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渋谷が突如ディズニーランドに!? パワフルコンビーフ、これがディズニーものまね1000日間の威力だ

ライフ

テレ東プラス

2019.10.7

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ミッキーマウスの耳のカチューシャ、ダッフィーのポシェット、シンデレラのドレスを着た小さな女の子。──ん!? なにかが変だ。この光景は舞浜駅の特権であり、ディズニーリゾート内だけのコスプレのはず。しかしここは渋谷だ。

前置きが長くなったが、まるでディズニーリゾートか、はたまた2.5次元アイドルの舞台かと思わせる光景が、今やお笑いコンビ「パワフルコンビーフ」のライブだ。

コウタが2016年12月17日からインスタグラムではじめた"ディズニーものまね"。それがめでたく功を奏し、1000日目となった9月12日、渋谷で単独ライブが開催されたのだ。その"珍しいライブ"の模様と、ディズニーものまねのほんの一部を紹介する。

最初は"キモイ"でも、じわじわ"かわいい"、コウタの魅力


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ある時は『リトルマーメイド』のアリエルに、またある時は『ピーターパン』にと、映画の1シーンを再現するものまね。記念すべき1日目は「昔のミッキーマウスの拍手」だった。

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現在、再生回数(※)1万600回という初回だが、当時はわずか100回程度だった。それなのに、日を追う毎にその数字にすら届かず、もはや"身内以外は見ていないのではないか"という状況に陥る。
※ 再生回数は2019年9月22日現在のもの

しかし爆発の予感が訪れたのは80日目にアップした「マーメイドラグーンシアターのアリエル」。その時のことをコウタは「1日の再生回数500回を記録した時、その数字の大きさに怖くなったことを覚えています」と話す。ディズニーリゾート内で起こる"あるある"や、キャストやアトラクションの"クセのある動き"こそコウタの真骨頂だ。

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前日とは打って変わって髪を赤く染めたコウタが、裸の上半身に貝のビキニ姿でカメラの前に。どこか吹っ切れた感のあるコウタの快進撃がこの日を境にはじまる。この日以降の動画は、今日現在1万回に近い再生回数を維持しながら、その後1年が経とうという300日目では1万回を超えている。

当初「365日毎日配信」を目標にスタートした企画だが、この好調ムードに後押しされ、コウタは急遽「1000日」に引き上げると緊急告知。それに喜んだフォロワーがますますコウタを押し上げていった。

今日現在までの上位再生回数(※)はこちら。
1位 655日目/10万1,886回
「人気のキャストのおおくらさん」
2位 586日目/8万1,741回
「ワンマンズドリーム・シャイニングスターの♪何でも出来る♪の所のダンス」
3位 606日目/7万4,859回
「もう本当に好きすぎでフリも一緒に踊っちゃうキャスト」
※ 再生回数は2019年9月22日現在のもの

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しかし、是非おすすめしたいのは、夜の沖縄の海辺で録ったという「浜辺で人間の世界に憧れるアリエル(386日目)」と、子ども用風車を船の操縦桿に見立て、くるくる回しながらガイドする「昔のジャングルクルーズの最後の注意(373日目)」だ。とても馬鹿らしくていい。

"ディズニー無知"な兼重の存在が、ファンを喜ばせる構図


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単独ライブ中、コントとコントの合間には事前に収録したVTRが流された。ディズニーのことをほとんど知らない、一人だけ"アウェイ"状態の兼重に対し、さまざまなクイズが出題される。たとえばこんな具合に。

Q1 (「くまのプーさん」に登場するピンクのブタのぬいぐるみ・ピグレット)の画像に対するキャラクター名は?
兼重 「ピガー」
──恐らく「ティガー」と「ピグレット」が混ざってしまったことだろう。
不正解とはいえ、可愛い間違いに会場は笑いで沸く。

Q2 (映画『ポカホンタス』の主人公ポカホンタス)の画像に対するキャラクター名は?
兼重 「プリンセス・ミキ」
──誰と間違えているのかさっぱり理解できない。会場は悲しい笑いに包まれる。

Q3 (ダッフィーのお友達・ウサギのステラルー)の画像に対するキャラクター名は?
兼重 「......ミッフィー」
──これはいけない。ウサギつながりとはいえ、苦し紛れにディズニー以外のキャラクター名を言ってしまった。会場は全員固まった。

会場はディズニーリゾート状態、お客さんはほぼ"インスタ仲間"


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お笑いのライブで、このような光景を見たことがない。会場内は若い女性を中心に、小さなお子さん連れのお母さんなどが埋め尽くしているが、皆一様にディズニーグッズを身に纏っている。

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しかも観客たちは、自分の席にゆっくり座って開演を待つのではなく、前に後ろに、右に左にと足早に移動し、顔見知りを探しては手を振って挨拶するなど急がしい様子。「あー! ●●さんなんですか!? うれしい、逢えた!」という声もあちこちで飛び交う。

この異様な光景を不思議に思い、ある男女のグループに声をかけてみる。「皆さんは会社のお仲間か何かですか?」と問うと、一瞬ポカンとした間があった後「インスタですよ〜(笑)」と笑いが起こる。

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つまり、この会場を埋め尽くしているのは、ほぼ全員といっていいほどコウタのインスタのフォロワーであり、コメントをアップすることを通じてフォロアー同士も馴染みになったというパターンのようだ。これはまさに"オフ会"ではないか!

そしてここに集まった皆さんは、ディズニーものまね1000日目を祝福に駆けつけたのだという。会場で出会った親子に話を訊いてみた。

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お母さんの谷田恵奈さんと、娘さんの優奈(ゆうな)さんに話を伺うと「ディズニー好きなので、ディズニーものまねのインスタを探していると、友人から『おもしろい芸人がいるよ』と紹介されて知りました。ディズニー芸人の方はわりといますけど、コウタさんはかなりマニアックなところを突いてくる。そこが真のディズニーファンには堪りませんよね(笑)」と話す。

聞けば365日区切りで開催している過去数回のライブにも足を運んでいるという。ファン同士のつながりはもちろん、親子の共通の楽しみにもなっているようだ。

記念すべきインスタグラム1000日目の映像は「会場のみんなと」


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1000日間──つまり2年半強、毎日休まずネタを考え、衣装を用意し、セリフやダンスを覚えてインスタグラムにアップし続けたコウタ。時には「いやぁ〜インフルエンザになっちゃった時もあって大変な時もありましたよね〜」と振り返る。

「録り溜めはしない」「ネガティブなネタはやらない」
これだけは守ると決めて臨んだインスタグラム投稿。そこには相方・兼重の理解と、計り知れない家族の協力が大きい。時折登場する娘の優多(うた)ちゃんと息子の耀多(ようた)くんもパパを盛り上げている。単独ライブのこの日も、2人が揃って壇上に姿を見せると、会場からは「わぁ〜!」という歓声が。可愛らしい姿だけでなく、共に創り上げてきた同士のような労いの気持ちがあったのではないだろうか。

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渾身の1000日目のディズニーものまねは、コウタが観客席に座った形でみんなと作る、「割と大勢いるところでディズニーものまねを見ていたら音がなっちゃって恥ずかしいやつ」だった。

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1000日目を迎えたコウタに対して、相方の兼重は「彼は本当にハッピーな人ですからね、僕も一緒にいて気持ちがいい。その雰囲気が一番伝わりやすいのがディズニーものまねだと思うので、こうしてみんなで楽しい時間が迎えられたことに感謝しかないです」と話す。

パワフルコンビーフは結成16年。それでも未だに仲がいい。また、コウタのインスタを見てもわかる通り、娘も息子も、時には自身の母親までも登場させ楽しそうな映像を届けている。恐らくカメラを回しているのは奥さんではないだろうか。

今回、たまたま渋谷がディズニーリゾートさながらの熱気に包まれたが、コウタの生き方こそ、自身もみんなもハッピーであることを願い、人々に夢を与えたいと願うディズニーそのものなのではないか──とは、褒めすぎだろうか。

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【プロフィール】
パワフルコンビーフ
松竹芸能所属のお笑いコンビ。2003年より活動する。
コウタ 1984年5月22日生まれ 埼玉県出身
兼重清志 1979年8月23日生まれ 大阪府出身

コウタ インスタグラム
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