「いぶりがっこ」と燻したタクアンを本場・秋田の人に食べ比べてもらった

秋田の伝統的な大根の漬物で、同じ大根を使った漬物「タクアン」と似ている「いぶりがっこ」。
いぶりがっこは【①大根を囲炉裏の上に吊るして燻す。②米ぬかで漬け込む】という工程で作られます。そんななか、「タクアンを燻したら、いぶりがっこになるらしい」という情報をゲット! これって本当なんでしょうか? 実際に燻したタクアンを作り、秋田県出身の方に食べてもらいました。秋田県民の答えはいったい!?
おうちで燻製してみる!
検証するにあたり、今回は以下の4つを用意しました。
なお、今回使用したいぶりがっこは都内のスーパーで購入。
【燻製する】
・カットしないまま燻したタクアン
・輪切りにして燻したタクアン
・燻したいぶりがっこ
【燻製しない】
・いぶりがっこ
スモークすること約30分。

(左が燻す前のもの、左が30分燻製したものです)
できあがりました!

本場・秋田県民が気に入ったいぶりがっこはどれ?
できあがった4つを秋田県出身(40代男性)の方に食べていただきました。

(1)カットしないまま燻したタクアン
丸のまま燻したタクアンです。表面を燻しただけなので、噛んだ時だけふわっと燻製臭が広がります。
【秋田出身者のコメント】
「食感がレア。これはいぶりがっこではないですね。元のタクアンの香りが残っていて、軽くスモークされている感じかな、と」
(2)輪切りにして燻したタクアン
タクアンを輪切りにし、燻しています。輪切りにカットしたことで、煙に触れる面積が増えて、よりスモーキーさが増しています。
【秋田出身者のコメント】
「まだタクアンそのものの香りが残っていますね。いぶりがっこに近くなったんですが、そのものとは言えませんね...」
(3)いぶりがっこ
こちらは都内のスーパーで購入したいぶりがっこです。
【秋田出身者のコメント】
「いわゆるいぶりがっこですね。でも都内で売っているいぶりがっこは、ベースとしての漬物の塩気がちょっと弱い。工場の出来立てって感じですが、味自体は良いです。本場のいぶりがっこは、もっと味が濃く燻製臭も強い気がします。」
(4)燻したいぶりがっこ
都内のスーパーで購入したいぶりがっこを燻したものです。
【秋田出身者のコメント】
「これは秋田県民の好みかもしれませんね。燻製臭がしっかりしていて、本場のものに近いと思います」

「タクアンを燻したら、いぶりがっこになるらしい」という情報を元に、作ってみたのですが、タクアンをスモークしたぐらいでは、秋田県民が納得するようないぶりがっこは作れないと分かりました。
とはいえ、タクアンと燻製の相性はよく、燻すと味が引き締まるためより美味に。現在、おうちで簡単にできる燻製器がたくさん販売されています。ぜひご自宅で"自家製いぶりがっこ"を試してみてください!
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