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青森の赤飯は超甘い!?人気マンガ「舞妓さんちのまかないさん」で知る青森グルメ

グルメ

テレ東プラス

2019.4.3

aomori_20190403_00.jpg▲©小山愛子/小学館「週刊少年サンデー」にて連載中

注目されているグルメマンガ「舞妓さんちのまかないさん」(「週刊少年サンデー」にて連載中)。

舞妓さんが住む「屋形」の台所で、主人公のキヨちゃんが、舞妓さんたちのために毎日ご飯(まかない)を作る......という、マンガです。キヨちゃんが作る家庭料理はどれも温かみのある雰囲気で美味しそうですが、中でも気になるのが、青森県出身のキヨちゃんが作る青森の郷土料理の数々です。そこで、今回は青森県農林水産部・総合販売戦略課の齋藤直樹課長にお話を伺い、「青森グルメ」について学んでいきたいと思います。

青森県の食文化は、主に2つの地方に分かれる


――今日はよろしくお願いします。「舞妓さんちのまかないさん」で青森グルメに興味を持ったのですが、マンガは読んだことありますか?

ありますよ!

――さすがです!青森県について教えていただきたいのですが、まず青森県の地理について教えていただけますか?

ざっくり言うと、津軽地方、南部地方、下北地方の3つに分けられます。
江戸時代、青森県は八甲田山の西側を津軽藩、東側を南部藩により統治されて独自の文化が形成されてきました。また幕末には、下北半島で会津の方々が独自の文化を形成してきました。そのため、青森県には3つの文化の系譜が見てとれます。

――なるほど。食文化も3つそれぞれで違うんですか?

下北地方は南部地方の食文化と似ているところが多いので、食文化に関しては、大まかには津軽地方と南部地方の2つに分けられます。

aomori_20190403_01.jpg▲主に津軽地方で食べられている「弘前いがめんち」

――青森県の地形は、日本海、津軽海峡、太平洋と、3つの海に囲まれているのが特徴的です。食文化に影響はありますか?

天候が大きく違っているので、獲れる作物も違うことから、それが食文化に影響が出ていますね。冬の津軽地方は雪が多く、南部地方は空っ風が吹いて寒いけど、積雪はほとんどありません。日本海側(津軽地方)は、夏は温度が上がるんですよ。そういった気候は稲作に向いていて、実際に津軽地方は米どころです。そのためお米ともちを使った料理が多いのが特徴です。

反対に、太平洋側(南部地方)は夏に冷たい湿った風(ヤマセ)が吹くので、稲作にあまり向いておらず、小麦やそば、豆などの雑穀が食文化の中心になっています。南部地方の代表的な名物に"南部せんべい"がありますが、せんべいというと普通はお米でできていますよね。でも南部せんべいは小麦粉でできている。これも南部地方の特徴だと思います。

aomori_20190403_02.jpg▲南部地方で食べられている「八戸せんべい汁」

――津軽地方と南部地方で獲れる作物がだいぶ違うんですね。

津軽地方はお米とりんご、南部地方は前述したもののほかに、ごぼうや長芋、ニンニクなど土の中で成長するものが中心ですね。

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aomori_20190403_04.jpg▲南部地方の代表的な作物・ニンニクと長芋

焼きりんごが給食に!?


――青森県の食文化と地理の関係は奥深いですね。それにごぼうや長芋がとれることも知りませんでした。というか、正直に申し上げると、青森というとりんごしか知りませんでした。

青森県は、りんご県ですからね!小学校ではりんごの品種が描いてある下敷きが配られます。主要な品種なら我々でも、りんごの品種を当てる"利きりんご"ができますよ。見た目だけでだいたい分かりますが、食べるとだいたい何の品種かを当てることができます。

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――りんごをそのまま食べることもあると思いますが、その他にどんな食べ方をしますか?

ジョナゴールドや紅玉といった酸味のある品種の場合、ジャムやソースにしたり、プレサーブ(りんごの砂糖煮)を作ります。あと、紅玉の真ん中の芯をくり抜いて、中にブラウン系のお砂糖とバター・シナモンを入れてそのままオーブンで小一時間ほど焼くと、非常においしい焼きりんごができます。

子どもの時に給食に出ていた冷凍の焼きりんごは、正直あまり美味しくないと思って苦手でしたが、大人になってちゃんと作ってみると美味しくて!焼きりんごが大好きになりました。

――ご当地ならではの給食ですね。

地元で生産されたものを地元で消費する"地産地消"ってやつですね。

青森県民のお赤飯は甘い!?


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――青森県民は甘いものが好きと聞いたことがありますが、実際にはどうなんでしょうか?

茶碗蒸しやお赤飯が超~甘いです!
お赤飯の作り方はご家庭によって違いはありますが、小豆を甘納豆状態にしてご飯と混ぜるという家庭もあれば、お赤飯を、白砂糖などで甘く炊いたりします。甘いお赤飯なので、ゴマ塩をかけて食べたりしてます。

――お赤飯が甘いとは、びっくりです!

あと、お稲荷さんも甘いですよ。甘くて、紅ショウガが入っている赤いお稲荷さんです。これは津軽地方でよく食べられています。

――青森グルメっておもしろいですね!今日は本当にありがとうございました。


【取材協力】
青森県農林水産部総合販売戦略課
https://www.pref.aomori.lg.jp/index.html

【参照元】
・小学館週刊少年サンデー
https://websunday.net/

・青森のうまいものたち
https://www.umai-aomori.jp/

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