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カフェオーナーを支援するカフェ「BPM」。その理由を聞いた。

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テレ東プラス

2019.1.11

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おしゃれな大人が集う街、東京・池尻大橋にオープンしたカフェ「BPM」。洗練された空間に、最新の音響設備を整え、イベントも常時開催しています。運営元の株式会社TABI LABOは、ここを五感で感じられるメディアのひとつと位置付けています。
独自の取り組みとして、将来お店を開業したい方の支援を目的とした、"オーナー支援制度"があります。そこで、新規事業開発室・室長の藤井裕真さん、ストアマネージャーの阪田尚央さんに、BPMの取り組みについて伺いました。

メディアを運営する会社がなんでカフェ運営を?

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――BPMはどういう方が利用されているんですか?

阪田尚央さん(以下、阪田)「もともと私たちが考えていたのは、弊社が運営しているWebメディア『TABI LABO』を見てくれている層の人たち、具体的には20代から30代後半ぐらいまでの、いわゆるミレニアル世代と呼ばれる、情報感度が高い方々をターゲットにしていました。実際、カフェを始めてみたら、ノマドワーカーやお子さま連れの主婦の方、あと年配の方々など、この近辺のお客さまが多いことがわかりました。一方イベントでは、様々な方から問い合わせをいただいています。新商品の発表イベントや、料理提供イベントを開催したいという問い合わせもあるんです」

――近隣の方にも愛される交流の場があるのはすごくいいですね。

阪田「実際にTABI LABOの記事を書いているライターとカフェに来たお客さまがコミュニケーションを取って、仲良くなることも多いんですよ。普段リアルなユーザーと接することがないライターと一般の方が交わることができるっていうのはすごくいいなと思います」

藤井裕真さん(以下、藤井)「やはり人は、リアルな体験をもってでしか変えられない部分もあるので、外から見るとメディアの会社がなんでカフェをやっているのかと思うかもしれませんが、体験・体感が気づきのきっかけに繋がっていくと思っています。だから、記事で紹介したものを展示するなど、メディアと連動性を持たせられる場所にもなっています」

価値観の異なる人々が集い独立も支援する。そんなカフェ

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――期間限定オーナー制度もすごくおもしろいと思ったのですが、思いついたきっかけは何ですか?

阪田「2つあって、ひとつはこの場を使ってリアルなものを体感するために、異なる価値観の方が訪れる場所になればいいなという発想です。そこで、BPMの要素として、カフェだけではなく、イベントスペースという要素をプラスしました。そうであれば、カフェというコンテンツも、メニューが変わったり、内容が都度変わったり、新しいものを生み出しているところになったらいいなと考えました。その中からひとつ、オーナーが変わるのはどうだろうという話に」

――2つ目のきっかけは?

阪田「もうひとつは、私たちが実際カフェをやったことがなかったので、カフェの経営をされている方々に話を聞きに行ったところ、とあるカフェ経営者が独立したいバリスタはすごく多いと教えてくれました。そういう人たちは、実は独立するまでの金銭的や経験的なハードルが高くて、なかなか独立できなくて悩んでいるんでいることを知りました。私たちとしても、カフェをいっしょに作っていくパートナーを見つけることできるし、彼らの独立の支援の場所としても成り立つので、チャレンジしてみることを決めました」

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――イベントのために期間限定で貸すのではなく、独立を支援するのはすごくいいですね。オーナーを選ぶときはどうやって選んでいますか?

阪田「そもそも独立支援という側面があったので、まず将来カフェをやりたいと思っている方が前提です。その上で、その方がやりたいことや世界観が私たちの思っているものと寄り添っているかを聞いた上で判断しています」

――問い合わせはありますか?

阪田「もちろんあります。最初の立ち上げ時に入っていただいていた方はここを卒業されたのですが、今は高知県で新しいお店の準備をしているそうです。実際にそういった事例もできてきているので、興味持ってくださる方も多いです」

――卒業した方が東京だけではなく、地方で活躍されるのもいいですね。

藤井「私たちとしてはすごく寂しいんですけどね(笑)。カウンターに座って、バリスタの方と話して、ここは憩いの場みたいになるんですよ。中学高校のときの保健室みたいに。最初のバリスタの方もすごく人柄が良かったので、みんなが慕っていました。誰も知らないような恋愛事情を知っていたり(笑)」

――確かにオーナーが変わるということは、別れがあるので寂しいですね。

阪田「ひとつ寂しさもありつつ、新しい出会いもあるというのが特徴ですね」

藤井「要は私たちにとってはこれもコラボレーションなんです。いろいろな人とコラボレーションすることによって、新たなものが提供されます。BPMに来た時は、いつもおもしろい何かがあって、それが自分の日常にないものだったときに、興味を持ってもらいたいんです。ひとつのコンテンツをいろいろなコンテンツと掛け合わせていくことによって、新たなおもしろいことが起こっていったらいいかなと思っています」

カフェオーナーも変わって2019年1月にリニューアル

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――2019年1月にリニューアルオープンするそうですが、どのように変わるのですか?

藤井「いろいろな人とコラボレーションしたり、カフェを改善していったり、ここ数ヶ月間を過ごしてきたのですが、着手したいけれどできなかったことがたくさんたまっているんです。新たな企画をやるための助走期間として、一旦区切りをつけて、1月からまたスタートしようと思っています」

――カフェの再開はいつですか?

藤井「2019年1月15日にリニューアルオープンする予定です。そのタイミングで、アーティストの方とのコラボレーションをいくつか企画しています」

阪田「今まで、イベント自体は毎月10から15件やっていて、一般の方が入れるイベントは3件程度。このリニューアルのタイミングで、より一般の方が入れるような、カフェにふらっと来た人がそのまま楽しめるようなイベントを増やしていきたいと思っています。今度は私たち発信で、やりたいイベントややりたいことなど、体感する時間を増やしていこうとしてます」

――カフェは誰がオーナーになる予定ですか?

藤井「そこに関しては乞うご期待ということで(笑)。ぜひ楽しみにしていてください!」


【取材協力】
BPM(ビーピーエム)
住所:〒154-0001 東京都世田谷区池尻2丁目31-24 信田ビル2F
池尻大橋駅南口から徒歩30秒
電話番号:03-6427-8102
営業時間:11:00-19:00
定休日:不定休
https://bpm-tokyo.com/

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