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“デトックス効果満点”ツリーと暖炉、隈研吾に身も心も癒されて...:美の巨人たち

ライフ

テレ東

2018.3.30 美の巨人たち

気温が20度を超える日も増え、まさに春爛漫! 気合いを入れたおでかけもいいけれど、都内でのんびりとリラックス気分を味わうのも至極の時間の使い方。忙しいあなたにもきっと癒しを与えてくれる、雰囲気たっぷりの【おすすめの癒しスポット】を紹介します。

思わず童心に返る、やさしい緑がおおうツリーハウスカフェ



Les Grands Arbres(レ・グラン・ザルブル)


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広尾駅から路地に入ると、花々に囲まれたツリーハウスがそびえる秘密基地のようなカフェがある。フランス語で"大きな木"を意味する「レ・グラン・ザルブル」がオープンしたのは4年前。


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「ショップのテーマは"自然"。オーナーの"童心に戻れるようなツリーハウスのあるカフェを作りたい"というコンセプトのもと、1・2階はフラワーショップ、3階と屋上テラスはカフェという自然あふれる場所になりました。木のぬくもりを感じ、緑に癒される"都会のオアシス"的存在になればいいなと思っています」(店長・樋口さん)。


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おすすめのランチメニューは?


「おまかせヘルシーデリプレートです。料理研究家の関口絢子さんにプロデュースをお願いし、成人の1日に必要とする野菜の半分を摂ることができます。また、歯ごたえのある野菜をよく噛んで食べることをおすすめしています。おいしいだけではなく健康になれるメニューです」(樋口さん)


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来店したお客さんのほとんどがツリーハウスに入り、記念撮影をするとのこと。屋上はテラス席になっており、森の中にいるような気分に浸れる。


【店舗情報】
Les Grands Arbres(レ・グラン・ザルブル)
住所 東京都港区南麻布5-15-11 3F・屋上
営業時間
(月~土)ランチ 11:00~15:30、ティータイム 15:30~18:00、ディナー 18:00~22:00
(日)11:00~19:00(ランチメニューのみ)※祝日前の日曜は月~土曜の営業時間と同じ
定休日 不定休
アクセス 東京メトロ日比谷線 広尾駅から徒歩約1分
http://fleur-universelle.com/cafe/index.html


暖炉の炎の揺らぎが、心に安らぎを与えてくれる都会的なカフェ



「MERCER CAFE DANRO」(マーサーカフェ ダンロ)


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恵比寿駅のほど近く、スタイリッシュなテラス席があるカフェレストラン「マーサーカフェ ダンロ」がある。『マーサーカフェ』は、高級感とカジュアルが同居するカフェとレストランの間となる空間を演出しカジュアル過ぎず、フォーマル過ぎないお店。真っ先に目に入ってくるのは店内中央に据えられた大きな暖炉だ。
「"冬に集まれる空間"をコンセプトに、NY・マーサーストリートのように"トレンドを発信できるお店にしたい"と考えています」(松崎さん)


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テーブルなどのインテリアにもこだわりが。通常よりも少し低くすることで、店内のいろいろな席から暖炉が見えるように空間デザインされているという。特におすすめなのが、中央の暖炉を囲むようにソファが並ぶリビングスペースだ。暖炉の火を間近に眺めながらリラックスできる。そんな快適な空間で楽しめるランチメニューについても伺った。


「おすすめは焼きたてのデニッシュですね。そのデニッシュに合うランチメニューの中でも、3ヶ月ごとに内容が変わる"シーズナルスープパスタ"は人気があります(※取材時はパンプキンクリームスープパスタ)」(松崎さん)


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これからの季節は、路地に面した開放的なテラス席も魅力的だ。


【店舗情報】
MERCER CAFE DANRO(マーサーカフェ ダンロ)
住所 東京都渋谷区恵比寿南1-16-12 ABC MAMIES 2F
営業時間
ランチ (月~金)11:30~15:30/(土日祝)11:30~17:30
ディナー (月~木)17:30~24:00/(金土祝前日)17:30~翌2:00
定休日 無休
アクセス JR恵比寿駅西口から徒歩約3分
http://mercer-cafe-danro.com


都会に出現した森を思わせるビルは、伝統の技が光る名建築



サニーヒルズ南青山店


南青山店表参道駅から歩くこと数分、南青山の住宅街の中に現れる木組みの建物は、台湾発祥のパイナップルケーキを中心としたスイーツを販売しているブランド「サニーヒルズ」が2013年、南青山にオープンさせたフラッグシップショップ。ブランドを広める旗艦店として力を入れているこちらのお店は、著名建築家・隈研吾氏によるもの。

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「東京の中に森を作る」というコンセプトを体現するこの特徴的な木組みは、地獄組みと呼ばれる伝統技法で組まれている。本来は障子に使われる技術で、建築に応用されたのはこちらの建物が初めてだそう。サニーヒルズ南青山店では地獄組みを3次元で立体的に組むことで厚みのある雲のような構造体を作り出している。

木組みに覆われた入り口を入ると、そこには植物が生えている坂道、そして販売カウンターが。晴れている日は木組みの間から木漏れ日が差し込み、様々な表情を見せてくれる。

グラウンドフロアから階段を上ると、おもてなしするスペースが。ここでパイナップルケーキとお茶を来客に提供。特徴的な形のテーブルは、スタッフが間に入り込めるようになっているだけでなく、客同士が目線を合わせずにプライベートスペースを保つことができるように設計されている。

さらに階段を上れば、そこには社員用ミーティングスペースとトイレが。土日で混み合っている時は来客を通すこともあるそう。

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「素材を活かす」ことを一番に考えているというパイナップルケーキ、そして台湾の阿里山で無農薬で育てられた烏龍茶。

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老若男女が安心して食べられるように、ケーキに使用するパイナップルは無農薬で育てられ、添加物も加えていない。滑らかな舌触りにするため冬瓜を混ぜることも多いパイナップルジャムだが、冬瓜を加えず、台湾の上質なパイナップル本来の味を活かし、繊維がそのまま感じられるケーキに仕上がっている。

サニーヒルズ南青山店のコンセプト


−−「サニーヒルズ南青山店」はどのようなお店なのでしょうか?


「来店していただいたお客様をパイナップルケーキとお茶でおもてなしし、サニーヒルズのブランドを体験してもらうことが大きな特徴だと思います。試食という形ではなく、わざわざお店まで足を運んでいただいたことへの感謝を込め、あくまでおもてなしの一環と考えております。忙しい日常の中、お友だちの家に招かれたような感覚で、お茶を飲む時間をゆったりと過ごしていただければと思います」


−−それにしても丁寧な「おもてなし」ですね。


「台湾には"奉茶精神"という、日本のおもてなしと似たような精神があり、サニーヒルズもその心を大切にしています。弊社の代表はもともとIT会社を経営していたのですが、ある年齢になって人生を考え、地元のパイナップル農家を助けるためにパイナップルケーキの会社を始めました。当初はお店がなく、インターネットでのみ販売していたのですが、購入者の方が製造元まで訪ねてこられたそうです。それは創業者の実家兼工場でしたが、創業者のお母さんが『田舎までわざわざ来ていただいたのだから』とパイナップルケーキとお茶でおもてなしをしたことが、このお店のコンセプトとなっています」


−−建築家の隈研吾さんからはどういったアイデアが出てきたのでしょうか?


「まず"雲のような集合体を思い浮かべた"とおっしゃっていましたね。小さな物体でも集まれば強いものになるということでした。木組みにそうしたアイデアが表れていると思います。また隈さんは、建築される上であまり壁を作らないのですが、こちらの建築においても、素材を生かし、内と外の境界線を曖昧にされておりまして、お店の中に入ると森に迷い込んだような感覚を味わえると思います。隈さんの建築は木のぬくもりや日本の良さが表れているようです」


サニーヒルズと隈研吾の共同企画として店内で展開されているのが、オリジナルのストーリー「クマの場所」。隈研吾が描き下ろしたイラストとともに5月6日(日)まで展示されている。一度足を運んでみてはいかがだろうか。


【店舗情報】
サニーヒルズ南青山店
住所 東京都港区南青山3-10-20
営業時間 11:00~19:00
定休日 無休
アクセス 東京メトロ銀座線・半蔵門線 表参道駅から徒歩約7分
http://www.sunnyhills.com.tw



その他、建築家・隈研吾の代表作


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根津美術館 外観 (c)FUJITSUKA Mitsumasa



根津美術館


青山エリアにある美術館は、隈研吾建築の代表作。絵画・書蹟、青銅器、茶の湯の美術など毎回異なるテーマの古美術の名品を展示する美術館の特徴は、シャープな印象の大屋根。そして両側を竹に囲まれた長いアプローチ。美しい日本庭園には同じく隈研吾設計のカフェ「NEZUCAFÉ」も併設され、伝統的な日本の趣とモダンな感性が共存している美しい美術館です。


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スターバックス太宰府天満宮表参道店


スターバックス太宰府天満宮表参道店


太宰府天満宮の表参道に面した、鳥居のそばにあるスターバックス。こちらも隈研吾による設計。「自然素材による伝統と現在の融合」をコンセプトに、日本の伝統工法である木組み風デザインを採用した外観・内観は大きな話題に。店舗の奥に設けられた庭園には、太宰府天満宮のシンボルである梅の木の姿も。


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松竹スクエア(内観)



松竹スクエア


銀座と築地に近いエリアにある高層ビル。低層部が店舗、事務所で、高層部は住居となっている建築ですが、何といっても特徴的なのはエントランスを入ってすぐにある木製の大階段。待ち合わせや時間を潰す人たちがここに座っている姿は、まるで建築の一部のようですらあります。


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4月7日(土)放送の「美の巨人たち」(毎週土曜夜10時)では、春の建築シリーズとして、隈研吾による「雲の上のギャラリー」を特集。高知県にある「雲の上のホテル」と温泉を繋ぐ渡り廊下を兼ねた、独特な形の木橋建築。そこに込められた思いや秘密とは? ぜひご覧ください。

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番組情報INFORMATION

美の巨人たち

美の巨人たち

毎回1枚の絵(時に彫像や建築物)にスポットを当て、そこに秘められたドラマや謎を探る美術エンターテインメント番組。

放送日時:テレビ東京系列 毎週土曜 夜10時

出演者

ナレーター:小林薫、神田沙也加

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