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世界中に子孫81人! 南米秘境で暮らす89歳の日本人、破天荒すぎる人生とは:ナゼそこ

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テレ東

2019.10.13 世界ナゼそこに?日本人

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世界で活躍する知られざる日本人を取材し、ナゼそこで働くのか、ナゼそこに住み続けるのかという理由を波瀾万丈な人生ドラマと共に紐解いていく「世界ナゼそこに?日本人~知られざる波瀾万丈伝~」(毎週月曜夜9時)。「テレ東プラス」では、毎回放送した感動ストーリーを紹介していく。

破天荒な生活を送る元気な89歳


今回は、世界135万人の邦人から発掘した、強烈キャラの日本人スペシャル! 世界各地に81人もの子孫がいる、元気すぎる超破天荒な89歳のおばあちゃんに注目した。彼女はなぜ日本から遠く離れた南米パラグアイにやってきたのか? そこには驚きのワケがあった!

日本から約34時間! 大移動を経て、パラグアイ共和国に到着。早速おばあちゃんの自宅に向かうと、おばあちゃんの娘の夫、阿部アンヘルさん(51歳)が出迎えてくれた。

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アンヘルさんに呼ばれて現れた人物こそ、強烈キャラの日本人・山本てるさん(89歳)。通称は「てるばあちゃん」。高齢とは思えないしっかりとした足取りで歩き、元気に「いらっしゃい!」と挨拶してくれました。

強烈ポイント1:世界中に81人の子孫が存在


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てるさんには、子ども・孫・ひ孫・玄孫含めてなんと81人の子孫がおり、現在は末っ子の娘・絹子さん(43歳)とその夫アンヘルさん、孫の繁則くん(14歳)、千恵美ちゃん(9歳)と生活している。

強烈ポイント2:インコと親友


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そんなてるさんのお友達は、4歳のオウム・ポリコ。赤ちゃんの時からてるさんが育てている。なぜポリコという名前なのかと聞くと、「だいたいこういう鳥はポリコ!」とのこと......!?

強烈ポイント3:89歳でも声量抜群!


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夜な夜な繰り出すのは、三度の飯より好きだというカラオケバー。89歳とは思えない抜群の声量で歌い上げる!

毎日楽しく人生を謳歌しているように思えるてるさん。だが、その裏には壮絶な人生ドラマがあったという。一体彼女の身に何があったのか? その謎を探るべく、てるさんの日常に密着した。

起床時間は毎朝5時。てるさんの1日は、南米原産のマテ茶を飲むところから始まる。そこに孫の繁則くんがやってきた。将来メジャーリーガーを目指している繁則くん、パラグアイ代表チームに所属する有望な野球選手なのだ。

強烈ポイント4:1日10本以上のタバコ


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家族が揃ったところで、満足げにタバコを吸い始めるてるさん。なんと89歳にしてタバコの量は1日10本以上! 好きな銘柄は「ルッキー」とのことだが......箱を見たところ、どうやら「ラッキーストライク」のようだ。

子どもたちを送り出したら、朝食の時間。今日は野菜たっぷりの味噌汁と味噌焼きおにぎりだ。娘の絹子さんは、最近食欲が落ちてきたてるさんを気遣い、少しでも多く食べてもらおうとこっそりおにぎりを大きめに作っている。

強烈ポイント5:通常の2倍のスピード!


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てるさんの今の生きがいは、週4で楽しんでいるゲートボール。この時ばかりは、動くスピードは通常の2倍!

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この日は絹子さんの車でお出かけ。行き先はなんと、地元の若者に人気のエステサロン! シミやシワが気になるてるさん、月に一度は訪れているそう。

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夕方には、チパというパラグアイの国民的パンを買いにお店へ。てるさんはチパが大好きなのだが、最近入れ歯の噛み合わせが悪く、痛くて食べられないのだとか。

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夜、繁則くんが野球の国際試合でドミニカ共和国に向けて旅立つとき。家族とのしばしの別れを惜しみ、一人ひとり抱きしめる繁則くん。てるさんともしっかりハグ。

強烈ポイント6:89歳なのに即席ラーメンにどハマり


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繁則くんを見送ると、夕食を作り始める絹子さん。最近とある即席ラーメンに凝っているてるさん、夕食は「これ以外絶対に食べたくないわ!」と絹子さんを困らせているそう。それでも絹子さんは、少しでも体に良い野菜をと、ほうれん草やネギを混ぜている。

翌朝、絹子さんに足の爪を切ってもらうてるさん。最近目が見えにくくなり、自分で切ると肉まで切る恐れがあり危険なのだ。小さい頃は自分も爪を切ってもらっていたので、「今は私がやる番かな。これぐらいしかやってあげられないし」と絹子さん。

89歳ともなると体の不調も多いもの。てるさんの部屋には、緊急時に備えて医療用の酸素ボンベが置かれている。つい半年前にも好物のツナ缶を気管支に詰まらせ、生死の境を彷徨った際に使ったという。そして今回の取材中にも、恐れていた事態が!

突然てるさんが、うまく呼吸が出来ず苦しみ始めたのだ。どうやら喉に何かが詰まっているようで、車で救急の夜間病院へ。検査の結果、何も詰まってはいなかったものの、喉に軽い炎症を起こしているとのこと。

幸い大事には至らなかったが、高齢のため、日々のちょっとしたことが命取りになりかねない。しかし、そもそも一体なぜ、てるさんは日本を離れ、パラグアイにやってきたのだろうか?

3度の結婚、命がけの高齢出産......移住先での波乱万丈人生


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大正14年、宮城県に生まれたてるさんは、わずか17歳で結婚。12年間で7人の子どもを授かった。大家族で賑やかな日々を送る一方、悲しい出来事が。

戦後の食糧難による栄養不足が原因で、3人の子どもたちが1歳にして亡くなってしまったのだ。てるさんは「大切な家族をもう絶対に失いたくない」と思い、苦しい日本の生活に失望して、農業移民としてパラグアイに移住する。

しかし、異国での生活は決して楽ではなかった。4人の子どもたちを食べさせるために夫婦で必死に働いたという。そんな中、てるさんは移住後に5人出産。これで合計12人の子どもを出産したことになる。

上の子どもたちは大人になり、次々と巣立っていく。だがその裏で、二度の悲しすぎる出来事が。夫が畑での作業中に事故死。再婚した夫も、8年後に突然の脳溢血で帰らぬ人に。二人とも、家族のために必死で働いた末の悲しい結末だった。

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まだ幼い6人の子どもたちを抱え、シングルマザーとなったてるさん。絶望の中、友人の紹介で3度目の結婚に踏み切る。ところがこの結婚によって、人生最大の選択を迫られることに!

3番目の夫との間に、てるさんは13番目の子どもを妊娠。しかしこの時すでに46歳、当時の高齢出産は命の危険を伴うもの。周囲はてるさんの体を心配し、出産に反対する声も多かったという。

これまで12人の出産を経験し、誰よりも命の大切さを知っているてるさん。
「生きたくても生きることが出来なかった、今は亡き3人の子どもたち......。だからこそ、たとえこの命に代えてでも絶対に産みたい!」

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そんな思いから決死の覚悟で出産に挑み、無事13番目の女の子が生まれた。が、喜びも束の間。夫が肝臓ガンで亡くなってしまったのだ。

46歳で再びシングルマザーになったてるさん。さすがにもう再婚は難しいと考え、夫が残してくれた農地で身を粉にして働き、命がけで産んだ子を養うことに。その子こそ、現在てるさんに恩返しをするかのように世話をしている、絹子さんなのである。

この日、てるさんは3年ぶりに"家族の大切な場所"へ。実はその場所にこそ、貧しい生活や子どもの死を乗り越え、多くの子孫を残すことが出来た真相が隠されていた。

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その場所には、亡くなった3人の夫の墓が。てるさんは墓前で手を合わせ、今こうして生きていられるのは、あなたたちのおかげだと心の中で語りかける。

そう、てるさんが子どもたちを立派に育て上げ、つらい出来事を乗り越え多くの子孫を残してこられたのは、3人の夫がいつも助けてくれたからなのだ。

てるさんは今、愛する家族と共にいられる幸せを噛み締めている。その気持ちは、命がけで産んでもらった末っ子の絹子さんも同じ。そんな絹子さんが、母・てるさんへの手紙を読み上げた。

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小学生の頃に足が弱かった絹子さんを送り迎えしてくれたこと、畑仕事で疲れていたのに足を揉んでくれたことに感謝し、「今は幸せかい?」と聞く絹子さんに、てるさんは「生まれてから一番幸せ!」と。

そして「産んでくれてありがとう」「今まで頑張ってくれてありがとう」と続ける絹子さん。花束を受け取り、「これからも、よろしくなぁ」というてるさんの目には、涙が。

日本から遠く離れた南米パラグアイの地に、愛する家族に囲まれながら亡き夫を想い続ける、一人の日本人女性がいた。

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そして10月14日(月)夜9時放送の「世界ナゼそこに?日本人~知られざる波瀾万丈伝~」は、特別企画! 海外のみならず日本国内にも、思わず「ナゼそこに!?」と言いたくなるとんでもない秘境に住む人々がいる。岐阜県の山奥でひっそりと暮らす老夫婦。車も携帯の電波も入らない、険しい山道を徒歩で3時間も歩かなければ辿り着けない「交通困難地」にナゼ住んでいるのか? 彼らが住み続ける理由を探ると、そこには衝撃の物語が!

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番組情報INFORMATION

世界ナゼそこに?日本人

世界ナゼそこに?日本人

世界で活躍する知られざる日本人を紹介する新番組。ナゼ海外で働くのか?日本から遠く離れた土地で働く理由を波欄万丈な人生ドラマをまじえて紐解いていく!

放送日時:テレビ東京系列 毎週月曜 夜9時放送

出演者

【MC】ユースケ・サンタマリア、新井恵理那

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