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伝統のやな漁で捕れた天然アユの炊き込み飯:昼めし旅~あなたのご飯見せてください

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テレ東

2018.7.14 昼めし旅~あなたのご飯見せてください~

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毎日食べる「ご飯」、おいしいお店を紹介するグルメ番組は沢山あるけど、実際は一体どんな人がどんなものを食べているのでしょうか? ニッポンの「リアルなご飯」にスポットをあて、「あなたのご飯見せて下さい」を合言葉に、リポーターが旅を敢行する「昼めし旅」(毎週月~金曜 昼11時40分~)。時には観光スポット、時には田舎、そして地元の駅前や商店街など、芸能人や番組スタッフが様々な場所へ旅をしながら、その土地ならではのお昼ご飯や人気店、魅力的なご飯を紹介します。


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7月3日(火)の放送は、北関東屈指の清流・那珂川が流れる栃木県那珂川町でご飯調査。那珂川は全国的にも有名なアユの産地。アユの漁獲高は日本でもトップクラスなのです。アユ漁が解禁されると全国から約2000人もの釣り人が殺到! この日のレポーターは、アンガールズの山根良顕さん。天然アユが美味しい町で、素敵なお昼ごはんに巡り合えるのでしょうか。



うま味ぎっしり! 絶品アユめし


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山根さんが歩いていると、声をかけてくれたご婦人が。"やな漁"で捕れたアユ料理をいただけるお店「髙瀨観光やな」の奥様・髙瀨千也さんでした。お店は創業以来80年。二代目のご主人・洋三さんと奥様で切り盛りしています。


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"やな"とは、漁のために作るダムのようなもの。それを使って行うのが、このあたりの伝統的な漁法である"やな漁"。やなで川の流れを一か所に集中させ、アユなどの魚を捕る漁法のことです。


山根さんが川沿いに見つけたのは、そのやなの土台。これに石を詰めて川に沈め、流れをせき止めます。


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作る費用はなんと2000万円以上! でも例年10万匹以上のアユが捕れるので、赤字にはならないそう。やなが完成するのは7月の中旬ということで、今お店で出しているのは釣り上げたアユ。お店で、天然のアユを見せてもらいました。天然と養殖だと、「違う魚かと思うくらい違う!」と山根さんも驚き。天然のアユが食べているのはコケ。体が黄色いのが特徴です。早速塩焼きにしていただきます。流れが早い川で育つため、身がしまりサッパリした味だそう。


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お店では、定番の塩焼きのほかに、新鮮だからできるお刺身も提供。「コリコリした歯ごたえで、淡泊だけどしっかりした味」と山根さん。海の魚とはまた違った感じが楽しめます。


そこで例のお願いを...。


「あなたのお昼ご飯見せてくださ~い」


お店の営業があって忙しいお2人ですが、ひと段落したところでならとOKしてくれました。お店が落ち着くお昼過ぎに厨房へ伺い、ご飯を見せてもらうことに。


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1.アユの皮や骨で出汁をとる。
2.出汁をとった身と骨をざるでこす。
3.こした出汁に酒と醤油を足し、そこにご飯を入れて鍋で炊く。
4.煮立ったら、お客さんには出せないという小ぶりのアユを入れる。
5.ご飯が炊きあがる直前にアユを取り出し、身をほぐす。
6.ほぐしたアユと炊き上がったご飯をよく混ぜれば、アユめしの完成!


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煮立ってからアユを入れると、アユの香りを損なわないそうです。


続いては、「はっと団子」を作るという千也さん。はっと団子とは、すいとんに似た郷土料理。


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「うちにあるお野菜をなんでも入れた」という鍋には、大根、白菜、じゃがいも、お肉が煮込んであります。小麦粉に水、卵を溶いてまぜてうどん粉を作り、スプーンですくって鍋に投入。「はっと団子汁」は、川につかりながらやなを作る職人さんに出す、昔ながらの郷土料理なのです。


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アユをまるごと揚げた唐揚げも並び、本日のお昼ご飯が完成です!


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お昼はお店の従業員のみなさんと一緒にいただきます。アユの炊き込みご飯は、「アユのおいしさが全部にしみわたってる! 内臓とかも入ってるのに苦くないし、うま味成分がスゴイ出てて...うまい!」と山根さん。野菜のうま味が出ているというはっと団子汁も大人気です。いつも従業員で食卓を囲むそうですが、忙しいときはゆっくりお昼ご飯とはいかないそう。「お昼にお昼ご飯食べてるような食堂はダメだよ(笑)」と千也さんは言います。
これからもおいしいアユ料理を作ってくださいね!



"おさかな先生"を育てた〇〇入りカレー!


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続いては、「新鮮野菜」という看板に惹かれて訪れた久那瀬農産物直売所。地元の新鮮野菜や果物がお手頃価格で並んでいます。ここで、那珂川町がアユと並ぶ名物として売り出している魚、ホンモロコを発見。近くで養殖をやっているということで、見せてもらうことに。


那珂川町では7年ほど前から、休耕田6か所を使ってホンモロコの養殖をやっているとか。ホンモロコは、元は琵琶湖に生息するコイ科の淡水魚。味は淡泊で肉質が良いことから、関西では料亭などで出される高級魚なのだそう。


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撮影が気になってやってきた、栃木県立馬頭高校の水産科の教師・齋藤翔さんが、普段養殖の指導をしているとのこと。齋藤さんは、地元では小さいころから"おさかな博士"として有名で、取材を受けたこともあるほどの魚好きなんです。早速ホンモロコを食べさせてくれるということで、学校に向かいました。


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こちらは、馬頭高校水産科の実習施設。ホンモロコの養殖が始まったのはこの施設からなのだとか。生徒の自由研究がきっかけだったそうです。水産科では育てるだけでなく、調理や加工をして食品にする授業もあります。実習の中で作った食品を販売することもあるそう。この日は生徒さんがホンモロコの料理を作ってくれました。


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1. ホンモロコを塩・鮭魚醤(学校で作ったもの)で味付け。
2. 薄く衣を付けたら揚げる。


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ホンモロコはフライにするのが一般的。
クセが少なく、泥臭くもないということで、「香ばしくておいしい!」と山根さんも絶賛。


そしてさらに例のお願いも...。


「あなたの晩ご飯、見せてくださ~い」


実家のお母さまに連絡をとってもらい、OKに! "おさかな先生"を育てた料理は、どんなものなのでしょうか?


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こちらが本日の齋藤さん宅の晩ご飯。カレーは、トマトを丸2個も入れてわずかに酸味をきかせるのが齋藤さん家流。チーズをトッピングしたカレーは、齋藤先生の大好物だそうです。


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食卓に並ぶトマトやキュウリなどの野菜は、農業をするお母さんとおばあちゃんが育てた自家製のもの。


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突然のお邪魔にも関わらず快く迎えてくれた齋藤先生。これからもお魚好きの先生として、ホンモロコの養殖指導で那珂川町を盛り上げていってください。


「テレ東プラス」では、毎週1回、「昼めし旅」から学べるまかない飯を紹介していきます。ルーティーンばかりで昼飯、夕飯に悩んだら...ぜひ一度、「昼めし旅」をのぞいて見てくださいね。

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ニッポンの「リアルなご飯」にスポットをあて、「あなたのご飯見せて下さい」を合い言葉に「昼めし旅」を敢行!「ご飯」を通してのそこに住む人の人生や物語(ドラマ)を描いてゆきます。

放送日時:テレビ東京系列 毎週月曜~金曜 午前11時40分

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