「ヒハツ」ってナニ!? コショウの代わりに使えて「冷え」対策に効果バツグン
体がダルい、内臓機能の低下、太りやすくなる、イライラする......など、「冷え」が原因で様々な不調を引き起こします。「冷え」を解消するには、どうしたらいい?
さまざまな専門家がレギュラー出演中の生活情報番組「なないろ日和!」(毎週月~木 午前9時28分~放送中)から、理学博士で、「全国冷え症研究所」所長でもある山口勝利先生に、「冷え対策」についてお話を伺いました。
まずは食生活の改善から! 「ヒハツ」で内臓温度が上がる
前回の記事でも紹介したように、「"冷え"を解消するには、内臓温度を上げること!」と、山口先生。エクササイズが最も効果的ですが、なかなか続かない......。しかも、まずは代謝を上げて"代謝ロス"を解除しなければ、エクササイズの効果もなかなかでないのだそう。では、何から始めればいいのでしょうか。
内臓を温めるにはショウガより「ヒハツ」

「まずは、日常生活の基本となる食生活の改善から始めてください。ポカポカ効果と言えばショウガが有名ですが、体を温めるためには1回10グラム程度の量を摂取しなければならず、かつ調理するというステップも必要。ショウガ紅茶もいいですが、毎日は飽きますよね(笑)。
そこで、コショウ科の香辛料"ヒハツ"をオススメします。粉状になっているので、コショウなどの代わりに食べ物や飲み物にふりかけるだけ。ヒハツを1日1グラム(小さじ1/2程度)摂れば、内臓温度が上がります」(山口勝利先生、以下同)
山口先生は、金沢大学・薬学部でラットを使い、ヒハツによる内臓温度の変化を実験。内臓を温めるためには、「ヒハツ」が最も効果があることを実証しました。
「『ヒハツ』は、ヒバーチ、ピパーチなどなど、さまざまな呼び名があります。また、原料にヒハツモドキとあるものでも、ヒハツと成分は変わらないので、同じ効果が期待できます」と山口先生。コショウのように小瓶のものもあるので、食卓に常備はもちろん、カバンに入れて持ち歩けば外食時にもふりかけることもできます。
冷たい食べ物・飲み物はバランスを考えて
内臓温度を上げるためには、やはり生野菜や果物、冷たいドリンクなど体を冷やしてしまう食べ物は摂らないほうがよいのでしょうか。
「『冷たいものは絶対に食べない!飲まない!』となると、ストレスになります。体を温める効果のある根菜などと一緒に食べたり、アイスコーヒーを飲んだら次は温かい飲み物にしたりと、バランスをとれば大丈夫ですよ」
無理は禁物! これなら続けられそうですね。

生活習慣をちょっと変えるだけで内臓温度が上がる
湯船に浸かって汗腺を活性化!
続いて大切なのは、生活習慣の見直し。いきなり生活を激変させると続かないので、ここでもゆる~く簡単な方法を教えていただきます。
「"冷え"による自律神経の乱れを改善するために、汗線のトレーニングをしましょう。方法は簡単、風呂で湯船に浸かること! 汗をかいて汗腺の機能を高めることで、自立神経を整えることができます。
夏はシャワーだけの方も多いですが、年間を通して湯船に浸かることをオススメしています」
寝るときはゆるい靴下、ムートンの敷布を
足先が冷えるため、寝る時に靴下を重ね履きしたり、電子毛布を使ったり......と"防寒対策"をしている方も多いと思いますが、実は、その方法は間違っているかもしれません。
「靴下を履くのは良いですが、締め付けの強いものだと足がむくんでしまいます。寝る時に履く靴下は緩めのものにしてください。
また、寝具に関しては、熱は下に逃げるので下を温めたほうがいい。上に布団を何枚も掛けるより、下にムートンなどの敷布を敷いた方が効果的です。
電気毛布を使う場合は、体温調節のため、全身ではなく足先だけにかけるようにしましょう」
いつでもどこでもできる「ほかほかストレッチ」
食事や生活習慣の改善により代謝をあげて"代謝ロス"を解消したら、内臓温度を上げるために最も効果的なエクササイズを! 「面倒臭いと続かない」という相談者の声から生まれたという、誰でも簡単にできる「ほかほかストレッチ」を紹介します。




提供:「死ぬまで元気でいたければとにかく内臓を温めなさい」(アスコム)
「これはインナーマッスルを動かすためのストレッチです。
インナーマッスルは内臓の脇を保護している筋肉で、ここを動かすと熱が発生します。シックスパックと呼ばれる腹直筋を鍛えても、体の中に熱は発生しないんです。腹筋が割れても内臓温度は変わらない。インナーマッスルを刺激して血流をよくし、内臓温度を上げましょう」
インナーマッスルを左右から刺激する「ヘリコプターストレッチ」、前後から刺激する「足上げガッツポーズ」、さらにお腹から血流をよくするために、両手を太ももの上を滑らせながらおじぎをする「おじぎストレッチ」も加えればOK。1日3分のストレッチでほかほかに!
"冷え"を解消するには、内臓温度を上げること! 今回紹介した対策は、どれも簡単にできるものばかり。冬本番が来る前に、今から始めてほかほかな体を手にしましょう。
取材協力:山口勝利さん。理学博士、冷え症博士、柔道整復師、鍼灸師、全国冷え症研究所・所長。これまでに6万人を超える"冷え"の相談に乗り、「全国冷え症研究所」を開設。冷え症治療の第一人者として、講演活動で改善策を提案。著書「死ぬまで元気でいたければとにかく内臓を温めなさい」(アスコム)、「冷え症治してキレイにやせる」(二見書房)、「冷えた女は、ブスになる。」(祥伝社)などを出版。
オフィシャルHP:http://www.hiesyou.com/index.html
山口勝利先生も出演する「なないろ日和!」は、今後もあらゆる専門家が出演し、生活に役立つ情報をお届けしていきます。毎週月~木曜9時28分からのOAも要チェックです!
※このページの掲載内容は、更新当時の情報です。
