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「朝帰りの”締め”を最高なものに」恵比寿の老舗カレー居酒屋「吉柳」が30年必要とされる理由

グルメ

テレ東プラス

2019.5.7

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昼はビジネスマン、夜は仕事終わりにお酒を求めて彷徨う男女が忙しなく人が行き交う街、恵比寿。この街でもう30年も愛されてきた老舗居酒屋がある。その名は「吉柳」。今や居酒屋であるにも関わらず看板メニューとなっているカレーや、新たな企みを常に考えるお店の魅力について、オーナーである吉柳さんに話を聞いた。

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屋台から始まり、クラブ好きたちにも愛されたカルチャースポット


恵比寿生まれ、恵比寿育ちである吉柳さんが、初めは屋台としてオープンさせた同店。

「父方の地元が福岡で屋台が有名だったのと、当時はコンビニもないような時代だったから、チープに飲めて便利な屋台として始めた。コンビニができたから辞めちゃったけど」当の本人はそうサラッと話すものの、当時はこの恵比寿界隈で絶大な人気を誇っていた屋台であった。

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屋台を5年間営業した後、吉柳さんは深夜営業の飲食店に目をつける。

「当時飲食店って23時ぐらいまでしかやってないところばかり。一方でその頃丁度恵比寿に『みるく』というクラブができたりして。あの辺で朝方まで飲める店にヒントがあった。自分が30代の頃、クラブが全盛期だったのかな。その頃は遊びにも行ったし、スタッフもラッパーなどそういうことをやっている連中だった。お客さんのなかにはDJするのでレコードをガラガラ運んでるやつも多かったから、店内にターンテーブルを置いといたら勝手にかけて踊ってたりもしてたね」と振り返る。

それ故か、店内は来店したときに勝手に貼ってるというステッカーたちから、カルチャーの匂いをしっかり感じる。

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『朝にカレー売っちまえよ』看板カレー誕生秘話


店内入口のドア付近には、アーティスト活動もしている現役のスタッフがカラフルで独創的な絵を描いている。

「スタッフはみんなやりたいことをやるためにウチで働いてる子が多いね。その子たちが新しいお客さんを連れてきたりして、色んな流れを感じて、自分も店作りに反映したりしている」。そういったスタッフたちとの情報交換の中から、今の吉柳の看板メニューともいえる、カレーが生まれる。

「スタッフにネパール人がいたのと、他のスタッフやお客さんたちとカレーが来るんじゃないのと話して、10年ぐらい前に普通の居酒屋をやめてカレー居酒屋にした。当時は24時間営業だったから、『朝にカレー売っちまえよ』ってノリで朝カレーを始めて。朝方みんな酔っ払っているけど、〆にカレーを食べるという文化が生まれた」とその誕生秘話を教えてくれた。

そんな吉柳に来たら1度は必ず食べて欲しいカレーがこちら。

kiryu_20190507_05.jpg▲スープカレー(チキンとエビ)1200円(税込)

具材も豊富で見ているだけで食欲が湧くスープカレーは、恵比寿の呑兵衛たちに長年愛されている。ピリッとして美味しいスープは、飲んだ後に美味しく感じれるように少し濃い目。

「カレーは色が使えるから作っていて楽しい」というとおり、色取り取りな具材が並ぶ。この日は、エビを使ったスープカレーだったが、日によってはアサリを使ったスープカレーなど季節によっても具材が変わるので、気にいったら足繁く通ってみて欲しい。

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「飲んだ後、締めようかと言って食べられるものは、最後に良かったなと思ってもらえる1番大事な作品。そう思ってもらいたいから、料理を作る側としても1番神経を使う」

たしかに締めの料理が不味かったら、楽しかった1日の思い出が台無しになってしまうかもしれない。そんな吉柳さんの粋な愛情がカレーを更に美味しくさせる。

屋台時代から常に時代のニーズに応えようと進化し続ける吉柳。オーナーは今、"喫茶店"にも目を付けているという。後編ではそちらの話を中心に話を聞いていきます。

【店舗情報】
住所: 東京都渋谷区恵比寿南1-2-12 2F
電話:03-3711-9876
営業時間: 18:00〜05:00
定休日:年中無休

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