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電気もガスもなし! 中米グアテマラの秘境で原始的な生活を送る理由

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テレ東

2019.3.17 世界ナゼそこに?日本人

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世界で活躍する知られざる日本人を取材し、ナゼそこで働くのか、ナゼそこに住み続けるのかという理由を波瀾万丈な人生ドラマと共に紐解いていく「世界ナゼそこに?日本人~知られざる波瀾万丈伝~」(毎週月曜夜9時)。「テレ東プラス」では、毎回放送した感動ストーリーを紹介していく。

グアテマラの秘境を目指して日本から25時間

今回は、中米グアテマラの秘境で原始的生活を送る日本人女性に注目。収入はほぼゼロ、隙間だらけの手作りの家で、電気もガスもない原始的生活を始めた理由とは?

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日本から20時間かけてやって来たのは、中米のグアテマラ共和国。古代マヤ文明の中心地として知られ、火山大国としても有名だ。

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秘境で暮らす日本人女性は、グアテマラの中でも人里離れたツヌナ村に住んでいるとのことだが、なんと地図には載っていない。

首都からバスで4時間かけてツヌナ村に一番近い町・パナハッチェルへ。湖の向かい側にあるツヌナ村へはさらにボートで30分。日本から約25時間かけて、ついにツヌナ村に到着! 人口3000人ほどの小さな村だ。

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村で日本人女性について聞くと、森の中に住んでいて、「ノブコさん」という名前らしい。森の道なき道を進むと、川岸に日本人らしき姿が! 川で洗濯をしていた女性は、グアテマラで原始的な生活を送る日本人、高田伸子さん(44歳)。夫のマルティンさん(55歳)と3人のお子さんの5人家族だ。

電気、ガズなし! 秘境の原始的生活に密着

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森を切り拓いた土地に、拾ってきた木材で造った家で暮らしている伸子さん家族。よく見ると、壁のあちこちに隙間が...。割れた窓はクッションで補修してある。

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電気が通っていないので、夜はろうそく生活。暗闇で気をつけなければいけないのはサソリ! 「3回刺されました」という伸子さんは、村に病院がないので、村人に教わった通り砂糖をスプーン1杯食べ、痛みが治まるのを待ったという。

そしてサソリ以上に伸子さんを悩ませていることが。台所にあったガス台を、なぜかマルティンさんが売ってしまったのだ。売ったお金が何に使われたのかもわからず、伸子さんは「そういう人なんで...」と諦め気味。

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《果物は食べ放題、自家製コーヒーも》
家の敷地にはアボカド、パパイヤ、バナナなどの木が生えており、果物には困らない。赤い実をつけるコーヒーの木も自生していて、自家製コーヒーも飲める。

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《ニワトリを守れ!》
伸子さん家族が飼っていたニワトリが死んだことを知ったお隣さんが、何羽か譲ってくれるという。伸子さんがお隣のジェシカさんからニワトリを受け取ると、野犬が! 石で威嚇して振り払い、ようやく帰宅。翌朝、無事に卵を収穫できたのだった。

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《魚を釣って今晩のおかずに》
ミミズをエサに、湖へ釣りに。仲の良い漁師に無料で船に乗せてもらい、釣れたのはスズキのような味だという魚。その日の夕食は、魚をニンニクと炒めた焼き魚と、カブのぬか漬け。冷蔵庫がないので、ぬか漬けは大事な保存食なのだ。

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《サウナも自家製》
風呂は、伸子さん夫婦お手製のサウナ。石を組み上げた小屋の壁にドラム缶を貫通させ、ドラム缶を外側から熱したところに内側から水をかける。すると水蒸気が発生し、スチームサウナに。ガスがなくお湯が沸かせないため、スチームで温めながら体を洗うのだ。

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《ガス台の代わりに薪で料理》
ある日の夕飯。ネギとトマト入りのスクランブルエッグを作ろうとする伸子さん。息子の武蔵くんにお乳をあげる間、フライパンをマルティンさんに任せることに。薪で火をおこしているので火加減が難しく、不慣れなマルティンさんは大慌て! 炎が上がりネギは黒焦げに...。

収入はほとんどゼロ...生活費は?

一見問題なく暮らしているように見える伸子さん家族だが、大きな問題が。生活費が稼げていないのだ。マルティンさんの職業は画家だが、収入が不安定で、稼ぎがない月も。敷地内でゲストハウスも経営しているが、電気がないので4年前からお客はほとんど来ない。伸子さんは子供3人の世話で、仕事に就くことも難しい。

貯金を切り崩しながら生活してきたが、残高もわずか。「夜、急に起きて、どうしようって思うこともあるんです」と伸子さん。

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一方、マルティンさんは村のゴミ捨て場へ。自作の機械でプラスチックゴミを熱して溶かし、型で固めるとイスが完成。「実はガス台を売ったのは、このイスを作るためだったんだ」というマルティンさん。イスを売って生活費を稼ごうとしていたのだ。

さっそく路上で販売。しかし、道行く人に声をかけても売れず、レストランに直接営業。すると店のオーナーが買ってくれることに! 後でオーナーに聞いてみると、店の雰囲気には合わないが、マルティンさんの必死さに負けてしまったのだそう。

原始的生活を始めた理由

海外旅行が好きだった伸子さんは、33歳のとき旅先で知り合った日本人男性と結婚、長男の波瑠くんを授かった。しかし数年で離婚し、シングルマザーに。その時支えになったのは、日本に出稼ぎで来ていたマルティンさんだった。

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「最初に会ったのは仕事で、イベントの出店で会って。波瑠とマルティンがすごい仲が良くて」
マルティンさんの明るい性格に惹かれた伸子さんは結婚を決意。39歳で、夫の実家があるグアテマラの首都グアテマラシティに移住する。

グアテマラシティは誘拐や強盗が多発していて、子育てには危険すぎる場所だった。波瑠くんは外で遊べず友達もできない...そんな時、ツヌナ村にある湖の写真を目にする。その美しい風景を見に訪れると、波瑠くんは地元の子供たちと楽しそうに遊び始めた。これまでにない笑顔を見せる波瑠くんの姿に、伸子さんは大自然の中での子育てを決意。電気・ガス・水道のないこの地で生きていくためには、原始的生活をするしかなかったのだ。

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10歳の波瑠くんは、今の暮らしをどう思っているのか? 聞いてみると、「大好き」という答えが。将来は家の近くでママのようなゲストハウスをやりたいという。大変な生活の中、懸命に子育てする母を助けてあげたい...大自然の中、子供たちもたくましく成長しているようだ。

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現在、マルティンさんは収入のない今の生活をなんとかしようと、コンビニのような小さな店を始めようとしている。伸子さんも手伝い、収入を得ることに前向きだ。
「冷蔵庫とかね、ちゃんとガス台も欲しいし。頑張ります!」

中米グアテマラの秘境の森には、原始的な生活を送りながら、収入ゼロの暮らしから抜け出そうと頑張る日本人女性がいた。

ほか、この日の放送では、世界のVIPも認めた、ベルギーに本物の和食を広め国民栄誉賞級の勲章を授与された70歳スゴ腕職人も紹介した。


そして3月18日(月)夜9時放送の「世界ナゼそこに?日本人~知られざる波瀾万丈伝~」では、「海外で"英雄"と呼ばれ感謝される日本人偉人伝説2時間SP」をお届け。

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ソロモン諸島で民族紛争をたった一人で終結させた、"英雄"と呼ばれる男性、パキスタンの秘境で5000万円かけて"あるもの"を作り貧しい人達を救った日本人の衝撃人生、偉業を成し遂げたことで、パプアニューギニアの人々から"ビッグマン"と呼ばれ尊敬されている男性の波瀾万丈の人生の三本立て!

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番組情報INFORMATION

世界ナゼそこに?日本人

世界ナゼそこに?日本人

世界で活躍する知られざる日本人を紹介する新番組。ナゼ海外で働くのか?日本から遠く離れた土地で働く理由を波欄万丈な人生ドラマをまじえて紐解いていく!

放送日時:テレビ東京系列 毎週月曜 夜9時放送

出演者

【MC】ユースケ・サンタマリア、新井恵理那

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