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ヨット界のロールス・ロイスから実写版『ワンピース』まで! きらびやかなヨットショーの世界を歩いてみた

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テレ東プラス

2019.11.21

yacht_20191121_00.jpg▲画像提供:2019ヨコハマフローティングヨットショー事務局(以下、YFYS事務局)

風をつかまえて走り、静かに、心ゆくまで波に揺られて遊べるエレガントな乗り物、ヨット。昔から世界中の富裕層に愛され、ドイツやフランス、アメリカ、モナコ、ドバイなどでは毎年、ゴージャスなヨットショーの祭典が繰り広げられています。

実は、この日本でも毎年、春秋シーズンになると横浜や神戸といった港に、目がポーンと飛び出しちゃうような価格のヨットが国内外から数多く集結しているのをご存じでしょうか?

yacht_20191121_01.jpg▲画像提供/YFYS事務局

かくいう今年も、神奈川県にある横浜ベイサイドマリーナ(YBM)で9月27日から3日間、「2019ヨコハマフローティングヨットショー」が開催されました。普段はなかなかお目にかかれない高級ヨットの世界を歩いてみましょう!

2億円超えの艇も登場! 豪華ヨットの世界をのぞいてみよう


yacht_20191121_02.jpg▲画像提供/YFYS事務局

お行儀よく桟橋に並び、来場者を今か今かと待つ16艇の高級ヨットたち。愛好家からすれば、ヨット界のハリウッドスターとでも言いたいような顔ぶれです。

いざ、波間に揺れるヨットのブラリ試乗ツアーに出発! 乗ってみて思わずホーッとため息がこぼれてしまった3艇を、駆け足でご紹介しましょう。

ヨット界の"ロールス・ロイス"「スワン54」


フィンランドで半世紀にわたって卓越した建造技術を誇る「ナウターズ・スワン」。伝統と最新技術を駆使して建造するスワンブランドのヨットは、そのステイタスの高さから、人呼んでヨット界の"ロールス・ロイス"とも呼ばれます。

今回のヨットショーにはそんな高名な艇の一つ、「スワン 54」(全長:16.48m/全幅:4.75m)が展示されていました。普段は滅多にお目にかかれないスワン艇に試乗できるのは、まさにこうしたショーならでは!

yacht_20191121_03.jpg▲画像提供/YFYS事務局

伝統的な気品を重んじ、快適な居住空間と高い帆走性能を追求していることで知られるスワン艇。耐航性も高く、荒れた海でも揺れずに安定して航行できるといいます。

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キャビンへのステップを降りると、右舷には広々としたギャレー(キッチンのこと)。冷蔵庫があり、電気や水、コンロもちゃんと使えます。

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一方、左舷にはシャワールームとトイレがありました。

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自然光がいっぱいに差し込むダイニングルームは、シンプルで温かみがあって、まるで洗練されたホテルの一室みたい。もちろん、エアコンも完備です。船首にはダブルベッドの置かれた寝室がありました。

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「ここは?」となんとなく開けた扉の向こうに、もう一つのダブルベッド。この限られたスペースで、こんなにも広々とした空間を作りだす設計の技は見事です。

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さて、このスワン艇、実際に帆を上げて走るとこんな姿に! か、かっこいい......!

まるで洋上の一軒家!? モダンな「バリ4.1」


yacht_20191121_09.jpg▲画像提供/YFYS事務局

南フランスからやってきた「バリ4.1」(全長:12.35m/全幅:6.72m)。どっしりと頑強な船体はまるで洋上の一軒家。とってもモダンでスタイリッシュな船です。

yacht_20191121_10.jpg▲画像提供/YFYS事務局

「バリ4.1」は船体が2つある"カタマラン"と呼ばれるタイプのヨット。両端からそれぞれニョキ、ニョキと出て、海面に接している2つの船体が見えますか? 船体の内部はベッドルームになっています。バウデッキ(船首側の甲板)に、ソファスペースが設計されています。

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さすがは船体を2つ持つカタマラン、メインダイニングも驚きの広さ。カタマランは揺れに強いことで知られ、この日もほとんど揺れを感じませんでした。

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計器パネルやスイッチが並ぶコックピットがあったり......

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広々としたギャレーがあったり。船首を向いた大きな窓から進行方向を眺めながら料理ができます。

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船首にあるベッドルーム。この広さのキャビンがあと2室あり、シャワーやトイレも完備されています。単身者用のマンションよりもはるかに広い!

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ここはメインダイニングやギャレーのあるデッキを1階とすれば、2階に位置するフライングブリッジ。曇天で残念だったけれど、見晴らしはバツグンです。運転したら気持ちよさそう!

濃紺の船体がかっこいい! 純国産の「オカザキ33デッキサルーン」


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日本に残された唯一と言ってもいい造船所「岡崎造船」が建造する「オカザキ33デッキサルーン」(全長:9.98m/全幅:3.25m)。パワフルな機走力と、日本の荒れやすい海も快適かつ安全に楽しめる質の高さで知られています。

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大きな舵輪のある操舵席。デッキには、耐水性に優れた希少なチーク材がふんだんに使われています。

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自然光がいっぱいに差し込むキャビン。木のぬくもりを感じる、ナチュラルで落ち着いたインテリア。妙に落ち着くのは、日本の艇だからでしょうか? いればいるほど船の中とは思えない、まるでオシャレな家のよう......ああ、住んじゃいたい!

yacht_20191121_19.jpg▲画像提供/YFYS事務局

フランスやドイツ、フィンランドといった外国産の艇が目立つヨット界において、日本のヨットの明日を背負って力を尽くす「岡崎造船」。その国産ヨットのクオリティに胸が熱くなりました。

まるで実写版『ワンピース』!? 大型帆船「みらいへ」にも乗船


yacht_20191121_20.jpg▲画像提供/YFYS事務局

ヨットショーの会場にはなんと、ヨットの親玉とでもいいましょうか、大型帆船「みらいへ」(全長:52.16m/全幅:8.60m)も来航していました。帆の総数は13枚。マストの高さは約30m。なんて大きいんでしょう! 「みらいへ」は日本で唯一、一般人が自由に乗ることができる帆船なのです。

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こちらには、船長をはじめ、航海士、機関士、料理長など、『ワンピース』のキャラクターのような役職のスタッフが実際に乗船しています。クルーのほか、旅客40人(1日コースの場合60名)が泊まれる部屋もあって、航海プログラムに参加すれば、宿泊することも可能です。

広々とした内部を少し探検してみましょう!

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こちらはブリッジ。舵輪があり、計器類がずらりと並んでいます。船長や航海士たちは、ここから船の針路を見守るのです。

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大きな海図にコンパスをあて、距離を割り出す航海士さん。アナログだなぁ、なんて思いきや、電波が入らないことも多い海上を進む上ではこの方法が最も確実なのです。

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こちらはギャレー。たくさんの乗組員や宿泊客のごはんを一度に作るコック長の居城です。ピカピカに磨かれた大きな鍋やフライパンが並んでいます。

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ここは2段ベッドが2つあるキャビンの一つ。泊まる際は自分でシーツを敷き、布団と毛布をセットして休みます。

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シャワールームはこんなところ。数ヶ月の長い航海になるケースもあることから、洗濯機や乾燥機も完備されています。

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最後に、これはマストの上から見おろしたメインデッキの光景。「みらいへ」では、トレーナーの立会いのもと、安全装置を身につければ約30mあるマストに登る体験もできます。最初は怖いけど、実際に登ってみると達成感でいっぱいに! 航海中は参加者が自然にチームワークを発揮し、次々と苦手意識の殻を破っていくため、企業研修の場として活用されることも多いそうですよ。

次のヨットショーは来春? アウトレットも完成予定!


yacht_20191121_28.jpg▲画像提供/YFYS事務局

豪華なヨットから大型帆船まで、さまざまなタイプの船を満喫できた今年のヨットショー。こうした展示会は、全国のマリーナで行われています。ちなみに、この横浜ベイサイドマリーナでの次回の開催タイミングはおそらく来春。毎年3月に行われる恒例の「ジャパンインターナショナルボートショー」があるはずです。

現在は工事中のアウトレット「三井アウトレットパーク横浜ベイサイド」も、来春リニューアルオープンを予定。ちょっと先になりますが、この機会にぜひ優雅な海の世界をのぞいてみてはいかがでしょうか。

【取材協力】
ヨコハマフローティングヨットショー事務局(株式会社 舵社)
住所:東京都港区浜松町1-2-17 ストークベル浜松町3階
電話番号:03-3434-5181

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