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現代の生活革命?「新・三種の神器」は時短家電以上の、家族のコミュニケーションハブとなるか

ライフ

テレ東プラス

2018.10.2

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"時短"という言葉がすっかりおなじみになったように、現代人は常に時間に追われています。そこで昨今注目を集めているのが"新・三種の神器"と呼ばれる家電製品。そもそも家電における"三種の神器"とは、1950年代にあこがれの製品として急速に家庭に普及し始めた冷蔵庫、洗濯機、白黒テレビを指していた言葉ですが、その現代版である"新・三種の神器"とは「食器洗い乾燥機」「ロボット掃除機」「ななめドラム式洗濯乾燥機」 のこと。今回は大手家電メーカーであるパナソニックのアプライアンス社イノベーション推進部で主幹を務められている中野勲さんに"新・三種の神器"にまつわるお話を伺いました。


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──"新・三種の神器"と呼ばれる家電製品が注目を集めている背景には、どのような事情があるのでしょうか?


そもそも1950年代憧れの家電製品として冷蔵庫、洗濯機、白黒テレビを指す言葉として使われた"三種の神器"ですが、時代の変化とともに車やクーラーなど、それが指す製品は少しずつ変化を続けてきました。2000年代にはそれがDVDレコーダーなどのデジタル家電となったわけですが、ここにきて家事領域の製品が注目を集めるようになってきています。


──なるほど。


その背景には90年代後半から共働き世帯が増えてきて、今ではお子様がいる世帯の約3分の2位以上が共働きとなり、今後もその割合は増加していくと考えています。しかし、そうした共働きが当たり前となった今でも、家の中では女性が大半の家事をこなし、男性はゴミ出しなど簡単な家事しか手伝えていないというのが現実です。実際に調査したところ、片付け、掃除、洗濯の順にそれにかける時間を減らしたいということが見えてきました。


──いわゆる"時短"ですね。


はい。そしてそれはそうした時間的なゆとりが精神的なゆとりにも繋がっていくということもわかってきたのです。そうしたニーズにお応えできるのが、昨今話題の「食器洗い乾燥機」「ロボット掃除機」「ななめドラム式洗濯乾燥機」というわけです。


──やはり"新・三種の神器"は売れているのでしょうか?


メディアを始め話題にしていただく機会も増えており、直近の販売はいずれも好調ですが、テレビなど他の家電と比べるとまだ普及が進んでいないというのが現実です。


──まだ話題先行で実際に使っている方は多くはない、と。


しかし、すでにお使いいただいている方からの満足度は非常に高く、「食器洗い乾燥機」「ロボット掃除機」「ななめドラム式洗濯乾燥機」によって時間の余裕が生まれ、毎日が楽になったという声が我々の元にも多く届いています。小さなお子様を抱える女性は、家事よりも育児に時間を使いたいという気持ちが強く、実際にここ数年では家事に拘束されている時間より育児にかける時間の方が長くなってきている傾向にあります。我々は"新・三種の神器"のような製品によって、そうした思いをもっと応援していきたいと思っています。


簡単操作の家電を通した「家事シェア」で、家族のコミュニケーションを


──パナソニックは「家事シェア」というキーワードで"新・三種の神器"を展開されていますが、それは製品開発などにも取り入れられているコンセプトなのでしょうか?


基本的にはこれまで人が行ってきた家事を"家電とシェアする"という発想ではあるのですが、それだけでなく男性と女性でシェアするなど、いろんな方向で家事をシェアできないかという考えがあります。


──具体的には?


例えば昨年発売した弊社の「ななめドラム洗濯乾燥機」には、洗剤と柔軟剤を洗濯機が自動で計量・投入する機能が搭載されています。そこを自動で家電がやってくれるようになると「旦那さんに洗濯を任せたいけど、以前洗剤と柔軟剤を間違えたことがあるから任せられない」などといった不安がなくなり、安心して任せられるようになりますよね。


──家電側で失敗しないようサポートしてくれるなら、「ボタン押しておいて」と言えばいいだけですもんね。


そして一部の製品はスマホで操作できるようにもなってきています。夫婦でそれぞれのスマートフォンにアプリを入れておけば「自分は◯時に帰るから、そこに合わせて洗濯の予約設定しておくよ」といったやりとりも簡単です。そのように誰でもいつでもどこでも家事ができるようになると、家族でも家事をシェアできるようになるんです。


──任せられるところは全て家電に任せ、それ以外のところは家族みんなでシェアをする、と。


どんどん機械化される中、もちろんそこには良い面もあるのですが、我々は「人が主役である」ということは大事にしたいと考えています。洗濯機が自動で洗剤を計量して投入してくれるから、奥さんが旦那さんと安心して家事をシェアできるように、全部機械がやるのではなく、それを通して家族が繋がれるようなものにできたらと思っています。


──家事の手間を減らしながらも、家族のコミュニケーションのハブとしての役割は残すということですね。


そしてそれは旦那さんに限らず、お子さんのちょっとしたお手伝いにもなるでしょうし、そうした家事のシェアを通して家族の仲が良くなり、それが心の豊かさにつながるのではないかと思うんです。


──ありがとうございました。


製品を通してそれを使う家族のコミュニケーションを生み出し、心の豊かさを生む。そんなパナソニック中野さんのお話からは、世界を代表する家電メーカーとして「ただ便利な家電製品を作るのではなく、あくまでそれを使う人間が主役である」というユーザーを大事にする企業姿勢も伺えました。便利なテクノロジーを駆使して時間的な余裕を生み、さらにその時間を使ってより良いコミュニケーションを生み出し、幸せな社会を築き上げていく。"新・三種の神器"と呼ばれる家電カテゴリは、そんな未来のための一歩なのかもしれません。

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