覚ましい活躍を見せ、2024年3月30日には全日本プロレスの至宝・三冠王座を史上最年少となる24歳10カ月で戴冠。現在も全日本プロレスの若きスーパースターとしてリング上で激闘を繰り広げている。リング外では、Prime Video『バチェロレッテ・ジャパン』シーズン4に参加し話題に。

■ 書誌情報
安齊勇馬1st写真集『好きなこといっぱい。』 撮影:京介
発売日:2026年9月18日(金) 価格:3,960円(税込) 仕様:A4判・並製・128ページ
発行:ワニブックス

(取材・文/水野春奈)
 
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