讃岐うどん、おでん、石細工...うどん愛が止まらないイラン人がニッポンの魅力を発見
「日本に住む」ことを選んだ外国人にスポットをあてる「ワタシが日本に住む理由」(毎週月曜夜9時~)。伝統文化や伝統工芸、四季折々の光景、和食の味、日本人の性格など、日本人が気づかないニッポンの魅力を、彼らの生活ぶりとあわせて紹介します。
10月8日(月)の放送に出演したのは、イラン出身のマスウド・ソバハニさん(42歳)です。アメリカで財を成し、イラン人の奥様との結婚を機に日本に住み始めて32年。讃岐うどんにハマり450軒も食べ歩いたというソバハニさんは、"うどん県"こと香川県の高松市で暮らしています。
讃岐うどんを愛してやまないソバハニさんが、日本の"いいところ""不思議なところ"を教えてくれました!
讃岐うどん
讃岐うどんをすすりながら「やっぱりモチモチ!味がツルツル!最高!」「(讃岐うどんの店を)450ヶ所訪問したけど、どの店も味が全然違う」(ソバハニさん・以下同)

「止まれ」の図案
歩道に描かれた足跡の形をした「止まれ」の図案を見て「イランも細い道は多いですけど、(日本の歩道は)子どもに親切で優しい」

石の街
自身が暮らす高松市庵治町の一帯について「高松、牟礼町、庵治町は石の街です」と表現するソバハニさん。歩道と車道を分けるラインに石を使っている場所もある。お気に入りの"石の線"を眺めながら「ちょっと贅沢。(使われている庵治石は)墓石なら500~600万円」

玄関先の石細工
石の街では各家庭の玄関先などに思い思いの石細工がディスプレイされることも。「すごくかわいい。この街全体が美術館になっている」

町内会
石細工を飾る街並みについて、「アートイベントができるのは町内会があるから」とソバハニさん。「コミュニティーの基礎がしっかりできているのは世界的にも珍しいと思います。イランでもアメリカでも町内会はないから、たくさんの人が集まって同じことをするのは難しいですね」

おでん
讃岐うどんにハマるソバハニさんのもう一つの大好物がおでん。讃岐うどんの店では、うどんの出汁を使っておでんを提供するのが定番で、ソバハニさんも「うどん屋さんで出るおでんは有名」と説明。瀬戸内海で獲れるニシ貝のおでんを頬張り「信じられないくらい美味しい。これ食べて、うどん食べて、人間は幸せ!」

瀬戸内海
自宅の窓から瀬戸内海を眺めて「ここが瀬戸内海で私が一番好きなところ」とソバハニさん。瀬戸内海の魅力について「香りが素晴らしい。私の故郷、カスピ海の香りに近い。だから懐かしくて故郷を思い出します」と語りました。

栗林公園
ソバハニさんが「日本の好きな風景」として挙げたのは、高松藩主松平家の大名庭園として知られる栗林公園。来日直後、ビザの問題から退去の危機にあったソバハニさん。その窮地を救ったのは、「自分の養子にする」とまで申し出て身元保証人を引き受けてくれた脇信夫市長(当時)でした。栗林公園は脇市長と何度も訪れた思い出の場所。ソバハニさんは脇市長が語った「世界は1つの国であり人類はその市民である」「それを庭に例えるなら、花はいろんな色、形、香りがあるから美しい」という言葉を思い出しながら、懐かしそうに庭園の光景を眺めていました。

ソバハニさんが好きな日本...いかがでしたか。「ワタシが日本に住む理由」では、これからも外国人の目から見た"ニッポンの魅力"をたくさん紹介していきます。
