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マッシュルームのライバルはエノキ!? 「マッシュルームおじさん」にその魅力を聞いてみた

グルメ

テレ東プラス

2019.9.25

mushroom_20190925_00.jpg画像素材:PIXTA

ヘルシー志向の人たちに人気の、マッシュルーム料理専門店「マッシュルームトーキョー」。経営しているのは、日本で唯一のマッシュルーム専門商社「ワキュウトレーディング」です。

「ワキュウトレーディング」の社長は、マッシュルームの豊富な知識と愛の深さから「マッシュルームおじさん」と呼ばれているのだそう。しかもとうとう、歌まで作ってしまったのだとか。そこまで夢中にさせるマッシュルームの魅力とはなんなのか、探ってきました!

マッシュルームおじさんにその魅力を聞く


mushroom_20190925_01.jpg▲マッシュルームおじさんこと、高橋和久さん。メガネのフレームもマッシュルーム!

「マッシュルームおじさん」こと高橋和久さんは、「ワキュウトレーディング」の創始者であり現社長。携帯ケースやキーホルダー、メガネのフレームまでマッシュルームな高橋さんからは、マッシュルーム愛が伝わってきます。

「今でこそ、スーパーに生のマッシュルームが並ぶようになりましたが、未だに多くの人が缶詰のマッシュルームを食べて、それがマッシュルームの味だと思っています。ところが、『マッシュルームトーキョー』へ来て、生のマッシュルームや料理を食べると、「こんなに味や香りがあったんだ」と驚かれるんです。そのマッシュルームのおいしさを、もっとみなさんに知ってもらいたいですね」

「マッシュルームトーキョー」で初めてマッシュルームのおいしさを体験したことで、「こんなにおいしいなんて知らなかった!」と、お客さんからはよく言われるのだそうです。しかし、栽培には高い技術力が必要で、鮮度を保つのも難しいマッシュルームは、生で食卓に上ることは多くありません。

mushroom_20190925_02.jpg▲「ワキュウトレーディング」が取り扱うマッシュルーム。巨大な「ギガマッシュ(R)」にも運がよければ出会えるかも?

マッシュルームはキノコの中でも、栄養価が高いと言われています。低カロリーで、たんぱく質、食物繊維、ビタミンB群、カリウムなどが豊富。食生活がヘビーになりがちな現代人には、マッシュルームは嬉しい食材なのです。

「キノコ類はそもそも栄養が豊富ですが、マッシュルームは生で食べられるぶん、料理のレパートリーも広がります。日本では洋食のイメージが強いマッシュルームですが、実は和食にも合うんです。例えば、お味噌汁に入れるとすごくおいしいですよ。もちろん、中華風の味つけでもおいしく食べられます」

付け合わせや飾り、シチューの具など、脇役のイメージが強いマッシュルームですが、和洋中どんな食事にも使えて、しかも栄養価が高いとは驚きです。マッシュルームは、もっと食卓に上るべき存在だったのですね。

「マッシュルームを広めるのは私しかいない!」


mushroom_20190925_03.jpg▲「ワキュウトレーディング」のエントランスには、数々の賞状や盾が

そんな高橋さんとマッシュルームの出会いは1987年、高橋さんが24歳の時でした。

その頃はまだ、マッシュルームといえば缶詰が主流でしたが、レストランで使う量が増え始めていたそうです。大手外食チェーンではマッシュルームを海外から輸入しようということになり、関連会社に務めていた高橋さんのところに、マッシュルームがサンプルとして送られてきました。箱を開けると、想像していなかった香りが鼻をくすぐります。

「箱を開けたら、ものすごく良い香りがしたんです。え?これキノコだよね?フルーツじゃないよね?って、もう驚いて。それで、ひと口食べたら体に電流が走ったんです」

あまりのおいしさにビビッときてしまった高橋さんは、マッシュルームがなぜ、日本であまり普及していないのか疑問を感じました。その時、「マッシュルームを広めるのは私しかいない!」と思ったのだそう。まさに、運命の出会いを果たしたのです。

ライバルはえのき!? まだまだ広がるマッシュルーム ラブ


mushroom_20190925_04.jpg▲あの嘉門タツオさんが歌う「マッシュルーム ラブ」のCD

マッシュルームと運命の出会いをした高橋さんはその後、中国のマッシュルーム農場の運営を任され、栽培技術を習得。帰国後はマッシュルームの仕事に専念するべく独立します。各地のマッシュルーム農場に技術指導へ行き、生産量を上げたり、販売ルートを増やしたりと奔走してきました。

現在はマッシュルームの種菌や栽培に必要な各種資材をヨーロッパから輸入して国内の生産者に売ることと、その生産者が栽培したマッシュルームの販売が会社の柱になっているとか。

さらに、高橋さんが力を注いでいるのが、マッシュルームのプロモーションです。高橋さん自身が中心となって、ありとあらゆる活動をしています。その中のひとつが、日本初のマッシュルーム料理専門店「マッシュルームトーキョー」。今年は姫路に2号店を出店しました。

さらに、日本初のマッシュルーム栽培の成功者、森本彦三郎の生誕日8月11日をマッシュルーム記念日に制定。ついにはシンガーソングライターの嘉門タツオさんに、マッシュルームの魅力を歌った「マッシュルーム ラブ」を作ってもらい、CDにしてしまいました。

そんなマッシュルーム愛からありとあらゆる活動をしている、高橋さんが目指すものは何なのでしょう?

「日本人のマッシュルームの消費量はだんだん増えて来ていますが、生鮮マッシュルームの消費量は、年間で1人あたりおよそ60gです。これは、エノキが年間1人あたり1kg消費されているのと比べたら、まだまだ少ないですよね。私たちは、エノキと同じくらいマッシュルームが食べられるようになることを目指しています」

mushroom_20190925_05.jpg▲CDだけでなく、手ぬぐいやレシピ本も!

一見にこやかでユニークな「マッシュルームおじさん」は、マッシュルーム一筋の熱い男でした。マッシュルームを普及させるために、やることはまだ山ほどあるという高橋さん。「マッシュルーム ラブ」は、ますますたくさんの人に広がっていきそうです。

【取材協力】
株式会社ワキュウトレーディング

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