坂口健太郎「心の中の1本に」愛する人を殺めてしまった孤独な青年を体現
7月27日(月)映画「私はあなたを知らない、」完成披露舞台挨拶に主演・坂口健太郎をはじめ、早瀬憩、堀田真由、倉田瑛茉、原田美枝子、滝藤賢一ら豪華キャスト、中野量太監督が登壇。
【映画】坂口健太郎が髪を短く切って挑む!日仏共同製作「私はあなたを知らない、」
主演:坂口健太郎×監督:中野量太「人を愛すること」とは?
「人を愛すること」「罪と贖罪、赦し」をテーマに、「家族」という幸せの形を追い求めた末に愛する人を殺めてしまった孤独な青年の姿を描き出す、仏共同製作のヒューマンサスペンス。
主人公・西山夕平の孤独な青年期から葛藤する40代までを演じる坂口は、脚本を読み「異常と生々しさ、監督の正直な気持ちを受け取った」と感じ、中でも「いろいろなものが夕平の中に渦巻いている」あるシーンに、この役を演じたいと思ったと明かす。
これを聞いた中野監督は、「そこをわかってもらえて“この人とやっていける”と思った」と感激。2人の想いが一致した“あるシーン”とは、「遊具がたくさんあるシーン」とのこと。
「湯を沸かすほどの熱い愛」から10年ぶりのオリジナル脚本での映画となる中野監督は、「“人を殺める”という、どう描いていいかわからずこれまで避けてきた」という“答えが出るわけではない”テーマに挑む。「ずっとひたすら考えた」と、真摯に挑んだ新しい挑戦への思いを語った。
また、“13年前の事件の真相を探っていく”本作にちなみ、キャスト陣に「最近知った真実や出来事」について質問。
坂口は、自分の作品を振り返ってみて「“泣くお芝居”が多いと気づいた」と回答。本作でも泣くシーンがあり、中野監督が気持ちを育んでいけるような撮影順を段どってくれたため「声をあげて泣いた」と感情のこもったシーンになったそう。
この他、夕平に生きる喜びを与える恋人・紗月を堀田真由、シングルマザーの紗月の娘・朝子を早瀬憩、朝子の幼少期を倉田瑛茉、罪を犯した夕平の弁護を担当する弁護士・町村を滝藤賢一、紗月の母・道代を原田美枝子が演じる。
最後に、坂口は「夕平はじめ登場人物の生きた証、一瞬一瞬の感情が伝わる作品。観る方の心境、環境によって感じることが違うと思うので、心の中の1本にしてください」と作品の魅力をアピールした。
映画「私はあなたを知らない、」は2026年8月28日(金)公開。