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世界が注目!「チームラボ」猪子寿之の1日に密着:運命の日~ニッポンの挑戦者たち~

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BSテレ東

2018.3.7 運命の日~ニッポンの挑戦者たち

スポーツや芸術、ビジネスなど、様々な世界で新しいステージへ挑戦し続ける人たちがいる。
彼らは卓越した才能と努力で、自身の運命を切り開くことができるのか?
その"運命の日"までに密着取材した心が熱くなるドキュメンタリー「運命の日~ニッポンの挑戦者たち~」。
ナビゲーターを小泉孝太郎が務める。


世界中が注目する人物...チームラボ代表・猪子寿之(40)。職業、デジタルアーティスト。
今日は最先端の芸術家の超多忙な一日に密着する。
デジタルアートとは、コンピューターを駆使し、映像と音を組み合わせて芸術作品を作ること。
一つの作品を作り上げるために、数多くの専門知識と才能を持った人が集められる。


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チームラボ作品の最大の特徴は、見るだけでなく、触って体験して楽しめること。
日本だけでなくオーストラリア、イギリス、中国、アメリカ、シンガポールなど世界各国で展示されている。


猪子は語る、「いつか長い歴史で振り返った時に"ほんの少し変わった"みたいな、そういうことまでできたらいいなと思う」と。

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チームラボは2001年に設立され、現在は約500人のメンバーで構成されている。プログラマー、エンジニア、数学者、建築家、デザイナー、アニメーターなど様々な才能が集まり、世界へ向けデジタルアートを発信し続けている。


スタッフの中には外国人の姿も。イギリス人のアートディレクター、アダム・ブースさんはイギリスの大学で美術専攻し、首席で卒業後、水墨画に惹かれて日本に留学。東京芸術大学美術研究科で博士号を取得し、9年前にチームラボに参加した。チームラボと同じようななことをしている会社は世界にも例を見ないと話す。


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他の会社はテクノロジーに主眼があるが、チームラボでは美術画はその作品の見た目の美しさを非常に大切にしているという。アダムさんが描いた絵はプログラマー、エンジニア、アニメーターの手が加えられ、生き物のように動き出す。


アダムは、猪子と働く中で気づいたことがある。猪子は他の人とは違う見方をすることができ、作品の表と裏をよく理解しているそうだ。そして、想定外な提案をされることもあるが、最初は戸惑ったことでも、実際に言われたように取り組んでみると良い作品ができるとのこと。


猪子のインスピレーションから作品が誕生することも多いチームラボだが、猪子自身の立ち位置を尋ねてみると、「考えてみたこともないけど、ブルドーザーみたい」との答え。


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「無理やり進めていく」と言う。チームが一度作ったものでも、納得いくまで手直しをし、妥協なき仕事場で独創的作品を生み出してきた。


そんな猪子は、1977年、徳島県徳島市に歯科医院の息子として生まれる。しかし歯科医院を継ぐ意思はなく、幼い頃から何かを作ることに興味を持っていた。徳島随一の進学校を卒業後、東京大学理科Ⅰ類に入学。最先端のコンピュータサイエンスを学ぶ中でデジタルアートに目覚める。そして2001年に大学時代の友人と、3歳の頃からの幼なじみの5人でチームラボを設立した。


設立当初は企業などのHP制作がメインだったが、「猪子は当時からデジタルアートに夢中だった」と話すのは幼なじみで創業者の一人・吉村譲さん。


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猪子は先を見通す力があり、「こういうことをしたいんだ」という確固たる意志が昔からあったとのこと。
20年前似たようなベンチャー企業はあったものの、みなWebの請負やHP制作をやっていて、アートを行なう会社はなかったが、チームラボだけは当初からデジタルアートにも取り組んでいた。


超多忙な猪子のスケジュールは数カ月先まで埋まっており、当日変更となる予定も多い。
まずは今年の夏、お台場にオープンする予定の「チームラボ ボーダーレス」の制作現場。制作過程で何度も猪子のチェックが行われる。その場のひらめきで作品に手を加えることもある。


世界中を飛び回る猪子に休日はほとんどない。現在もシンガポール、メルボルンで作品を展示中だ。
中でも好成績を収めているのは、オーストラリア最古のビクトリア国立美術館で展示されることになった作品。猪子の故郷・徳島の鳴門の渦潮をイメージして制作されたインタラクティブなデジタルアート作品で、人々の影響を受けて渦が生まれる。訪れる人たちは、猪子たちのイマジネーションに直に触れることができる。


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午後8時、作品のチェックから戻るとミーティングの連続。深夜3時に自宅で夕食、食後も美術書を熟読。


そんな猪子にも運命の日が近づいていた。舞台は徳島。そこで一大プロジェクトが開催される。
「徳島LEDデジタルアートフェスティバル」にチームラボとして初めて参加したのは2016年。10日間でなんと32万人もの人々が訪れたという。その好評を受け「できるだけ毎年開催しよう」と計画が変更になったほどだ。


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2月、猪子の姿は徳島に。この街の特徴を生かした作品にしたいとのこと。徳島をイメージしたデジタルアート。
それは伝統の阿波踊りをデジタルアートにするという一大プロジェクトだった。


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そして、世界初公開の作品もあるという。
果たして今回の運命の日...猪子は私たちにどんな美術の新しい歴史を見せてくれるのか。
気になる最新のデジタルアート体験は、次回の「運命の日」で!

※このページの掲載内容は、更新当時の情報です。

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運命の日~ニッポンの挑戦者たち

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今、新しいステージへ挑戦し続ける人がいます。時にスポーツ界で、芸術の世界で、さらには料理やビジネスの世界で。 この番組では、そんな彼ら彼女らの〝運命の日〟までを濃密に取材。主人公はその卓越した才能と努力で、これまでの常識を覆すことはできるのか?誰にだってある〝運命の日〟に迫ります。

放送日時:BSジャパン 毎週日曜 夜10時

出演者

ナビゲーター:小泉孝太郎

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