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おいしそう!?見る目が変わる春の野草コレクション

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テレ東

2018.4.4 なないろ日和!

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春になると、タンポポやナズナなどの野草を道端で見かけるようになります。それらは通勤途中に春を感じて和む風景ですが、実は食用としての目線もあります。昔から、野草を身近な山菜として食してきた歴史が日本にはあるのです。


そこで今回は、毎回さまざまな専門家がレギュラー出演する生活情報番組「なないろ日和!」(毎週月〜木曜日 朝9時28分〜放送中)でも活躍中のわぴちゃんさんを突撃。気象予報士で野草にも詳しいわぴちゃんさんに、"食べられる"をキーワードにしたおすすめの春の野草について伺いました。


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ヨーロッパでは野菜として扱われている「タンポポ」


春を感じさせる花のひとつ、タンポポ。都会の通勤途中の道端でも見かけるほどなじみが深い存在ですが、実は食用にしてもおいしく、栄養価も高いそう。


「いちばん手軽で見つけやすいのは、タンポポでしょうか。どこにでも生えていて識別が簡単ですからね。日本のタンポポと外国から来たタンポポがあって、日本のタンポポだけでも20種類くらいありますが、種類に関係なく、根っこから花まですべて食べられます。ヨーロッパでは葉の部分が野菜として売られているぐらいです。ほうれん草などの緑黄色野菜と同じで、ビタミンなどが豊富です。葉は生で食べると苦味があるので、軽く下ゆですると食べやすくなります。下ゆでしたあとは、ほかの葉物野菜と同じように、いろいろな料理にどうぞ。根はソテーしてキンピラごぼう風にするとおいしいと思います。ノンカフェインで人気のあるタンポポコーヒーは、根を焙煎して作っているんですよ」(わぴちゃん、以下同)



春の絶品野草といえば「つくし」


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春の野原に大量に生えるつくし。昔から食用として身近な存在ですが、実はつくしのあとの"すぎな"にも活用法がありました。


「子供の頃は、よく自分でつくし料理を食べていました。食べるときは頭と袴を取らなければならないので手間がかかりますが、絶品ですよ。醤油と砂糖で甘辛く炒めてつくしご飯にするのがおすすめです。卵焼きにするのもいいですね。最近はスーパーでも売っているのを見かけます。注意したいのが、頭と袴を取るので、食べるときには量が少なくなってしまうこと。それを考えたうえでたくさん採ってきたほうがいいですね。つくしのあとには、すぎなが出てきます。すぎな茶は、むくみをとるお茶として有名です」



独特の香りがクセになる「ヨモギ」


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ヨモギと聞いて思い浮かべるのは草もち。古くから食べられているイメージがありますが、実は食用以外にもさまざまな効用がある万能な野草だとか。


「ヨモギは薬草としても使われてきたくらい、日本人の生活に根ざしてきた野草。食用としては、草もちや天ぷらにするのは有名ですね。沖縄のフーチバー(ニシヨモギ)は、沖縄そばのトッピングなどでなじみがあります。食用以外にも、お茶にしてもいいし、よもぎ湯は疲労回復の効果があるといわれています。独特の香りがするので、ポプリにして香りを楽しむ人もいます。よもぎの旬は若い葉が出る春先。白っぽい綿毛をまとっているのが、若い葉の目印です」



春の七草としてもおなじみの「ナズナ」


白くてかわいらしい花が咲くナズナ。子供の頃に、ハート型の実の部分をでんでん太鼓のように振って音遊びを楽しんだ人も多いのでは?


「春の七草にも入っているナズナは、別名ぺんぺん草。どこにでも生える生命力の強い草であることから、何も育たない土地を指して"ぺんぺん草も生えない"と表現するほどです。ナズナは秋に芽を出して、冬の間はぺたっと地面に張り付いているんですが、春になると立ち上がってきて白い花が咲きます。葉は七草がゆで食べるのが有名ですが、昔は葉物野菜が全然ない時期にも青々としていることから、重宝された青菜だったようです。最近では道の駅などで売られているのも見かけます。ごま油で炒めるとおいしいですよ」

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鳥のエサにも最適な「ハコベ」


あぜ道などの脇に咲いている小さな白い花が、ハコベ。ナズナと同じく春の七草のひとつで、実は鳥を飼っている人にもおすすめの野草なのです。


「名前の由来には諸説ありますが、"はびこる"からきているのではといわれるくらい、どこにでも生えています。葉は小さいけどたくさん茂っているので、大量に採取しやすいですよ。葉や茎を軽くゆでたあとに、シンプルに醤油をかけて食べるとおいしいです。クセがないので、いろいろな料理で活躍しますよ。カットして、卵とじなどにするのもおすすめ。ハコベは別名チックウィード(Chickweed)と言って、"鳥の草"という意味。鳥を飼っている人は、小さなポットにハコベを植えてあげたら、喜んでついばみますよ」



水辺に咲く大根の花「ハマダイコン」


なじみのある野草を中心に5種類紹介しもらいましたが、最後は番外編として、少しマニアックなハマダイコン(浜大根)を紹介していただきました。


「ハマダイコンは、海沿いや川辺に生える大根の野生種。海に近いところだと空き地などにも生えていますし、びっくりしたのは、東京だと多摩川の河川敷にもたくさん生えてるんですよ。見た目は大根と同じで、白から紫色の菜の花みたいな花が咲くので、それを目印に探せば見つかると思います。ハマダイコンの根は大根のようには膨らまないんですけど、食べられます。葉っぱも大根と同じように刻んで食べられるし、あとは実ですね。若い実はゆでて食べるのがおすすめです」


いつも何気なく目にしていた春の野草も、栄養豊富な山菜という目で見ると、途端に「新鮮でおいしそう」と思えてくるから不思議。ただ、採取する際にはいくつか注意が必要。「排気ガスなどが気になる場所に生えているのは避けること。ワンちゃんのフンなども気になりますよね。そう考えると安全なのは土手。土手には除草剤をまかないし、道路から離れた河川敷でしたら排気ガスも気にせずに済むと思います」とのこと。


もっと身近で安全な野草を手に入れたいと思ったら、プランターで育てるのもおすすめ。「タンポポ、なずな、はこべくらいだったら、プランターに土を入れておくと、いつの間にか種が運ばれて来て勝手に育つことも。土が干からびないようにさえ気をつければ、自家栽培できますよ」とわぴちゃんさん。ということで、記事を参考に、楽しい野草ライフを!


わぴちゃんさんも時々出演する「なないろ日和!」は、今後もあらゆる専門家が出演し、生活に役立つ情報をお届けしていきます。毎週月〜木曜 朝9時28分からのOAをチェックしてみてください。


取材協力:わぴちゃん(岩槻秀明さん) 気象予報士であると同時に、自然科学系ライターとして自然に関する執筆活動を行なっている。著書に「散歩の雲・空図鑑」(新星出版社)、「散歩の花図鑑」(新星出版社)などがある。


オフィシャルHP「あおぞらめいと」http://wapichan.sakura.ne.jp/

※このページの掲載内容は、更新当時の情報です。

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なないろ日和!

なないろ日和!

薬丸裕英と香坂みゆきのMCでお送りする生活情報番組!ともにアイドル、そして今は良き父親、母親になっている両氏ならではのトークをリラックスしてお楽しみください!

放送日時:テレビ東京系列 毎週月曜~木曜 朝9時28分

出演者

薬丸裕英、香坂みゆき、山内乃理子 他

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