• #
  • トップ
  • ライフ
  • アンチエイジングには夜納豆!?管理栄養士・堀知佐子先生インタ...

アンチエイジングには夜納豆!?管理栄養士・堀知佐子先生インタビュー

ライフ

テレ東

2018.2.18 なないろ日和!

nanairo_0218_01.jpg


どんな人でも等しく年をとり、年齢を重ねていくものです。それでも、いつまでも見た目にも若々しく健康的にいられるに越したことはありません。見た目の若々しさは人に快活な印象を与えるだけに、多くのビジネスパーソンにとっても人事ではないはず。


ということで今回は、東京・千駄ヶ谷のアンチエイジング・レストラン「ル・リール」でシェフを務める管理栄養士、食生活アドバイザーの堀知佐子先生に、アンチエイジングと栄養について話を伺いました。


生活情報番組「なないろ日和!」(毎週月~木曜日 午前9時28分~放送中)では、毎回さまざまな専門家がレギュラー出演。堀先生はそのレギュラー陣の1人として、健康やアンチエイジングなどをテーマに毎回レシピを紹介しています。


nanairo_0218_02_2.jpg



アンチエイジングとは?


若さとは、見た目年齢のことを指すという認識ですが、アンチエイジングとは、一体なにを指すのでしょうか?


堀先生:アンチエイジングとは、老化に抗うという意味で、「抗加齢」と呼ばれ、活性酸素による「酸化」、たんぱく質の「糖化」、体内の「炎症」の3つで起こるものなのです。炎症は体の中で起こることなので防ぐことはなかなか難しいのですが、糖化や酸化しない食べ物、食べ方というのが、つまるところアンチエイジングには重要です。



実はスーパーフードって不要なもの?


アンチエイジングや健康を意識して、よく巷ではスーパーフードがブームになることがあります。現在堀先生が気になるスーパーフードについて質問をぶつけてみたところ、堀先生はきっぱりと次のように語ります。


堀先生:和食でいう「まごわやさしい」を意識した、バランスのとれた食生活ができていれば、わざわざスーパーフードをとる必要はありません。


確かに、食事はバランスが大切なので、栄養価が高いスーパーフードだけ食べていればいいというものではなさそうです。



日本のスーパーフード"納豆"は夜に食べるといいこと尽くし!


nanairo_0218_03.jpg


堀先生:ひとつの食材だと足りない栄養素もあって、一概にこれがいい!とはいえないのですが、それでも強いてあげるなら、私が好きなのは納豆ですね。納豆のネバネバに含まれるナットウキナーゼという酵素は、食後10~12時間働くので、寝ている間の血流が滞りやすい夜に食べるのがおすすめです。 


それから、人は睡眠中に成長ホルモンが分泌されます。納豆に含まれるアルギニンはその分泌を助けるといわれているので、やはり夜に納豆を食べることは理にかなっているのです。納豆しかり、昔から日本人が食べている身近な食材には、実は巷にあふれるスーパーフードよりも優れたものが多いんですよ。


堀先生が指摘する「まごわやさしい」は、伝統的な和食の栄養バランスの指針で、豆、ごま、わかめ、野菜、魚、しいたけ、いもの頭文字の総称。長寿国となったゆえんともいわれる伝統的な和食は、理想的な栄養バランスを備えていると堀先生は指摘します。



アンチエイジング食材の代表はこの2つ!


そのほかおすすめのアンチエイジング食材についても聞きました。


堀先生:アンチエイジングの代表的な食材といえば、鮭とかぼちゃ。鮭の主な栄養成分のタンパク質には、消化吸収がよく、美肌効果の高いアスタキチンサンや、必須脂肪酸を豊富に含んでいます。また、かぼちゃは皮膚や粘膜を保護し、抗酸化力のあるビタミンが豊富で、肌荒れを防ぐなど、美肌にいいといわれています。


もちろん、鮭とかぼちゃばかり食べればいいというものではないとは思いますが、身近で手に入りやすい食材なので、意識してとるといいかもしれません。


nanairo_0218_04.jpg



食事はシンプルイズベスト


若々しくお肌のキメがととのった堀先生の1日の食事内容について教えていただいたのですが、意外や意外......!


<堀先生の1日の献立>
朝食
シリアルと無糖ヨーグルト(1パックの半量)、カットフルーツ(カットフルーツのパイナップル)、コーヒー


昼食(菊の井のまかない)
鮭などの焼き魚、小松菜のおひたし、具だくさんの味噌汁、ごはん


夜食
豆腐か納豆のみ
※ご家族には別メニューを用意


特別にパワーフードをとるよりも、バランスのよい和食を取り入れたほうがいいという言葉通り、いい意味で、シンプルな食事内容でした。


nanairo_0218_05.jpg


堀先生:基本的に朝は毎朝同じメニューです。ヨーグルトに入れるフルーツは、本当は生のものがいいのですが、私は手軽なカットフルーツを使用しています。それから私は基本的に白いごはんは食べません。精製された穀類はとらないようにしているので、夜に穀物をとるとしたら、大麦のリゾットなどを食べています。



今と昔では大きく異なる栄養学


たとえば、昔は、栄養素の中でも、炭水化物をメインにした栄養指針でした。でも、昔いわれていた食事や栄養についての常識が今では覆されていることがあって、なにが常識なのかわからなくなります。


堀先生:そうですね。たとえば日本ではずっと肉を悪者扱いする傾向にありましたが、脂肪の少ない赤身肉は血液のたんぱく質の量を上げるのでいいという見方もあります。それから、昔は卵とコレステロールの因果関係が問われていましたが、今ではまったく無関係であることがわかっています。それからわかりやすい例でいえば、油は食べても太らないとか。昔は、油は太るというのが常識でしたよね。


調理法についても同様で、たとえば、ごぼうに含まれるアクには抗酸化作用のあるポリフェノールが多く含まれているので、今では下ごしらえのときに水にさらさない方がいいとされています。時代とともに、人間の体でどのように栄養が作用していくかという生理学が解明されてきているので、それにともなって食や調理法の常識が変わっていくのは必然なんです。だからこそ、情報と体のコンディションの両方をチェックしながら、食生活を整えるのが大切だと思います。


栄養は体を作り、健康を維持するのに不可欠。自分の体調と向き合うのはもちろん、情報化社会の現代だからこそ、日進月歩の栄養の知識についてもアップデートが必要なのですね。
堀先生、ありがとうございました!


取材協力:管理栄養士、抗加齢医学会正会員、調理師、食生活アドバイザー堀知佐子先生
https://lerire.jp/
体の中から健康に、見た目もきれいになるために必要な食材、栄養素、調理法などを網羅した
『今日から変わる! 若返り食生活』(きずな出版)も絶賛発売中!


番組名:「なないろ日和!」
放送日時:毎週月~木曜日 午前9時28分~放送中
出演者:薬丸裕英、香坂みゆき、山内乃理子、など
https://www.tv-tokyo.co.jp/nanairo/

暮らしに役立つグッズも販売中
https://tv-tokyoshop.jp/

関連タグ

一緒に読まれています!

この記事を共有する

番組情報INFORMATION

なないろ日和!

なないろ日和!

薬丸裕英と香坂みゆきのMCでお送りする生活情報番組!ともにアイドル、そして今は良き父親、母親になっている両氏ならではのトークをリラックスしてお楽しみください!

人気の記事POPULAR ARTICLE

    カテゴリ一覧