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元自衛官の転身! 早期退職して選んだ”新しい人生”は1本3000円からのエキストラ

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BSテレ東

2019.4.20 カンニング竹山の新しい人生、始めます!

あなたは自分の人生に満足していますか? 手を伸ばすことすらせず、あきらめてしまった夢はありませんか? 自分には無理だから、チャンスがないから、もう年だから......本当にそれでいいですか?

「テレ東プラス」では、人生の半ばを過ぎ"新しい人生"を歩み始めた方をインタビュー。お話をうかがうのは、元自衛官の竹岡善彦さん(59歳)。海上自衛隊の航空部隊でパイロットとして国防に務め、意外な職業に転身。そして57歳のとき、定年を前に早期退職してまで選んだ"新しい人生"は......若き日に夢見たドラマや映画の世界でした。現在は、エキストラとしてテレ東で放送中のドラマBiz『スパイラル~町工場の奇跡~』(毎週月曜夜9時放送)などの撮影に参加。「収入はアルバイトよりも低い」と笑いながらも、幸せそうな竹岡さん、"新しい人生"への転機とは!? 今の人生にモヤモヤしているあなたのヒントになるかも!

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訓練時代には壮絶なイジメも!? 航空機パイロットからの転身


――"新しい人生"としてエキストラの道を選んだ竹岡さんですが、これまではどんな仕事をされていたのですか?

「最初は自衛官です。元々志していたわけではないのですが、大学時代に遊びとバイトに明け暮れて3年留年し、さすがにこのまま社会に出るのは良くないなと(笑)。厳しい環境に身を置きたいと考えた結果、自衛官になろうと思い立ちました。でも、実際になってみると想像以上に大変で」

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「海上自衛隊に入隊し、最初の1年は訓練で、その後配属が決まるのですが、ご想像の通り自衛隊の訓練はとても厳しい。その上、派閥や先輩からのイジメもあって、何度も辞めたいと思いましたが、上司から『お前はパイロットの適性があるから航空部隊になれる可能性もある』とそそのかされて(笑)。『航空機に乗って空を飛べるなら!』と続けていたら、希望通り海上自衛隊・航空部隊に配属。他国の潜水艦を探す航空機"対潜哨戒機(たいせんしょうかいき)"のパイロットとして、日本周辺海域のパトロールをしていました。海上自衛官として13年間、最終的には少佐(3等海佐)まで昇進しました」

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――空から国を守るお仕事ですね。命の危険に遭遇したこともあるんじゃないですか?

「詳しくはいえないですが、ありますね。某国の攻撃レーダーにロックオンされたことも。某国の工作船を発見するなんてことは日常茶飯事でした」

空から海へ! さらには警備員からSPまで


――自衛官として13年、なぜ辞めたんですか?

「37歳の時、昇進により防衛庁での内勤の仕事になって。名誉なことですが、勲章が増えるより、とにかく現場にいたかったので、スッパリ辞めました」

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「その後は、空はもう十分だから海へと、スキューバダイビングのインストラクターに。海外でインストラクターになるために自衛官の退職金をつぎ込んで、妻と娘も一緒にフィジー、グアム、モルディブ、エジプトなど、1年半くらいは世界各国を回っていました」

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「インストラクターとして5年半、その後は42歳の時に知人の紹介で警備会社に転職。大手デパートの警備員の責任者として働き、SPの資格も取りました。SPの師匠は、岡田准一さん主演のドラマ『SP 警視庁警備部警護課第四係』の監修もしている方なんですよ」

これなら自分にもできるかも......撮影に遭遇し、若き日の夢がよみがえる


――自衛官、スキューバダイビングインストラクター、警備員と経験されてきた中、"新しい人生"としてなぜエキストラの道に?

「女子大学で警備の仕事をしていた時、学内で行われていたドラマのロケに遭遇したんです。実は、高校時代にやりたかったのは撮影現場に携わる仕事でしたが、家は代々教師の家系で、役者はおろか裏方になることも許されなくて。諦めて大学に進んでからはその夢をすっかり忘れていました。

その数年前に、娘が『カリフォルニア大学のシネマ学科に行きたい』と言ったとき、自分も撮影現場で働きたかったことを思い出したんです。周囲は反対しましたが、私は娘を応援してやりたくて。定年までまだ時間もあったので、自分の夢を娘に託すことで折り合いをつけていました」

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「でも、ロケを見て若いころの夢がよみがえってきて。『やっぱり撮影現場に携わることがしたい』と色々と調べていく中で"エキストラ"という手段を知り、『これなら自分にもできるかもしれない』と思いました。最初は警備の仕事と平行していましたが、現場に携わることがうれしくて、エキストラの方が楽しくなって。2年前、57歳のときに一念発起して仕事を辞めました」

――ご家族の反対はなかったですか?

「定年まであと3年でしたから、妻には『もう少し待てば退職金がたくさんもらえるのに』と止められましたが、今辞めても退職金は変わらないことを伝えたら『すぐに辞めて好きなことしなさい』と(笑)。妻は日本のピラティスの第一人者のひとりで、30年以上自分も仕事をしていますから、好きなことをやることにも理解を示してくれました」

気になるエキストラの収入は? 金銭ではない魅力とは!?


――これまでの職業での経験が、役者として役立っていることは?

「医者や教授、弁護士といった"制服"の役柄が多いですね。姿勢や、立ち振る舞いからか警官役も多く、自衛官時代の敬礼が活かせました。

映画『空母いぶき』で海上自衛隊幹部の役をさせていただいたときには、西島秀俊さん、佐々木蔵之介さん、藤竜也さんに自衛官の制帽を携帯するときの持ち方をレクチャーさせていただく機会がありました。さすが、みなさんすぐにマスターされましたし、その姿もかっこよかったです。ただ、私が余計なことを言ってしまって(笑)。パーティーの場面だったのですが、実際にはパーティーのときは制帽を携帯しないと口にしたところ、そのシーンでは制帽なしになってしまいました」

――その他には、どんな作品に出演されましたか?

「映画『マスカレード・ホテル』、NHKの朝ドラ『なっちゃん』、WOWOWのドラマ『ポイズンドーター・ホーリーマザー』、テレ東のドラマBiz『スパイラル~町工場の奇跡~』など、これまでにエキストラとして80本ほど出演させていただいています」

――失礼ですが、エキストラの収入はどのくらいですか?

「今は月20本ぐらいやっていて、1本3,000~3,600円、それを超えると1時間につきプラスという収入。アルバイトよりもはるかに低いギャラではあります」

――それでも、早期退職してでもエキストラの道を選んだ理由は?

「お金じゃないですね。照明さんや音響さんなど、たくさんの人の手を合わせてワンカットずつ積み上げられていく撮影現場にいられるのがうれしくて。ようやく夢がかないました。今とても幸せです。
これからもエキストラを続けて、いろんな現場に携わりたいですね。私は現場の臨場感が好きなので、出番以外も控室で待っているのではなく、ずっと現場を見ていたいんです」

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画面に映る自分の姿にショックを受けたことも


――今の人生よりさらに"新しい人生"を選ぶ可能性はありますか?

「今で十分満足ですが、欲を言えば役者になりたいですね。実は、エキストラを始めて少したったころ、役者を目指して養成所でレッスンを受けたこともありましたが......。画面に映った自分の姿を見て、『なんだ、この5頭身は!』とショックを受けて(笑)。日頃から、娘に『お父さん、ゴリラみたい』と言われていましたが、その意味が分かりました(笑)。まだまだハードルは高いですが、役者にチャレンジするという夢は持ち続けたいですね」

――最後に、"新しい人生"を選ぼうか迷っている方、踏み出すことに躊躇している方に、メッセージを!

「私も行き当たりばったりなので大したことは言えないのですが、いろいろな職業を経てきた中で、昔からの夢だったことに近づけた今が一番楽しいです。私も親に反対されましたし、親の立場から言えば子どもには安定してほしいですが、親が良かれと思って言ったことが必ずしも自分に当てはまるとは限らないですから。それでも『これをやりたい!』と思ったときが、"新しい人生"へのチャンスなのかもしれないですね」

自衛官、ダイビングのインストラクター、警備会社勤務など、様々なキャリアを経た竹岡さんがたどり着いたのは若き日に夢見た場所でした。

夢を追いかけるのに、"もう遅い"はない。

それを、竹岡さんが身をもって証明してくれています。

取材協力:古賀プロダクション
http://www.koga-pro.com/

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竹岡さんのように「新しい人生を始めてみたい!」と思ったあなたに"新しい人生"をプレゼント! 4月21日(土)よりBSテレ東でスタートする「カンニング竹山の新しい人生、始めます!」(毎週日曜夜9時放送)から、10週にわたり合計12名様にビッグチャンス。乗馬やヘリクルーズ、ボーカルレッスン、スキューバダイビングなど、いつか挑戦してみたかった400種類以上の体験ができるカタログをプレゼント。あなたも番組を見て、新しい人生をスタートさせてみませんか?
プレゼントの詳細はこちら


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4月
21()スタートの「カンニング竹山の新しい人生、始めます!」(BSテレ東/毎週日曜夜9)は、今年で48歳になるカンニング竹山とともに、今後の人生を考える番組。人生100年時代"といわれる長い人生を楽しく生きるために、「移住」「開業」「再就職」「健康」「資産運用」「相続」「趣味」など、40歳代から知っておきたい、新しい人生の選択肢となる生活をしている方や情報を紹介していきます。初回放送は、横浜で人気のパン屋を開業した元銀行員に密着。通常の三分の一の資金で開業したプランとは!?
番組サイトはこちら:https://www.bs-tvtokyo.co.jp/atarashii/

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カンニング竹山の新しい人生、始めます!

カンニング竹山の新しい人生、始めます!

人生100年時代。充実した生活を送ることが、極上の晩年を迎える鍵になる!人生を後半戦を迎えるにあたり身近で関心が高い人生を明るく彩るための多様なテーマを採り上げるトータルなライフスタイル情報番組です。

放送日時:BSテレ東 毎週日曜 夜9時放送!

出演者

【メインMC】カンニング竹山 【アシスタント】角谷暁子 (テレビ東京アナウンサー)

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