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スリランカから日本へ...日本野球に魅せられた男:ワタシが日本に住む理由

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BSテレ東

2018.3.4

「日本に住む」ことを選んだ外国人にスポットをあてる「ワタシが日本に住む理由」(毎週月曜夜9時~)。伝統文化や伝統工芸、四季折々の光景、和食の味、日本人の性格など、日本人が気づかないニッポンの魅力を、彼らの生活ぶりと合わせて紹介します。


2月19日(月)放送の回では、スリランカ出身のスジーワ・ウィジャヤナーヤカさん(33歳)が登場しました。


日本在住11年のスジーワさんは、宮崎県宮崎市で本職のホテルマンとして働きながら、アマチュア野球の公認審判員としても活躍中。2015年に行われた「第87回センバツ高等学校野球大会」では、外国人としては初めて甲子園で審判を務めたこともあります。


また、日本で中古の野球用具を集めて母国のスリランカへ寄付するなど、両国の架け橋の役目も果たしているスジーワさん。「(寄付などで日本を知ってもらうことで)スリランカの子どもたちも、いつか日本の大学に行きたい、と思うんじゃないか」と語ります。


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日本野球の魅力は"心"


スリランカ第2の都市ガンパハで育ったスジーワさんは、首都コロンボにある名門高校へ進学。そこで初めて野球という競技と出会いました。


スリランカではクリケットがメジャーなスポーツとして親しまれていて、野球部がある高校は全国でたったの8校だけ。「道具も野球グラウンドもなく大変だった」というスジーワさんの野球部では、20人の部員が2つのボールでキャッチボールをしていました。


高校3年生のある日、国際協力機構(JICA)の活動の一環でスジーワさんの学校に日本人の野球コーチがやって来ました。そのコーチから「野球のことよりも心のレベルアップ」を教えてもらった、とスジーワさんは感慨深げに話します。


日本野球の精神に魅せられた彼は、犠牲バントを例にして「自分が犠牲になっても相手を活かせる」「日本の"大和魂"のところですね」と熱く語り、「野球には日本の心が入っている」「だから日本は平和」だと続けます。


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ある日、北九州市八幡で行われた「都市対抗野球」の九州予選で、スジーワさんは審判員を務めることになりました。試合が行なわれる野球場で「私を作ってくれた恩人」だという神納豊さんに挨拶。スジーワさんは、大学卒業後、神納さんの元で審判員としてのイロハを学んだのです。試合では一塁の塁審を担当したスジーワさんですが、師匠である神納さんが試合中の動きをチェック。試合後には2人でいっしょに銭湯へ繰り出して、湯船に浸かりながら審判員の心構えなど"審判員談義"に花を咲かせていました。


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日本の野球を通してスリランカを平和に


現在スジーワさんは審判員としての活動だけでなく、日本とスリランカの架け橋となるべく精力的に動いています。スリランカにおいても野球を通じた社会貢献活動を行なっていて、スリランカ軍の野球部創設もその一つ。スリランカでは、かつて内戦の戦火によって多くの人々が命を落としましたが、スジーワさんは、「日本の野球を知れば平和に繋がる」と軍隊での野球部創設の意味を語りました。


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スジーワさんの好きな漢字は「人」。「支え合っている。私も多くの人たちが支えてくれたおかげで今がある。大事にしていかないといけないなと思います」と胸の内を明かします。


番組では、日本をこよなく愛する様々な外国人の歴史や、彼らが日本を愛する理由を紐解きます。改めて、私たちが住む"日本"の素晴らしさを体感してみてはいかがでしょうか。

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